見出し画像

0049.読み上げ機能③

俺は、NEC LAVIE Direct PM という Windows 11 の パソコンで、note の投稿をしている。適時、下書き保存しながら書いている。さらに、読み上げ機能を使って自分の書いた文章を聴いて、語順や読点の位置が適当か確認して校正している。凝った文章よりも、読みやすい文章を心がけているつもりだ。

読み上げ機能は、Microsoft Edge の検索バーの右端にあるアルファベットのAの文字をクリックすると起動する。そのほかに、ページの何もない任意の場所を右クリックするとメニューが出て、「音声で読み上げる」の項目をクリックしても起動する。さらに「ナレーター」とかの機能があるらしいが、俺は検索バーのAをクリックして使っている。

以前は、在籍しているパソコン教室の受講生向けのブログサービスを毎日更新していた。そして、書く場所を note に移した。note では書き方を変えた。さらに、意識して使ったことのない読み上げ機能を使ってみた。音声で聴くと語順や読点の位置によって文章の印象が変わることも知れた。なので、なるべく読み上げ機能を使って校正している。

しかし、この読み上げ機能、万能ではない。

  1. 文末に句点を打たないと、改行しても息継ぎ無しで読み上げてしまう。

  2. 漢字の読みが二通りふたとおり以上ある場合、思った読み方ではない読み方をすることがある。

  3. 漢字かんじルビるびを振ったときに、漢字とルビの両方、二回にかい読んでしまう。

  4. 文章中に、中点を使うと、読み上げが乱れたうえに中断してしまう。

1の息継ぎしない件は、句点のほか、読点、ドットを打つことによって回避される。横棒ーを入れたりしても息継ぎしてくれる。なので、見た目にふさわしい何かを入れて、試し試しやっている。

2は、文の前後の文脈で決まるみたいである。漢字で「美味しい」と「美味い」も、それぞれにいろいろな読まれ方をされてしまうので、ひらがなで「おいしい」「うまい」にしてしまった。

3は、もうどうしようもないので、ルビが必要なときは振る。

4が今回の新しく気付いた点である。読み上げ機能を使っていて、毎回ではないのだが、読み上げが乱れることがある。なんでなんだろうなと思っていたら、中点のせいだった。中点とは、真ん中に丸の点を打つアレである。「仕掛人」と「藤枝梅安」のあいだに中点を入れると、読み上げが乱れ、かつ止まってしまう。なので、中点を削除して半角スペースにした。するとスムースに読んでくれた。まったく原因が不明な読み上げ停止のときもある。一回読み上げを止めて、やり直すと、止まらずに最後まで読み上げる。

俺が読み上げ機能を使う第一の理由は、「語順や読点の位置が適当かどうかを確認する」ことにある。そのことに、上記の1~4の事象は影響しない。でも、使っていて気持ちが悪い。それに、知ってしまった以上、なるべく自分の思った通りに読み上げるようにしたい。そこらへんの観察と手段を講ずるのも楽しい。

柳 秀三

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?