スピリチュアルとか霊的な世界では

指導霊という概念がある

すべての人に憑いていて
肩の上あたりにいて
人生の道筋をエスコートする役割　的な。

んで、霊格だとか位みたいなもんに応じて
ふさわしい偉い指導霊になったり、今の状態に応じて入れ替わったり

的な感じ。

自分は視えるわけでもないし、感じているわけでもなく
説明を聞いてもよくわからんのだけど、おそらく「あるのだろうな」というのはわかる程度。

それから、「ん？これはちょっと違和感あるなー」と
日常で働きかけているのをなんとなく感じることもあるって感じ。

複数か何体か　そのうちの誰が　とかも全くわからないけども。

概略だとか霊界の仕組みだとか
見えます　お告げです　みたいなことはそういう人たちに任せるとして

ここではあまり言われていないことを書いていく。

そういう人たちの語る　共通点

・指導霊は素晴らしい
・指導霊は常に正しい
….
・常に本人の最善を考えている
・すべて知っている
・いつも見守っている
・人間より上位の存在である
・人間は謙虚になり（一方的に）学ばなければならない
・そして感謝すべきである

う～ん。。。

あのね。全然違うって私は思っていますよ。

この感じ、何かに似てますよね

親は常に正しく敬われ、感謝すべきだ　とか

武家や、大日本帝国や、
会社や、組織や、先輩や上職は

常に敬われるべきだ　とか。

それらが良くも悪くも解体されてきた中で、

いい加減に気づく時期だということが、

指導霊　のような概念にも言えると思いませんか？

完全な存在などではなく、不完全な存在である

教えるー教えられる　という
完全絶対な一方的な関係性はこの世になく、

それはこれまでレベルの低かったすべての存在の間での
よくわからないプライドやこびりついた情念を整理するための
束の間の不自然な虚構であり、

すべての存在はお互いに影響を及ぼしあっているということを
いい加減悟りませんか？

そもそも、偉いと思われないと　へそを曲げそうな指導霊とか神ってさ..

根本から変だって気づきませんか？

指導霊だとか　神　といわれたもの
（真の創造主を除き）　すべては人間と同様に

未熟で断片的で欠陥だらけであり、
単に人間に使えない力を使えるという違いだけしかない　

別のフェーズで修行している　同じような存在である

企業に例えれば、店員か新人かスーパーバイザーか　
みたいなくだらない違いであって

本当に成熟するということは、
権力や能力の違いを振りかざしてことを思い通りにすることでは断じてなく、

店員なら店員、店長なら店長で、
その場その時の最善を尽くし、
その中で最高に学び取る以外のことではなく、

権力や　どちらが上だとか　指導するされるとか
そんなことに執着して意識が向いている時点で取るに足らない存在であるということ。

人間と指導霊の関係にも、

親子や上司部下と同様に、

当てはめ場所がなく（上司がそこしか組織でうまくハマらないとか）

明らかに部下にとっては力不足どうしようもないが、

仕方なく指導されてあげながら、上司の体裁を保つように

未熟な上司を導いている　そういう関係もあるということ。

そう、人間界とまったく変わらないんですね。

だから、

指導霊の「欲（意識レベルのこだわり）」とか

方法や道筋に、指導霊由来の余計なものが入っている　とか

示したい　気づかせたいものの　現れ方が不自然で押しつけがましい　とか

そういうことは実際にあって、

それでありながらも、　それをも受け止めて気づき、

指導霊が人だった時にできなかったような

素晴らしい受け止め方で「こと」が収められたときに、

自分の指導した以上のことを、自分の未熟さも含めて処理してくれたことに

指導霊もまた感銘をうけて変化する　というわけです。

もっと次元の高い話をするなら、

すべての権力的なものを欲し、その立場を確保して
関係性を持ちたがる存在というのは

そういう「保険」「安全装置」がないと関係性が築けない
学べないほどに本来の意味での悪いプライドが高く　

それこそが実は最大の課題であり、

いきなり裸で飛び込むことができないので、
教えているテイで実は人柱的な意味で
子供や部下や、　取りついた存在に　代理で体験させ、

徐々に学びながら、自分もいつか飛び込める日を夢見ているわけです

ということもあれば、

って感じでね。

人間に対しても霊に対しても。

関係性にどうしても含まれる毒、虚構を薄め崩していき
本当に大事なものを一緒に深めていけたらといつも思っているんですね