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地域猫活動 その43

 いつも記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。寒さが一段と厳しくなるこの季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、地域猫活動ですが、これはなかなかうまくいかないことはよくあります。しかし、私たちをはじめ、地域住民が一丸となって取り組んでいる活動を妨害する行為は許せませんね。
 その、妨害というのは、はっきり物理的に活動を阻止することも指しますが、この場合、結果的に妨害になっていることも含めて考えることにします。
 そのひとつは、当団地では、せっかく地域猫として、リストを作成して管理している猫たちがいるのに、外部から繁殖可能な猫を持ち込むことです。この卑劣な行為は、はっきりとした証拠を掴んではいませんが、状況や猫の習性から判断して、かなりの確率でやっていることかと考えています。
 もうひとつは、心ない者によって不適切な餌やりで、いつも猫たちが満腹の状態になっているため、捕獲作戦を実施しても一向に成果が上がらなくなっていることです。

 しかし、今度という今度は、私猫じいは、年甲斐もなく、本格的にブチ切れましたからね。このように、無責任に外猫に餌を与える人間と、正当に許可を得て地域猫活動をしている人間を、「結局は猫に餌を与えてるじゃないか」と、同類と見なされてはたまりません。私たちは猫に餌を与えることが業務なのではなく、飼い主のいない外猫を管理しています。そこが大切なところで、この動画についても、別にこの人を暴いて世の中に晒すことが目的なのではなく、地域猫活動と無責任な餌やりは全くの別物である事を発信したかったからなのです。
 なので、こういう人が地面に直置きした餌を食べた猫たちは、季節によっては、お腹の中が寄生虫のオンパレードになっているかも知れません。
 また、構わずどの猫も家の中に入れているという情報もあるので、それによって縄張り争いから喧嘩になった猫同士で感染症を広めてしまったり、この様子からは、餌やり以外に全く興味がないようで、到底ノミ・ダニ駆除の薬を施しているとは考えられません。そうなると、人間の住環境は快適なので、家の中でノミ・ダニを繁殖させてしまうことになり、ここに出入りした猫たちに、もれなく蔓延させてしまうことも想像に難くないです。
 つまり、こういうひとがやっていることは、長い目で見ると、猫たちを、じっくり時間をかけて虐待して、ひいては寿命を縮めているのと同じ事になります。

 今回の出来事で、ついに市役所も保健所と連携して本格的に動き出すこととなりました。場合によっては、長い間近隣住民に多大な迷惑をかけてきたこの問題の婆さんも、いよいよ「年貢の納め時」かも知れないのです。

 本日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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