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Joyの複業日記 第5号 サービスの受け手として一生を終えるのか、それとも提供者にまわるのか。

多くの人はモチベーションを高めることに時間を使いすぎている。セミナーに行ったり、自己啓発本を読んだり、上手くいっている人のTwitterやブログを眺めたり。

何を始めるにも助走をつけすぎで、振りかぶりすぎ。

先日会社の同僚が簿記3級の勉強をすべきかどうか迷っていた。彼は、会計を重視した敏腕経営者の著書を読んだり、会計の知識を得て社会で活躍している人の取材記事を参考にして、簿記を勉強するべきかどうかを悩んでいるという。経験上簿記3級は1週間本気で勉強すればマスターできるので、彼の場合、勉強を始めるかどうか悩んでいる時間があれば習得できたはず。

意識を高めてマインドを変えることよりも、現状を変えるために具体的なアクションを取った方がいい。株で億万長者になった人の生活ぶりをネットで調べて羨む時間があれば、証券口座を開設して1万円でも投資してみればいい。

サービスの受け手として一生を終えるのか、それとも提供者にまわるのか。それを決めるのは実力の有無では無い。たった今この瞬間から始めるかどうか。ただそれだけで決まる。

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