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恋愛、母性愛、友愛に関わるホルモンとは?

人間の愛情には様々なものがあります。燃えるような恋愛感情や暖かい母性愛、そして友人同士の連帯愛のようなものなど様々ですが、これに関わるホルモンというのはあるのでしょうか。

今回取り上げる論文は愛の神経生理学的知見についてまとめたものになります。

愛の社会神経科学
Social neuroscience of love.

これによると恋愛、母性愛、友愛では以下の3つの違いがあることが述べられています。

まず恋愛については、ドーパミンが主な役割を果たすことが報告されています。ドーパミンは人間のモチベーションを高め、行動を活発化させる報酬系の中心的なホルモンになります。

母性愛については、fMRIを使用した研究からバソプレシンに関連した脳領域(中脳水道周囲灰白質)の活動が高くなることが報告されています。バソプレシンというのは構造的にも作用的にもオキシトシンとよく似た物質です。

そして友愛にはオキシトシンとバソプレシンの両方が関係することが示唆されていますが、ヒトを対象とした研究は十分に行われていないようです。

明日読む論文:
ロマンチックな愛の科学: 進化的、神経的、ホルモン的な特徴
The science of romantic love: Distinct evolutionary, neural, and hormonal characteristics


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