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怖いから、駐車場内の歩行は細心の注意を払っている。

家内が車椅子を利用するため、ショッピングセンターなどの駐車場内での移動は、兵士の如く鋭く周囲を見渡し、忍者の如くしたたかに先読みを駆使しながらの極度の緊張状態です。

車椅子優先スペースへとすんなり駐車できる時は未だしも、一般スペースに止めざるを得ない際は冗談抜きの戦闘態勢で挑んでいます。

というのも、まさか歩行通路を車椅子が通るとは、殆どの人が心構えするはずもなく(それはそれで仕方がない、レアケースでしょうから)、身勝手に通路を跨いで停止し同乗者を迎え待ったり、わずかな距離だからと言わんばかりに正々堂々と逆行して駐車スペースを確保したり、停止線はあって無いようなもので、せめてもの徐行にもなっておらず平然と通過する車両も多い。

出船形式と呼ばれるバック駐車が安全であるにも関わらず、トイレを急ぐのか買い物を急ぐのか、車両の頭から両隣の境界線を超えて斜めに止めて平気な人もいる。

ただでさえ狭いスペースを縦横に区切った空間です。一人ひとが少しの気配りで、せめて空間を均等に利用しようとしなければ、様々なところにシワ寄せが生じてしまいます。

高齢者ドライバーによる駐車時に、輪止めを勢いよく乗り越えてしまう恐ろしい場面にも幾度か遭遇しました。

このような環境下では、はっきり言って信じれるのは自分自身の感性だけで、動いている車、動こうとしている車、止まろうとしている車の全てを見届けた(目視確認した)上で、空いた空間を移動するのか止まるべきかを判断しています。

車椅子を押される身、押す身の空間や視点や視野は、普通に歩行する人たちとは全くと言って良いほど別世界です。

命を守るための行動が完璧であり、100%安全でありたいから、その瞬間に投じる集中力、注意力、判断力、行動力は半端なくフル回転なのです。

特段、車椅子を利用する人たち向けでなくても良いので、せめて普通に安全で安心して移動できる空間を確保できないものかと思います。

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