【緊急提言:誰にでもできる対策と心構え】高齢者によるペダル踏み間違い事故

アクセルとブレーキの2つしかないペダルを踏み間違うことにより、何の罪も落ち度もない他人の尊いが奪われ続けています。
中長期の呑気な対策としては、該当する高齢者ドライバーの免許自主返納となりますが、それでは遅過ぎます。
短期対策、いいえ緊急対策として以下を提言します。

心身が健康状態で魔が差した瞬間の「うっかり」が過失運転だとすれば、加齢による心身の衰えを薄々ながらも知りながら運転することは「故意犯」としての危険運転に該当するとも解釈することができます。
厳しいようですが、非常に危険で悪質と言わざるを得ない状態です。



①足にフィットした靴を履くこと!
サンダルやスリッパ、下駄、踵の高いヒール系の履物は直ちに履き替えましょう。
ペダルから滑り落ちたり、引っ掛かったり、足から脱げたりする可能性のある履物は咄嗟の動作に対応できず危険です。
しっかりと足を包んで円滑に動作できるスポーツシューズ類が適正だと考えられます。長い靴ひもや結び目が垂れる履物も不向きです。


②右足だけでペダルを踏み替えていますか?
中には左足でブレーキ、右足でアクセルを踏む方もいますが、咄嗟の時に踏み分けるのは難しいため、右足だけでアクセルとブレーキを踏み替えるようにしてください。
現在、右足だけ操作できていない方はしっかりと練習し直してください。


③迅速なペダル操作の練習を!
エンジンを切った状態(ギアはパーキングのまま)で、アクセルとブレーキ間の踏み替え動作を声を出しながら20回ほど繰り返します。
この時、足の筋肉が吊ったり痛みを感じるようなら真摯に加齢または運動不足による衰えだと受け入れ、この反復動作が難なくできるように毎日繰り返すことが大事です。
この簡単な動作が難しいようなら、交通手段を他に変更するか免許自主返納を早急に検討してください。致命的です。


④万が一、制御不能の暴走を始めたら!
ブレーキを踏んでいるつもりなのに意図とは逆に車両が走行を続けるようなら、せめてここは一踏ん張り落ち着いて「ギアをパーキング」に入れましょう。
走行時に無理にギア操作を行いますので、ギアの歯こぼれを起こす可能性がありますが、自身と他人の命には替えることができません。思いっ切ってこの動作を頑張りましょう。
エンジンスイッチのキーを切るのも一つですが、恐らくはのけ反った姿勢でその瞬間を迎えていると思われますので、その際に細かな操作は不可能だと思われます。


⑤人以外の固い物に当てて止まりましょう!
最終手段です。ほぼ瞬間の短い時間の中の判断と操作であるため難易度は高いですが、最後の最期まで諦めずに、ガードレールや電信柱、街路樹、分離帯などの強固な物に当てて止まります。
速度によっては相当の衝撃が予想されるため、常日頃からのシートベルトの装着は必須となります。
蛇足ですが、ペットを膝の上に置いて運転していては、この大切な緊急事態に正しく動作することはできません。常に運転に集中できる体制を整えてください。


以上です。

道路や歩道を安心して(必要最小限の安全意識で)利用できることを願います。

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