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2024年3月のメッセージ

3月は飛躍の月です。
今までとこれからとの狭間に少しギャップがあり、その溝を乗り越えなくてはなりません。そんなに幅は広くないので、えいやっ!と飛べる距離なのですが、なぜか人は躊躇してしまいます。

飛んでしまえば、こちらに戻れなくなるのではないか? 
飛んだ先に何があるのかわからない。
今のままの方が良いのではないか? 

そんな思いが沸き起こります。そのギャップ(溝)はそんなに大きくないのに、心理的にはもっと大きく感じてしまうのです。

前向きのマインドを持っている人や、好奇心の旺盛な人は、未知に向かっていくのにワクワクするのでポンと飛び越えていくでしょう。
楽観的な人は溝があることさえ気づかずに向こう岸に渡ってしまいます。
今の生活や幸せを守りたい人が躊躇します。

ポイントは、自分が感じているほどギャップが大きくない、ということです。
変化への不安や現状維持したい思いがそのギャップを大きく見せているだけです。
なので怖がることなく進んでいきましょう。

何かいつもと違う、思いがけない方向に進んでいってしまった、と感じたとしてもOKです。それは溝を越えたということですから。
不安を持つ人は動こうとしないですから、現状にとどまったままになってしまいがちです。

気をつけておきたいことは、今月この溝はちょっと勇気を持てば、いくらでも飛び越えることができる幅だということです。しかし少しずつ少しずつ、わからないぐらいにその幅は開いていきます。気がついたらもう飛び越えられないぐらいの幅になっています。そうなると命懸けで飛び越えるか、向こう岸に行くのをあきらめることになります。
だから今のうちに飛んでしまうほうがいいです。今なら誰でも飛び越えられます。

では、その溝はどうやって見つけるのか?

それがどんなものかは具体的には人それぞれ違います。時代とエネルギーの変化とともに全体も変化しています。「全体の流れ」を感じとるようにしていると、自分が何をすればいいのかが見えてきます。

「全体の流れ」とは、自分一人だけのことではなく、集合無意識なところや、大気に満ちている情報などを察知して、どういう方向に物事が向かっているかを大局で感じとるということです。

わかりやすく例えれば、今3月になり、冬の季節から少しずつ春の気配が加わり始めているのを私たちは肌で感じ取っています。これから春が来るんだなあ、まだ寒いけど…とわかっています。

こんな感じで自分を含む時空間が進む先を感じとります。そしてその方向に向かうことを良しとします。難しく考える必要はなく、ざっくり言えば、見えない世界のトレンドに乗っていくという感じです。

これを自覚している人もいれば、無意識にやっている人もいます。無頓着の人もいます。自分が普段から何を信じ、どういう世界を望み、どんな自分でありたいか?などを考えている人は、意識的であろうと無意識であろうと、その方向を常に模索しています。ギャップが見えたら「しめしめ、この方向か…」と飛び越えていきましょう。

先ほどギャップは今後開いていき、溝が広がると書きましたが、閉じるところもあるようです。閉じたら飛び越えなくてすむからラッキー、ではなくて、せっかくあった時空の穴が塞がると思ってください。

向こう岸に行こうにも、入り口が見えなくなってしまいます。またどこかでポータルが開くこともあるでしょうが、今回飛び移っておく方が楽です。あとになるほどたいへんですから。

どんなかたちでそれが現れるかは人それぞれですが、いつもと違う挑戦や依頼、オファーがやってきたり、生活環境や仕事、職場を変える必要にせまられたり、人間関係に変化が起きたりしたら、過去や現状は手放して、やってくる変化に身を任せましょう。

その時、確実な結果など求めず進んでいくことが大事です。ちょっとした勇気を持てばできる、ちょっと行動すればやれる、ということがあれば、あとまわしにせずにやっていきましょう。

大事なのは、ギャップ(溝)が小さいうちに向こう岸に渡っておく、ということです。

自分にとっての「向こう岸」とは何か? 

それはわかってもわからなくてもいいです。多分誰もわからないと思いますが(わかってしまば、まだこっち側)、なんとなく感じています。
意識的にするより無意識に任せておいてもいいです。ただしその場合は、自分はどういう世界(未来)を望むのか、ある程度知っている方がいいです。方向が定まりますから。

今はまだ「向こう岸」がどんな風かはわかりません。でもとりあえず今のうちにそちら側に渡っておくという流れです。

雪が溶ければ一気に春らしくなっていきます。それと同じように、物事が一気に変わり始める可能性を秘めています。ゴタゴタする前に先に溝を越えてしまいましょう。

では、楽しい3月をお過ごしください。

「和音」2024.3.1

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