#71 【習い事】バレエの先生に違和感
娘が前からバレエをやりたい!と言っていた。
バレエは形があるものに合わせていくもので、自由を好む私にはとても窮屈な習い事に思えた。
娘も自由に踊るのが好きなタイプなので、せっかくの個性がバレエで潰されてしまいそうで、騙し騙し、見学に行くのを先延ばしにしていた。
ついに騙すのにも限界がきたので、昨日見学をした。
娘と同い年の女の子が先生とマンツーマンでレッスンをしていた。発表会に向けての演目の練習をしていた。まだ4歳なので、先生から注意されたことをすぐに忘れてしまう。それでも先生はモチベーションを上げるために、たくさん褒めてあげていたが、ある言葉に引っかかった。
『偉い偉い!いまできてるよ』
なんども『偉いよ!』と言っていた。
偉い?何が偉いのか?
偉いという言葉に違和感を感じた。私は娘に『偉いね!』と言ったことはほぼないだろう。偉いという言葉は、上から子供を見ているような気がした。バレエの世界は厳しいと聞くが、洗礼を浴びた気がした。
この先生に習うと、これから娘は『偉い!』と褒められるのかと思うと、ゾッとした。気にならない親は、私が何を言っているのかと思うだろう。
バレエ教室を出て、娘に習いたいか聞いてみた。『しつこい先生だったねー』と。娘が嫌な時に言うセリフだ。
また娘と習い事の旅に出たいと思う。
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