見出し画像

地域猫活動 その47


この子の将来は?

 いつも記事をご覧いただきまして、ありがとうございます。各地から桜の開花の便りも届くこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 タイトル写真にもあるこの猫は、TNRの際に保護して、今も猫じい家にいますが、将来どうするのかを考えなくてはならない時が来ました。この子は地域猫呼称名の「ハルミ」というメスです。推定で2歳ぐらいになると見られます。

 元々地域猫なので、元気になったら元の縄張りに戻すというのが基本ですが、この猫が抱える複雑な事情は、地域猫活動その45とか、その46の記事をお読みいただくとして、この子を容易にリリースすることができない状況が出てきてしまったのです。

本当に猫のためと考えると


迷惑行為が再開されました

 市役所と保健所から指導されて、迷惑行為もやっとおとなしくなったかと思えば、その平穏はわずか一ヶ月しか続きませんでした。
 幸い、この無責任な餌やりがなかった時に実施した、地域猫の捕獲作戦は、それはそれは効果を上げました。しかし、その時に一番最後に捕獲したのが、今うちにいるハルミなんです。この子に手術はしてあるし、とりあえず、確認済みのメスは、これですべて手術が完了したはずなんですが、こうなってしまっては、ハルミが元気になったからと言って、地域にリリースしてしまうと、また同じ事の繰り返しになってしまうのが想像がつくと思います。
 適正飼育されていない状態、と言うよりも、とても飼い猫とは認められない状態で、このまま放置すると、また繁殖などという最悪の事態を避けるための強硬措置です。
 この迷惑者の異常行動は、また別の問題として、このままでは猫がかわいそうです。そのような理由で、この子を地域にリリースするという考えは、ちょっと見送りになりました。今後どうするかについては、また記事で発信して行きます。

 本日も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?