第1話 指輪の魔法使い
?:すぅ~・・・はぁ~。いい天気だな。こういう日は、ドライブ日和だな。おっちゃ~ん!
?:なんだ~?
?:ちょっとドライブしてくるわ。
設楽:おう、気を付けてな。
?:はーい。あ、ねぇ。"真佑"は?一緒に行かない?
真佑:私はいいかな。
?:えぇ~、そう?じゃあ、行ってくる。
真佑と設楽:いってらっしゃい。
ガチャ🚪バタン
ブウウン
○○:お!
キーーッ
○○:はんぐり~の販売車じゃん。ラッキーだな。
俺はバイクを停めた。あ、自己紹介がまだだったな。俺は、操真○○。色々有って、田村真佑と一緒に、設楽のおっちゃんのお世話になっている。
?:あら、○君!いらっしゃ~い!
○○:よっ!日村店長!
日村:ちょっとちょっと!いつも言ってるでしょ?私は、ヒム子よ!
○○:どっちでも良いじゃん。
日村:まったく~。で、何食べる?今日のおすすめは・・・
○○:プレーンシュガー!
日村:また?もぉ、しょうがないなぁ。さくらちゃん!
さくら:はい!○○さん。お待たせしました。プレーンシュガーです。
○○:おっ!ありがとう、さくらちゃん。
さくら:いえ。ごゆっくりどうぞ。
○○:パクッ🍩ん~。今日も安定の美味しさだな。
📱Prrrrrrr
○○:ん?
ピッ📱
○○:もしもし。
真佑(電):○○、彼奴等が出た。ガルちゃんに○○を案内してもらうから、すぐに向かって。私も向かうから。
○○:了解。
ピッ📱
○○:さあてと。行きますか。店長、さくらちゃん、またね。
日村:もう行くの?
○○:急用でね。
さくら:お気をつけて。
○○:うん。
ブウウン
(ガルーダの鳴き声)
○○:おっ!案内宜しく!
(ガルーダの鳴き声)
探偵事務所
?:奈於ちゃん。
奈於:ん?
?:はい、報告書。
弓木:ありがとう、かっきー。相変わらず仕事が早いねぇ。
遥香:ふふっ。いえいえ。
🚪ガチャ
?:依頼をしたいんだが、良いかな?
奈於:もちろんです。どうぞ、お座りください。かっきー、飲み物を。
遥香:はい。
?:飲み物は要らない。
遥香:え?でも・・・
?:気にするな。どうせ・・・
田島:消える運命なんだから。
二人:!?
田島:ハアッ!
田島は、異形な化け物へと姿を変える。
二人:!?か、怪物!
ヘルハウンド:弓木奈於!恐怖に怯え、絶望するが良い!
奈於:狙いは私って訳ね・・・かっきーは逃げて。
遥香:え!?でも!
奈於:良いから早く!
?:無駄な事は辞めるんだな。
奈於:怪物がもう一体!?
ミノタウロス:ハッ!
遥香:!?うっ!
ミノタウロス:フハハハッ!
遥香:うっ!ううっ・・・
奈於:かっきー!
ミノタウロス:ハッ!
遥香:きゃっ!うっ!
奈於:かっきー!大丈夫?
遥香:ゴホッゴホッ。うん・・・大丈夫。
奈於:ちょっと!狙いは私でしょ?かっきーに手を出さないで!
ヘルハウンド:ハハハッ!お前の心の支えはその女か。
奈於:心の支え?何言って・・・
ミノタウロス:面倒だ!二人纏めて潰してやる。
二人:っ!
コネクト!プリーズ!
?:ふっ、ハッ!
バンバン ヒュウウウ ドンドン
ミノタウロス:ウアッ!
ヘルハウンド:!?グアッ!
二人:!?
?:女性にはもっと優しく接しないと駄目だよ?
ミノタウロス:貴様、まさか!?
ヘルハウンド:指輪の魔法使い!
奈於:指輪の・・・
遥香:魔法使い・・・
?:まあね。
真佑:○○!
○○:真佑。あの二人を頼む。
真佑:分かった。二人とも逃げるよ。
二人:は、はい!
ミノタウロス:待て!
○○:行かせないよ。
ヘルハウンド:まあ良い。お前を倒して、ゆっくり絶望させるとしよう。
○○:そう簡単にはいかないさ。
ミノタウロス:此処では戦いづらい。場所を変えよう。
ヘルハウンド:そうだな。
二人:ハッ!
