名越先生、カール・ロジャーズ

 
一喝はしてないと思うけど。。40代ビジネスマンにはそういう題名の方がキャッチーで読んでもらいやすいのかな?ズバリ解決!的な?

以下引用↓

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・この「話を聞く」ということが実に相当難しい。そしてコミュニケーションという意味は我々の中でいつの間にかすり替わり
「いかに効率的に相手に言うことを聞かせるか」という意味になってしまってる気もします。

・なぜ我々は相手の話を聞こうとしないのでしょうか。
一つの仮説なのですが「それは相手によって自分が変えられてしまうかもしれない」という恐れです。

本来コミュニケーションとは相手を理解するという段階がが含まれているはずです。

しかし相手の言い分を理解すると、時として自分の考え方、信念が変えられてしまうかもしれない。それを我々は潜在的に恐れるのです。

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カウンセラーという「話を聴く」という仕事をするはずの人がそれができてないことが多い。少なくとも「カウンセリングっていうものは価値がある」って思ってない。話を聞いてもらえた感覚を感じない。


カウンセリングってどんなんだろう。。って思ってまずネットで調べた。「これは私がやりたいことだ、望んでることだ」って思った。

知識があると分析してしまう。「このパターンね」って。カール・ロジャーズは知識は邪魔だって言ってる。
分析されたいわけじゃない。「聞かれた」そう感じたかった。
共感なんてやろうとしてできるものじゃない。無理やりそれを示せば嘘っぽくなるだけ。

固定された役割の中では話はできない。
病院に併設されたカウンセリングルームでカウンセリングを受けたとき、最後に料金を支払うシステムだった。
その時が一番普通に接してる感じがした、カウンセラーに。

レジでお金を支払うとき、店員に心を開かないといけないということはない。失礼な態度を取らなければいいだけだ。
結局それだけだ、お金を支払う相手だというだけ。

カウンセリングという言葉は「相談」という意味。「話す」「聞く」ということをするときに必ず結論とか答えを出す必要があるわけではない。むしろ話すこと、聞くことに意識が集中することが必要なだけで結論を出すという目的、何かが改善されたというわかりやすい結果に向かわなくていい。

病院のカウンセリングルームでカウンセリングを受けたとき、最初に目的を設定させられた。目的を設定してカウンセリングを受けよう、受けたいという意志はなかったけど、言われたから目的をつくった。

途中で「実際にやってみるか、ここで掘り下げるか、どっちか」と言われた。
どっちもしたくない。目的を設定して目的を達成したいなんて考えてないのに。

自己成長する、問題を乗り越えて成長するというのがカウンセリングなんだろう。病気に罹った人、怪我をした人が健康に戻るように、健康な状態に近づくように
自己成長して問題を乗り越えて健康な状態に戻るように頑張る場。つかれたよもう。



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