赤穂トライアスロン

9月3日に行われた赤穂トライアスロンに出てきました。
これがトライアスロンデビューとなります。

デビューのきっかけは、7月にマツケン社長が参加されていた京都丹波トライアスロンを見に行ったことで感化され、これは見てるだけではダメだ、参加しないと!と思ったからです。


デビューは来年の京都丹波トライアスロンにしようと思いましたが、丸一年も先というのはちょっと長すぎる。
何か別のレースはないかと探していたら2ヶ月後に赤穂でレースがあるのを見つけました。
トライアスロンとしては参加費もそこそこで、マツケン社長もエントリー予定とのこと。
一緒にレース出るなんてなかなかできないのにこれはチャンス!
さらにちょうどJETTでトライスーツ再作成の案内が。
トライスーツなんてトライアスロンでしか使わないのに勢いで注文してしまいました。
でもせっかくレースに出るならお気に入りのウェアで出たい。赤穂にもギリギリ間に合いそうでした。
乗鞍が終わるとトライスーツが届いていました。
室内で着るとかなりぴちぴちでボディにフィット。
縫い目が痛い…水に濡れるとさらに肌に食い込むのではないかと心配していましたが、レース中は全く気にならずストレスなしでした♫


バチクソかっこええ!


エントリーしたのは赤穂トライアスロンのオリンピックディスタンス。
ショートディスタンスとも言われるスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの長さです。
バイクとランはそれほど長くないのでなんとかなるとして、問題はスイムでした。
カナヅチではありませんが、小中学生の時に25m、50m泳いだことがあるという程度。
1.5kmを泳ぎ続けるなんて途方もない距離でした。
いろいろネットで勉強して、YouTubeでツービートクロールを知り、ジムのプールで練習。
家族と海水浴へ行った時にオープンウォーターで1.5km泳いで、「なんとか泳ぎ切ることはできる」くらいにはなりました。


ただスピードは全く期待できません。
頑張りすぎて腕が動かなくなったら泳ぎ切れない可能性があります。
スイムは頑張りすぎず、まず泳ぎ切ることを目標としました。

しかしトライアスロンデビューの前週に今年1番の目標としていた乗鞍ヒルクライムがありました。
バイクの練習を減らすことはできません。
ランも元々練習量が少ないのでこれ以上減らすと退化してしまいます。
8月に入ってからはスイムの練習が全然できませんでしたが、乗鞍が終わってからプールに2回行き、1.5kmと1km泳いで感覚をちょっと取り戻しました。

そしてレース当日。
かなり暑くなる予報。
バイクは1時間ちょっとで終わる距離ですが、補給は自分で用意しなければならないので、950mlボトルにポカリ、ポディウムアイスボトルにかけ水用の氷水を用意しました。
結局これでも足りませんでした。
まずポカリが足りなくなって、かけ水を我慢して飲む用に回しました。
ポカリだけでもカロリーは取れますが、足りないのでジェルも用意。
乗鞍の会場ブースで売っていたアミノサウルスジェル2個とアミノバイタル赤の3つ。
バイク時にアミノサウルスとアミノバイタル、ランでもう一個アミノサウルスを取りました。
アミノサウルスにはカロリーに加え、カフェインとマグネシウムが入っているので、足が攣らなかったのはこれが良かったのかもしれません。

開始3時間前におにぎり3個とサンドイッチ、待機時間に麦茶500ml、アクエリ500mlを摂取。
暑いのでとにかく水分を多めに。
コースの下見は午前の部のレースが行われているので自転車に乗って行くことはできず、歩いて行きましたが、暑すぎて全部を見て回ることはできませんでした。
受付を済まして車に戻り、エアコンをかけた車内で準備します。

腕に書かれたゼッケン番号がトライアスロンらしい


早く会場に行っても待機するのも暑いし、せっかく冷やしてあるボトルの氷も溶けてしまいます。
ガーミンの液晶にも悪影響だと思い、車内待機します。
開始1時間を切ったあたりで荷物を持って会場へ。
トランジションエリアにバイクと荷物を用意して、ここでまおぽなさんとご挨拶。
マツケン社長ともお会いして、ポジティブフォワードさんともご挨拶。そうこうしている間に試泳時間になったので、私は別にいらんかな…と思っていたけどみんな行くので試泳に行きました。
地上から見るとそれほど濁ってはいませんでしたが、水中に入ると前を泳ぐ人の足も見えないくらいで、なんじゃこりゃと思いましたが、海水なのにそれほど塩辛く感じず、加えてウエットスーツがとても良く浮く感じがして安心しました。
疲れるといかんのですぐに上がってスタートを待ちます。
ガーミンのGPSを捕捉させ入水。
スタートまで数分立ち泳ぎで待機していざスタート!