💥パリーン
○○:まあ、場所を変えるってのは、俺も賛成だよ。ふっ!
事務所の外
ミノタウロス:此処なら伸び伸び戦える。なあ、ヘルハウンド。
ヘルハウンド:そうだな。ミノタウロス。
○○:俺も、心置きなく戦えるよ。
ミノタウロス:ふん!余裕ぶっていられるのも今の内だ!ハアッ!
ドーン🔥シュウウウ
ミノタウロスの火を、魔法陣が吸収。炎が晴れると其処には・・・
魔法使い・ウィザードへと姿を変えた○○が居た。
全員:!?
ミノタウロス:ウィザード!
ヘルハウンド:ちっ!
奈於:変身した?
遥香:あの人は一体・・・
真佑:話は後で。今は隠れないと。
二人:は、はい。
ミノタウロス:とっとと貴様を倒す!
ヘルハウンド:行け!グール共!
グール達:ウーー!
ミノタウロス:ヘルハウンド。ここは俺にやらせてくれ。
ヘルハウンド:良いだろ。好きにしな。
ミノタウロス:サンキュー。
ウィザード:さあ!ショータイムだ!
グール達:ウーーッ!
ウィザード:ふふん。ふっ!ハアッ!
魔法の指輪、ウィザードリング。現在を生きる魔法使いは、その輝きを両手に宿し、絶望を希望に変える。
仮面ライダーウィザードvs乃木坂46
ウィザード:フッ!ハッ!ヤッ!タアッ!
グール達:ウーーッ!
ウィザード:ハッ!ハアッ!
グール達:ウーーッ!
ウィザード:テヤアッ!
グール達:ウーーーッ!
ウィザード:ハアッ!
グール達:ウーーーーッ!
ドンドンドーン🔥
ウィザード:ふぃ~。
ミノタウロス:ちっ!ハアッ!
ウィザード:よっと!成る程、猪突猛進タイプね。
ミノタウロス:それがどうした!ハアッ!
ウィザード:フッ!お~・・・なかなかのパワーだな。
ミノタウロス:嘗めるな!ハアッ!
ウィザード:うおっ!よっと!ふふん。
ミノタウロス:!?ちっ!
ウィザード:次はこっちの番だ。
ウィザードは、シフトレバーを動かし、ハンドオーサーを回転。左向きにした。
ポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
ルパッチマジックタッチゴー!
コネクト!プリーズ!
ウィザード:ふっ。
ウィザード:ほっ。
ウィザード:ハッ!
ミノタウロス:クッ!グッ!グアッ!
ウィザード:ふっ。
ミノタウロス:今度は剣か・・・ハアッ!
ウィザード:ふっ!
ミノタウロス:何!?
ウィザード:ハアッ!
ミノタウロス:クアッ!
シュンシュンシュン(武器を振るう音)
ウィザード:フッ!ハッ!
ミノタウロス:グアッ!
シュンシュン
ウィザード:ハアッ!
ミノタウロス:グアッ!くっ!仕方がない。行け!
グール達:ウーー!
ウィザード:はぁ~。まったく、邪魔すんなっての。ハアッ!
グール達:ウーー!
ウィザード:ふっ。
ウィザードは、ウィザーソードガンをガンモードへと変形させた。
ウィザード:ハッ!
グール達:ウーー!
そして、武器の手形部を開く。
キャモナシューティングシェイクハンズ!
キャモナシューティングシェイクハンズ!
フレイム!シューティングストライク!
ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!
ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!
ウィザード:ハアッ!
グール達:ウーーーーッ!ドーーーン🔥
真佑:○○!
ウィザード:おう。ファントム達、逃がしちゃったな。
真佑:うん。とりあえず、あのファントムを探さないと。
ウィザード:分かってるって。
ポンポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
ルパッチマジックタッチゴー!
ユニコーン!プリーズ!
クラーケン!プリーズ!
ウィザード:皆よろしく。
プラモンスター達:(それぞれの鳴き声。)
※鳴き声までは無理でした。by.作者
シュウウウ
真佑:めずらしいよね。二人掛かりなんて。
○○:そうだな。(心:言われてみれば。基本的には一人で来そうなのに・・・)
奈於:あの!貴方達は一体・・・
遥香:それに、あの怪物は何なんですか?
○○:俺は、操真○○。魔法使いさ。
二人:魔法使い・・・
奈於:貴方も魔法使い?
真佑:私は○○のサポートをしてるだけ。魔法使いは○○だけだよ。
遥香:それで、あの怪物は?
