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【禅語#19】励まし合える友人を作る|把手共行


今日の禅語は、把手共行はしゅきょうこうです。


この禅語は、字のごとく自ら清らかな心と共に手を取り合って生きていくということ。苦しいときも、悲しいときも、共に分かち合って人生を歩める友人をつくることが大切と述べています。


人付き合いの価値観はそれぞれ違うと思いますが、この禅語の意味と私の考えを深ぼってみようと思います。



把手共行とは?


人生の苦しいとき、悲しいとき、共に分かち合って人生を歩んでくれる友人が必要です。そしてその信頼関係を築くにはを作るには時間も関わってきます。


信頼関係は互いの気持ちを十分に伝え合い、理解し合ってこそ生まれてくるもの。


友人はたくさんいた方がいいという観念も現代社会では強い印象ですが、それは幻想かもしれません。


友人は数ではなく、お互いに心から信頼し合い、尊敬できるかをいかにつくっていけるかが大事なこと。


人生はひとり旅。


しかし、ひとりでは生きていけないのも人生の醍醐味です。


そういう時に、互いに励まし合い、助け合ったりしながら人は生きてゆく。こういった仲間がいた方が、より豊かな人生を歩めるのではないかと感じます。


時には、関係が壊れてしまうことも、離れていく人もいるかもしれません。


しかしそれもまた人生。


「縁がなかっただけ」で追いかけることはしないこと。


そして、もし「本当の友人がいない」と嘆いている人がいればそれは心を開いていないからかもしれません。


この人と共に歩みたいと思う人がいれば、まずは自分の心を開くこと。しかし、たくさんの人に心を開く必要もありません。


数は少なく、そして深く付き合うこと意識してみるのもいいのではないでしょうか。


禅語とわたし


私は、狭く深くの友人関係が心地よく感じるタイプです。


学生時代はたくさん友人がいる子たちが羨ましかったり、人見知りな自分の性格を変えようとしていた時期がありました。


でも、先日高校来の友人たちと会って話して数多くの人脈を望まなくて十分だなと心の底から思いました。


彼女たちの前では本当にリラックスできるし、気を遣いすぎないし、1番正直な自分でいられる気がします。


看護師になるまで、そして看護師として働き始めてからも共に励まし合い戦ってきたからこそ、ここまでの信頼関係を築けているのではないかと改めて感じました。


だからといって新しい人たちを受け入れないということではありません。今でも”心を開く”ということは練習しています。(これは一生学ばなければいけないなと思っていますがなかなか難しいですね)


さいごに、今年の目標でもある「自分から家族、そして友人や出会う人すべての人たちにプラスになれる自分でいること」を意識しながら自然に広がっていく人間関係を楽しんでいきたいと思います。


さいごに


大人になると、人間関係が整っていくように感じます。あの時仲良かったのに、今は疎遠になっていたり。逆も然りですが。


そして、それはすべて縁なんだろうと思います。疎遠になっても必要な人だったらまた出会えると思えるようになったからこそ、人間関係に執着しすぎず、多くを求め過ぎずない自分でいられるのかもしれません。


ぜひ、みなさんの人間関係に対する価値観をコメント欄で教えてくださいね。いろんな価値観を知ってみたいです。


では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみ⭐︎


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