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起業のマインドセット

起業されたい方は、やりたい事業と営業戦略を充分に練って開業されるのが、成功確率を上げることは周知の事実です。

ここでは、成功しないまでも失敗しない確率を上げる絶対条件をあげていきます。
いわゆるマインドの観点です。

🔸企業理念
自分の事業が社会に必要とされないと成功確率は下がります。
そこで客観的に将来の企業の姿を考え、練られた企業理念が必要となります。
理念なきビジネスは、目先の成功をおさめても、永続しません。
自らの襟を正すのにも、起業時につくることをおすすめします。

🔸事業のお金と家計のお金の分離
起業するにあたり個人事業主で開業するか、法人設立するか関係なく、大体はご自分のお金を出資して創業されると思います。
ここで陥りがちなのが、事業資金も自分のお金と錯覚してしまうことです。
起業時にここを肝に銘じておかないと、目先の成功時に、急に気持ちが大きくなり、事業資金を無意味なステータスのために浪費する方を何人か見てきました。
事業資金は、新たな投資資金、運転資金、または採用や福利厚生に使うものです。
勘違いして経営して、感染症や災害時に事業成績が落ち込み、運転資金すらない状態で制度融資や助成金、支援金を受けても、再起するのはかなり困難です。

🔸納税できることはいいこと
成功されている事業は、皆、過度な節税はされていません。特に経費を無計画に使い、目先の納税を回避するのは、ばっさり言いますが愚の骨頂です。
浪費した経費の数十パーセントしか節税できないのですよ!と大きな声で言いたいです。
そのような使い方はせずに、事業の安定や発展の種まきや、従業員のベースアップ、DX化などに計画的に資金は投下すべきです。
結果、納税できることは、企業の存在価値だと納得して気持ちよく納めましょう。

これは、25年にわたり、タイプの違う経営者100人以上とビジネスをしてきた私が、起業されたい方にお話しすることです。

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