○○:奴等はファントムっていう、ゲートが絶望した事で生まれる怪物だ。
奈於:ゲートっていうのは?
○○:人間の中には、高い魔力を持つ者が居る。そういう人間の事を、ゲートって言うんだ。そして、ファントムを生んだ人間は死んでしまう。
遥香:死ぬ・・・じゃあ、奈於ちゃんがあの怪物を生むって事ですか?
○○:絶望しなければ、ファントムが生まれる事は無い。それに、絶望なんてさせない。何かあった時は、俺が君の希望になる。
二人:・・・
○○:ファントムは、君を狙ってたって事で良いよね?
奈於:はい。間違いないです。
○○:そっか。分かった。彼女がゲートで間違いなさそうだな。
真佑:うん。私は、田村真佑。
奈於:あ、私は弓木奈於です。父の跡を継いで、探偵事務所の所長をやっています。そして、彼女は賀喜遥香。私達は幼馴染みで、今は私の相棒です。
遥香:賀喜遥香です。宜しくお願いします。
○○:奈於ちゃんに遥香ちゃんか。宜しく。暫くは、君を警護させてもらうよ。極力、全員一緒に居るように。
二人:分かりました。
○○:それとさ、あの事務所に戻るのは色々とリスクが高い。だから、暫くは俺等と一緒に来てもらうよ。
奈於:嫌です。
三人:え!?
○○:どうしてかな?
奈於:あの事務所は、父との思い出が詰まってるんです。あの事務所を守るのが、私と父との約束なんです。だから、彼処から離れるのは出来ません。
遥香:奈於ちゃん・・・
奈於:暫くの間、かっきーを預かってくれませんか?私と一緒に居れば、かっきーにも危害が及ぶ。それだけは嫌なんです。
真佑:でも!
○○:分かった。遥香ちゃんは預かるよ。
奈於:ありがとうございます。
○○:真佑、遥香ちゃんを頼む。俺は此処に残って、奈於ちゃんを警護するよ。
真佑:分かった。
遥香:奈於ちゃんを宜しくお願いします。
○○:ああ。
遥香:私は奈於ちゃんの相棒だから。何があっても一緒だよ。
奈於:うん!
○○:気をつけてね。
真佑:分かった。
○○:じゃあ、事務所に戻ろうか。
奈於:はい!
探偵事務所前
?:弓木さん!
奈於:?あ、網野さん!
網野:やあ。
○○:誰?
奈於:乃木坂署刑事課の網野さんです。
○○:へぇ~。
奈於:今日はどうされました?
網野:ちょっとだけ、様子を見に来たんだ。偶々通りかかってね。
奈於:そうなんですね。
○○:・・・(心:頭に怪我・・・さっきのファントムの角、折ったよな、俺。まさかね。)
網野:こちらは?
奈於:あ、色々有って、一緒に行動してるんです。
網野:そうなんだ。初めまして。乃木坂署刑事課の網野です。
○○:操真○○です。宜しくお願いします。
網野:宜しくお願いします。あ、そうだ。これから、彼女と大事な話をするので、席を外してもらえませんか?
奈於:え?
○○:・・・分かりました。奈於ちゃん、何かあったらすぐ叫んでね?
奈於:はい。
○○は、一抹の不安を抱きつつも、一旦その場を離れた。
奈於:それで、なんですか、話って?
網野:実は最近、この近辺で空き巣被害が多発していてね。色々な人に聞いて回ってるんだ。
奈於:空き巣・・・一体誰がそんな事を。
網野:うん。ちなみに、弓木さんは、大事にしてるものとか無い?例えば、親の形見とか。
奈於:ああ、首に掛けてる、この懐中時計ですかね。
網野:懐中時計?
奈於:はい。父の形見です。父は、一人で探偵事務所をやっていました。街の人々からとても慕われていて、私は、そんな父に憧れてました。大学を卒業してからは、父の事務所で、探偵助手として探偵の仕事を勉強していました。それから数年後の去年。私は、探偵として認められたんです。でも、父はその後すぐに、膵臓がんで亡くなりました。その時に、この時計を貰ったんです。偶に、依頼に行き詰まる事があるんです。でも、この時計を見ると、不思議と、もっと頑張ろうって思えるんです。まあ後は、かっきーが居てくれるからかな。
網野:それは確かに、大事な物だね。
奈於:はい。これが無かったら、今頃は探偵辞めてますよ。
網野:つまりそれが、心の支えという訳か。
奈於:え?きゃっ!