周りに人がいっぱいいますので時折腕や足が当たりますがそれほど気にせず、頻繁にヘッドアップして方向を修正。
2回ほどモロに水を飲んでしまいますが、気を取り直して淡々と距離を消化。
あまり疲れを感じることなく、大きなフォームを維持するように心がけて進みます。
最後まで周りに人がいたのでそれほど最後尾でもないなぁと感じながらスイムアップ。
トランジション1に入ります。

歩きながらウエットスーツを脱ぎ、ヘルメットを被って靴下と靴を履き、ゼッケンベルトを付けて、補給をポケットにin。
バイクスタート地点まで小走りで行ってバイクスタート!

スイムでは全く感じなかった暑さがキツい。
ここでForerunner955と連動させたEDGE530にパワーが表示されていないことに気付きます。
955とパワメを連動させていませんでした…
さらにデータ項目に心拍もなく、平均スピードと距離くらいしか参考になるデータ表示がありません。
仕方なくギリギリ踏める限界を維持して踏んでいきます。
バイクではほとんど抜いてばかりで、1人めちゃくちゃ早い人に抜かれただけでした(この方が総合優勝した方でした)
路面はガタガタしており、海沿いの会場であるせいか風もあり、あまりスピードが出ません。
キツいカーブとほとんど登りがない平坦なのが救いでした。
バイクを得意としている人はほとんどいないのではないかと思えるくらいでした。
(これは普段目にしているツイッターとか615の人のレベルがおかしいということでしょう(笑))
暑くてドリンクの消費が激しく、かけ水用を飲むことに途中で切り替えましたが足りませんでした。
バイクの距離が39kmあたりで終えてトランジション2へ。
少し距離が足りない、これは一周少ないかもしれないと心配になりましたが、もう一周すると距離が多すぎます。
あとでストラバを見たらちゃんと8周しており安堵しました。

靴を履き替え、追加のジェルを持ってランスタート。
コースに入るとマツケン社長が見えましたがすぐに離され見えなくなりました。
最初はキロ5分20秒くらいで走れていたのですがそれでも離されます。
バイクで踏みすぎたのか大腿四頭筋両方が攣りそうでしたが、走っているうちに違う筋肉を使うようになったのか攣る感じはなくなりました。
それにしても暑く、エイドで毎周スポドリ2杯をもらいかけ水をかぶり周回を重ねます。
だんだんとランニングの振動でお腹がおかしくなってきて、スポドリでさえ吸収できていないような感じに。
振動を減らす走り方に変えてなんとか持ち直しました。
この頃にはキロ6分を越えるくらいまでペースダウンしていましたが、それでも抜かれるより抜く人数の方が多かったです。
回りの人はわたし以上に暑さにやられ、歩いている人も多数、走っては止まりという人もたくさんいました。
これが少し精神的に楽でした。
もうヘロヘロでしたが足を止めずに走り続けることができました。なんでこんなしんどいことをしているのかと思えてきました。暑ささえなければここまでヘバることはなかったと思います…
途中でトイレに寄りましたがあまり出ませんでした。
寄らなくても良かったかもしれません。
ナイスラン!という知らない人からの声援が力になりました。
何とか周回を重ねてランを終えました。
ランはしっかりとGPSが距離を拾っていてくれてほぼ誤差なし。
ゴールタイムの表示は2時間52分台に見えました。

ゴールするとマツケン社長とポジさんがいました。
やっぱり早いなぁ。
すぐに総合の表彰式が始まったので見に行きました。
パシパシと写真係になり、念願のマツケン社長ともツーショットを撮ってもらいました♫

マツケン社長は総合3位入賞、さすがです

年代別は総合入賞者を除いた3位まで表彰があるとのことで、ひょっとしたら?!と思っていましたが、3位までの方のタイムを見ると2時間49分台…
あと3分弱足りませんでした。
デビュー戦で入賞なんて考えもしていませんでしたので今思うとちょっと悔しい…
スイムがヘボすぎるのと、トランジションタイム、トイレなど、詰められるところは詰めないともったいないですね。
結局2時間52分24秒でフィニッシュ。
出走140人中総合23位、年代別7位(総合入賞者を含む)でした。


リカバリータイムは過去最長の94時間
暑熱耐性がないと完走は難しかった

これにてトライアスロンデビュー戦は終了。
次のレースは未定です。
来年の篠山マラソンは仕事で無理そう。
春までにフルマラソンのリベンジをしたいし、たつのマウンテンバイク協会のヒルクライムレースに出られたら出たいです。
それまでは峠TT野郎に戻ります。
それでは。

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