同人活動で出会った迷惑な人達の話。

高校生くらいから同人活動を始めて、社会人になり仕事の環境で多忙と結婚で7年くらい間を空けましたが出戻して今に至ります。

長くやってきた趣味なので、本当に色々な人に会いました。
ジャンル移って疎遠になった人も数しれず。

嬉しいこともありましたが、逆もまた然り。
今回は出会ったびっくりな人を集めてみました。

売れる度に舌打ちされる

自分しかいないような、マイナージャンルでの活動が多いんですが、極稀に自分以外のサークルにお会いできたりします。特にコミケになると、そういった機会も出てきて、自分以外の同ジャンル!嬉しいー!となるんですが。

お隣のサークルさんに挨拶をして設営準備して、会場して…しばらくしてから気がついたのですが…

隣のサークルから本が売れる度に舌打ちを喰らいました。

やられたこちらとしては びっくりです。
せっかくの同ジャンルの方にお会い出来たというのに…まさかの事態。
自分の作品が手に取られないことをこちらのせいにされてもね…。どうしろというのさ。
八つ当たりみたいに表立っての僻み妬み、とてもよくない。

売り上げを覗かれて大声で叫ばれる。

1番長くやっていたジャンルの時でした。

あるイベントで、お隣の同カプのサークルさんに真後ろを通られた時にいきなり叫ばれました。

『うわぁ!札いっぱい入ってる!!!!』

売り子と私はびっくり。周りの人もびっくり。

若気の至りなのかもしれませんが(恐らく相手は10代後半から20代前半)、あまりにも非常識すぎる…。後ろを通りながら他所の売り上げ覗き見した挙句、売り上げを叫ばれるとかありえない。

うちの温和な売り子さんがめちゃくちゃ怒ってました。
色々話しかけられたけど、塩な対応になったのは言うまでもありません…。


仏心が仇になり、ジャンルを辞めた話。


これはごく最近のお話。

同人活動に復帰したジャンルで、よくお話していたジャンル内のAさんからアンソロのお誘いをされて、参加することになりました。
アンソロを発行するイベントもAさんと合体で参加させてもらうことになり、アンソロの原稿と当日に出す自分の原稿を同時に進めていました。

ある日、Aさんからスペースにアンソロを置く場所が出来なそう、どうしよう…と相談を受けたので、親切心で『今回はAさんと合体で出るし、アンソロ寄稿してるし…難しいなら自分のスペース空いてるから置いてこちらで販売しますよ』とお声をかけました。

アンソロはとにかく最優先だったので、締切厳守で脱稿させて、自分の本に取り掛かっていたのですが、思うようにまとまらず苦戦。

通話アプリなどで、このまま新刊出せなかったらどうしよう…と吐露してたのですが、Aさんから

『ぽんたさんの本はいいから、私のアンソロ売ってください』

と言われ絶句。
しかもその後、ことある如くリアルで会う度に言われ、DMやリプライ、通話アプリでも

『アンソロあるんで本落として大丈夫ですよ!』

『安心して私の本売ってください!!』

え、この人なんなの…???
私がお金出したスペースをなんだと思ってますかね…?

とても悶々としながらこの発言に、耐えていました。

またある日、Aさんから『Bさんの原画をスペースに展示したいので、どうしたらいいか相談したい。』という事をDMで言われ、レイアウト相談ですね、分かりました、と返事をし、リアルでお会いした時に

『はい、これBさんの原画です!よろしくお願いします!!!』

いきなりBさんの原画を押し付けられました。

は???? 

「あの…レイアウトのご相談ですよね?」
『はい、好きなように飾ってくださいね!』

…はぁ?????

もう怒りを通り越して呆れる他無かったです。
他人のスペースで自分のアンソロの売り込みだけならまだしも、今度は他人の作品を勝手に持ち込んできて、スペースに飾れってどういう神経してるんでしょうか。

ここでもう心は決まりました。 


このジャンルから、さよならしよう。


イベント終わるまでの我慢と思いながら、既にスペースに置きたくなくなったAさんのアンソロと、置く予定もないはずだったBさんの原画を飾り当日を迎えました。

ちなみに自分の原稿はこの一件で死ぬ気で仕上げてやる!と思って仕上げました。
もうこれが最後だから。最後に何も出せないで終わるのが悔しかったから。

唯一、大好きな推しの本を世に出せたことがこの日の救いだったと思います。

本当にこの一件で心が疲れましたが、都合よく作品を書ききった感じもあって、イベントにてさよならペーパーを配布し、Twitterでさようなら告知をして、別の沼に移りました。

ジャンル移動してから分かったことがいくつかありまして。
イベントで原画を預かったBさんも実はAさんにめちゃくちゃごねられまくって否応無し、仕方なく原画を渡したそうです。
お互い被害者になっていた事実。ちなみにBさんも私と同ジャンルに移動されて、今はとても仲良くさせていただいてます。

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