奈於:あ、網野さん?何するんですか!
網野:残念だが、網野はとっくに死んでいる。ふははははっ!さあ、絶望しろ!
奈於:あ、ああ・・・や、止めて・・・止めて!
網野:ふっ😏はっ!
奈於:!?止めて!
ミノタウロス:ハッ!
パリーン💥
奈於:!?い、いやーー!
少し離れた場所
○○:!?やっぱりか!ダッ🏃
奈於:あ、ああ・・・
ミノタウロス:ふん。
奈於:あ、ああ・・・お父さんの・・・形見が・・・ピキッ!ピキピキッ!ピキッ!
ミノタウロス:良いぞ。そのまま絶望しろ!そしてファントムを生み出せ!はははっ!はははっ!ははははっ!
バンバン ヒュウウウ ドンドン
ミノタウロス:くっ!ぐあっ!な、何だ!?
○○:やっぱりファントムだったな。奈於ちゃん!
奈於:・・・
○○:マズいな。すぐに助ける!
ミノタウロス:そうはさせない!
○○:今はお前に構ってる暇はない。
ドライバーオン!プリーズ!シュウウン キーン
○○がドライバーオンウィザードリングをベルトにかざすと、○○の腰に、ウィザードライバーが出現。
○○:とっとと倒させてもらう。
フレイムウィザードリングを左手の中指に填める。そして、ウィザードライバーのシフトレバーを動かし、ハンドオーサーを左向きに変える。
ポーン キーン
シャバドゥビタッチヘンシーン!
シャバドゥビタッチヘンシーン!
中指に填めたリングのバイザーを下げる。
キーン
○○:変身!
フレイムウィザードリングを、ハンドオーサーにかざす。
フレイム!プリーズ!
ベルトにかざした左手を、横に開く。するとそこに、魔法陣が現れる。
ヒーヒーヒーヒーヒー!
魔法陣が○○の体を通ると、○○は、魔法使い・ウィザードに変身した。
ミノタウロス:おのれ、ウィザード!
ウィザード:さあ!ショータイムだ!
ミノタウロス:ハッ!
ウィザード:ふっ。
ミノタウロス:ハアッ!
ウィザード:ふっ!ハッ!
ミノタウロス:ぐっ!ハアッ!
ウィザード:よっと!ハッ!
ミノタウロス:ぐあっ!
ポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
ルパッチマジックタッチゴー!
コネクト!プリーズ!
ウィザード:ふっ。
ウィザード:ふっ!ハッ!
ミノタウロス:ぐっ!
シュンシュンシュン
ウィザード:ハアッ!
ミノタウロス:ぐあっ!くっ!ハアーーッ!
ウィザード:ふっ!
ミノタウロス:ハアーー・・・ハアッ!
ウィザード:うおっ・・・っと!困った暴れん坊ちゃんだ。さて、此で行くか。
ウィザードは、フレイムウィザードリングを外し、黄色いウィザードリングに取り替えた。
ポーン キーン
シャバドゥビタッチヘンシーン!
シャバドゥビタッチヘンシーン!
ランド!プリーズ!
ウィザードは、手の平を地面に向けた。すると地面に黄色い魔法陣が現れ、ウィザードの体を通る。
ドッドッドドドドン ドン ドッドッドン!
ウィザード:ふっ。
ミノタウロス:!?まさか、エレメント変化出来るのか!
ウィザード:まあね。
ミノタウロス:くっ!ハアーーッ!
ウィザード:その突進戦法は通じない。
ポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
ルパッチマジックタッチゴー!
ディフェンド!プリーズ!
ウィザード:ハッ!
ミノタウロス:くっ!ぐっ!動けない。
ウィザード:ふふん。ハッ!
ミノタウロス:ぐあっ!
ポーン キーン
シャバドゥビタッチヘンシーン!
シャバドゥビタッチヘンシーン!
フレイム!プリーズ!
ヒーヒーヒーヒーヒー!
ウィザード:ハッ!
ミノタウロス:くっ!ぐっ!グアッ!
ウィザード:ふふん。
ミノタウロス:くっ!
ウィザード:フィナーレだ!
ポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
ルパッチマジックタッチゴー!
チョーイイネ!キックストライク!サイコォー!
ウィザード:ハアーー・・・
ウィザード:はっ!
ウィザード:ふっ!
ウィザード:ハアーーッ!
ミノタウロス:くっ!グアーーーッ!
ウィザード:ふぃ~。奈於ちゃん!
奈於:・・・○○・・・さん?
