（ハローワークの受付で）
受付：いらっしゃいませ。ハローワークです。ご用件は何でしょうか？

客：あの、闇バイトを探しているんですけど…

受付：えっ？（何言ってんだこいつ）闇バイトですか？ここはハローワークですよ。正規の求人情報しかありません。

客：いや、だからこそ、ここに来たんですよ。
闇バイトって、表に出ないじゃないですか。だから、ここで内緒で教えてもらえると思って…

受付：そんなことはありませんよ。ここは公的機関ですから。闇バイトなんて、違法ですし、危険ですし、やめたほうがいいですよ。

客：でも、お金が必要なんですよ。普通のバイトじゃ足りないんです。だから、ちょっとリスクのある仕事でもいいんです。例えば、暴力団の用心棒とか、闇金の取り立てとか、ヤクザのスパイとか…

受付：やめてくださいよ。そんなことを言ったら、警察に通報されますよ。それに、そんな仕事をしたら、命の危険がありますよ。本当にやりたいんですか？

客：ええ、やりたいですよ。だって、お金が欲しいんですもの。お金があれば、何でもできるんです。女も買えるし、車も買えるし、旅行もできるし…

受付：そんなことでお金を使っても、幸せになれませんよ。お金は大切ですが、それだけではないですよ。人生にはもっと大切なものがありますよ。家族とか、友達とか、恋人とか…

客：そんなの、いらないですよ。家族なんて、うるさいだけですし、友達なんて、裏切るだけですし、恋人なんて、浮気するだけですし…

受付：そんなことないですよ。家族も、友達も、恋人も、あなたを大切に思っていますよ。あなたも、彼らを大切にしないといけませんよ。そうすれば、もっと幸せになれますよ。

客：ふん、そんなの、信じられませんよ。あなたは、私のことを何もわかっていないんです。私は、お金がないと生きていけないんです。だから、闇バイトを教えてください。

受付：もういいですよ。あなたには、何も教えられませんよ。あなたは、自分の人生を棒に振っていますよ。もう、どうなっても知りませんよ。さようなら。

客：ちょっと、待ってくださいよ。逃げないでくださいよ。闇バイトを教えてくださいよ。お願いしますよ。お金を払いますから！！
どうか、お願いしますよ…

そのとき、警察が現れる

警察：おい、そこの君。何をしているんだ？闇バイトを探していると聞いたぞ。それは違法だぞ。君は逮捕だ。

客：えっ？警察？どうしてここに？

受付：実は、私はハローワークの受付ではなくて、警察の潜入捜査官なんです。闇バイトを探している人間を摘発するために、ここに来たんです。

客：えええええええええええええええ