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2023年9月のメッセージ

全体の雰囲気は、今、少し落ち着いてきているようですが、全体的な底上げが欲しいところです。

夏の疲れと、コロナ禍のストレスなどもしかり。その他、気づかないうちにいろんなエネルギーを受け、知らず知らずにストレスになっています。

部屋も放っておけば、何もしなくてもホコリがたまるように、今の社会に生きていると、何もしなくてもストレスが蓄積します。それは社会構造がそのようになっているからです。

今さらいうまでもないですが、メディアの報道、電磁波、病原菌、人々のネガティブなエネルギーなど様々な要因があります。

自然がたくさんあるところでは人も電磁波も少なく、自然に浄化してもらえるので、時々は山でも海でも自然の中に行くと良いです。

さて、今月は体調管理に気をつけたいところです。
夏の疲れが出やすいですから、無理のないように過ごしましょう。懸命に頑張るより、リラックスを心がけましょう。

多くの人が頑張ろうとしています。一生懸命やればどうにかなると思って努力しますが、それをするほどに体が硬くなり、ストレスが増します。

それより、リラックスです。身体の力を抜き、自然の成り行きに身を任せてみましょう。

自分でどうにかしようとすることには限界があります。一生懸命になればなるほど自力になってしまい、あなた本来のパフォーマンスが出ません。なぜなら自力というのは「今までの自分の力」です。経験、知識、実力など。

しかしそれを超えたところにあなた本来の力がありますから、自力で一生懸命努力することをやめた時、ブレイクスルーが起きます。

ただしここにはブレイクタイムもあります。
やめたからすぐにブレイクスルーするわけではなく、人によっては無気力感、無価値観にさいなまれます。今までしてきたことや、今までの自分が全否定されたように感じます。やる気が全く失せたり、、、

しかし、そういう時を経ることで、今まで自分をがんじがらめにしてきた常識や親の呪縛、社会のルールなどから解放されます。

そうなって初めて、「ああ、自分は自分の好きに生きていいんだ」と思えます。そう思えた時にやっと、今まで自分が何に縛られていたのかに気づきます。

世の中ではいろんなことが起きています。大きな流れが仕掛けられているなか、それに気づくのは容易ではないですが、流されている自分に気づいたら、立ち止まって冷静に考えてください。

自分は恐怖や不安から動いているのか?
愛や利他に基づいているのか?

前者は身体が重くなり、後者は身体が軽くなります。

愛や利他で行動しているつもりでも重く感じる人は、それが「ねばならない」になっています。「ねばならない」と思う時は、外から言われていることが多いです。

「愛の深い人にならねばならない」
この考えは自分を傷つけてませんか? そこのところもじっくり考えてください。

身体は正直です。意識は嘘をつけますが、身体や感情は嘘をつけません。

感情は反応ですから、それが起こる前提があります。
その前提を見直す必要があるかもしれません。

身体は自然物ですから、意識の介入がなければ正直です。

いろんなことがどんどん人工化されていくなかで、今一度、

「自然である」とはどういうことか?
この地球で生きているのはどういうことか?

を考えてみると良いでしょう。

多くの人は日常に忙しくて、そんなことを考える余裕はありません。
もしあなたがこれを読んで、何か感じとってくれたのなら、数少ない一人として、ぜひ考えてみてください。一人でも多くの人がそういうことについて考えると、エネルギーも変化していきます。

人が生み出すエネルギーの影響は大きいですから、自分がどういうエネルギーを放出しているかは配慮すべきところです。

私たちは大自然に生かされていますから、それを忘れないようにしたいものです。私たちの身体も意識も自然の産物です。人工物ですら実際はそうですが。

自然の理に誠実であることが健やかに生きる術です。

楽しい9月となりますように。

「和音」2023.9.1


追記

なにはともあれ、リラックス!

今月のメッセージは、今月に限ったことではないですが、この9月とくに気をつけたがいいということなのでしょう。

「自力でがんばる」のは、今の自分の実力を駆使して、、、というニュアンスが入ります。

私たちは、今の自分のセルフイメージを超えて行動することはできません。今の自分で一生懸命に頑張ることは、緊張状態で身体を固くして頑張っているようなものです。当然、本来の力は出ません。

それを解放して、「もうどうでもいいわ〜」的な気持ちになると、そのコントロールから解放され、本来の状態が発揮しやすくなります。

どう頑張ったところで、私たちは「自然物」です。
AIが発達しようと、脳以外の身体が機械になろうと、この地球、宇宙という”自然”からは逃れられません。その舞台の上で生きています。もし意識のみになったとしても、それもまた自然物ではなかろうかと思います。

なにを”自然”と見るかで、自然は具体的にも抽象的にもなります。
植物や動物、空や地面などは身近な具体的な自然です。

自然(しぜん)は、昔は(じねん)と読んだそうです。

『人は100wで生きられる』(高野雅夫著)から引用すると、

哲学者内山節氏の『共同体の基礎理論』(農文協)によれば、自然を「自然」と呼ぶのは、明治に入って nature の訳語として考案されたものだという。もともとは、「ジネン」であり、その意味は、「おのずからしかるべきようになること」というものだった。自然<しぜん>と人間は渾然一体のものとしてとらえられ、その全体が自然<ジネン>であった。

人は100wで生きられる

とあります。

「おのずからしかるべきようになること」

今月のメッセージのポイントはここではないでしょうか?

日本の神話ですが、一番最初に顕われになった天御中主神は森羅万象を造化した際に、言霊の力で「かくあれ」という言葉を思っただけなのだそうです。

神がすべてを決めるのではなく、「そのようでありなさい」とそれぞれに委ねられています。だから教義もありません。

「どうあるか?」がブラックボックスになっているところに生命の本質があるように思います。そこを試行錯誤していくことで進化が進みます。

素粒子や情報なども自然と考えます。そしてそれらがどのような仕組みで動いているか、そこに潜む法則も自然の産物と言えるのではないでしょうか?

「おのずからしかるべきようになること」

コーチング的に言えば、現状の外のゴールに向かい続ける、または、探求し続けることではないでしょうか?

現状の外のゴールに向かうことは、「しかるべきようになる」ことであり、これは自分だけでなく、この世界や宇宙においても同じことが言えます。

そうやって「しかるべきようになる」ために試行錯誤することで生命は続いていきます。

話が大きくなりましたが、そんなことを考える月にしても良いのではないかと思います。

充実した9月となりますように!

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