ウィザード:絶望しちゃ駄目だ。絶対に。
奈於:無理・・・です・・・
ウィザード:諦めるな。君にはまだ、親父さんから受け継いだ探偵事務所があるじゃないか。それに、遥香ちゃんも君を待ってる。だから、生きて帰るんだ。
奈於:○○さん・・・
ウィザード:大丈夫。
ウィザード:俺が最後の希望だ。
奈於:・・・
ポンポーン キーン
エンゲージ!プリーズ!
ウィザード:ふっ。
ウィザードは、魔法陣に飛び込んだ。
ウィザード:よっと。
ウィザード:へぇ~。此処が彼女の精神世界、アンダーワールドか・・・
アンダーワールドに、紫色のヒビが入る。そして、巨大な魔力の塊が出現した。
ジャバウォック:ギャアーーーッ!
ウィザード:よっ!こりゃあ、とんでもない魔力の塊だな。よし。
ポンポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
ルパッチマジックタッチゴー!
ウィザード:ドラゴン!俺に力を貸せ!
ルパッチマジックタッチゴー!
ドラゴライズ!プリーズ!
ドラゴン:グオーーッ!
ウィザード:!?ぐあっ!まったく。ドラゴン!俺に従え!
ポンポーン キーン
ルパッチマジックタッチゴー!
コネクト!プリーズ!
ウィザードは、魔法陣からマシンウィンガーを取り出し、ウィザードラゴンを追いかける。その間にも、ジャバウォックはアンダーワールドを壊そうとしている。
ブウウウン
ウィザード:ふっ!
ウィザードは、マシンウィンガーで空中へと飛び上がり、ウィザードラゴンと合体。ウィンガーウィザードラゴンになった。
ウィザード:よっと。はっ!
ウィンガーウィザードラゴンとジャバウォックの、激しい空中戦が始まった。
ウィザード:ハッ!
ジャバウォック:ギャアーッ!
ドラゴン:グオーーッ!
ジャバウォック:ギャアーーーッ!ギャッ!
ドラゴン:グオーーッ!
ウィザード:くっ!ハアーー・・・ハアッ!
ジャバウォック:ギャアーーーッ!
ウィザード:フィナーレだ。
ポンポーン キーン
コネクト!プリーズ!
ウィザード:ふっ。
キャモナスラッシュシェイクハンズ!
キャモナスラッシュシェイクハンズ!
フレイム!スラッシュストライク!
ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!
ウィザード:ハアーー・・・
ウィザード:ハアーーッ!
ジャバウォック:ギャアーーーッ!
ブウウウン キーーッ
シュウウウ
○○:よし。これでもう、彼女が狙われることは無い。
奈於の体の、紫色のヒビはオレンジ色に光り、消えた。彼女が、ゲートじゃ無くなった証拠である。
奈於:んっ。ん~~・・・
○○:目が覚めた?
奈於:あ、○○さん・・・
○○:終わったよ。君はもうゲートじゃない。狙われることは無い。
奈於:ありがとうございます。
○○:でも、時計は・・・
奈於:大丈夫です。ショックではありますけど、まだ父から受け継いだ探偵事務所が有りますから。かっきーと一緒に頑張ります。私達を頼りにしてくれる人が居ますから。
○○:そっか。
奈於:○○さん・・・
○○:言っとくけど、俺10代だからね?
奈於:えぇ~!?年下?
○○:うん。だから、タメで良いよ。
奈於:じゃあ、○○君。
○○:うん。
奈於:一つ、気になってる事が有るの。
○○:?何?
奈於:ファントムは最初、二体で現れたでしょ?
○○:うん。
奈於:でもさっきは一体だった。
○○:それは俺も気になってたんだ。今回の弓木探偵事務所襲撃事件、まだ何か裏があるのかもしれない。
奈於:・・・
ヘルハウンド:・・・
?:おい。ミノタウロスが倒されたらしいじゃねえか。ヘルハウンド。
ヘルハウンド:フェニックス様!申し訳ありません。
フェニックス:ったく。魔法使いごときにやられやがって。これからどうするつもりだ?
ユウゴ:次の失敗は許されないぞ。
ヘルハウンド:分かっています。奴等はいま油断している。そこを突きます。
?:大丈夫なのかしら?
ヘルハウンド:お任せ下さいメデューサ様。
ミサ:必ずゲートを絶望させない。ウィザードはその後よ。
ヘルハウンド:分かりました。必ず、絶望させます。
ミサ:ふふっ。
To be continued…
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