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真上の花

 いつも記事をご覧いただきまして、ありがとうございます。季節が行ったり来たりと目まぐるしく気候が変化するようで、健康管理が大変ですね。
 さて、あっという間に「猫の日」を過ぎましたね。お陰様で当地では、今月に入ってから、飼い主のいない地域猫の中で避妊・去勢手術の対象になっている猫を、先日までに合計4頭の捕獲に成功し、うち1頭は、まだ1歳未満と見られる茶トラの猫で、人に慣れている感じだったので、知人の世話で譲渡が決定しました。残りの3頭は21日に手術を終えました。ここにメスが2頭いましたが、そのうちの1頭は昨年から存在は知っていたものの、捕獲して初めて性別がわかった猫で、もう1頭のメスは、昨年春からなかなか捕獲器に入ってくれず、捕まらなくて本当に困っていたところでした。
 実は、思い出すと、昨年もちょうど猫の日に、2年半追い続けたメス猫が、近所の方のご協力で捕獲器に入り、ようやく一段落したことがありました。


そして今日はハツミの命日

 このハツミという猫の事については、地域猫活動その17で投稿してありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

この子が在りし日のハツミです

 本日2月24日がこの子の命日ですが、できればもう少し繰り上げて早めに動物霊園にお参りに行きたいと思っていました。ところが、ここ数日の悪天候続きで、また、少し天気の良い日には別の用事が入ってしまい、そうしているうちに命日を迎えたわけです。
 タイトル写真の花は、遺体で発見されたハツミの真上に咲いていたのと同じ花を、今朝の同じ場所で撮影したものです。

猫には不思議な話がたくさん

 いろいろ考え始めると、だんだん際限なく深みにはまることがありますね。昨年に続いて今年も、ほぼ同じ時期に、長い間捕まらなくて苦労していた猫、それも繁殖制限で大切なメス猫が捕獲できたということを、単に発情期だから捕まえやすい行動をしていたと考えても、もちろん構いません。
 こじつけだと言えば、それで話は終わりですが、これを「ハツミが天国からこの子たちを呼んでくれたのか」なんて考えると、何だか毎年お参りに行っている御利益があったような気にもなります。
 人間の世界でもそうですが、亡くなった人のことを話題にすることこそ、故人の供養になるという考え方もありますね。動物も同じです。特に、ペットとして飼育されていた動物だったら、なおさら後の時代にも話題にしてあげたいですよね。
 また、猫は、虹の橋を渡っても、「毛皮を着替えてまたやってくる」という話も、結構同類の話を複数の人から聞いたことがあります。非科学的な話だと笑われるかも知れませんが、人間の家族や仲間と同様に大切にされることは、人間の心も豊かになるのではありませんか?

 本日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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