【禅語#17】坐禅が穏やかな心をつくる|喜色動乾坤
今日の禅語は、喜色動乾坤です。
喜びに満ち溢れた人は、天地を動かすほどの力を持っているという意味です。
ネガティブがデフォルトの私たちの脳は、意識していないとどんどんマイナスな方へ意識が引っ張られてしまいます。
今回の記事を通して、心について振り返っていただける機会になればいいなと思います。
喜色動乾坤とは?
喜色動乾坤とは──。
いつも穏やかで嬉しそうな顔をしている人のところには、たくさんの人間が集まってきます。
多くの人に囲まれることで温かな交流や優しさが芽生える。和やかな集まりの中には、一筋の希望が自然と生まれます。
今うまくいっていても、将来に希望を持てないと言う人がいます。
明確な目標や夢がなくても、希望に満ちている人もいます。
後者の方が生き生きとした人生を歩んでいるように見えます。
人は例え、今がよくても未来に明るさを見出せなければ、常に不安感に襲われてしまいます。
希望とは、人生を歩む力を与えてくれるものなのです。そして、希望というものは人と人との関係から生まれるもの。
イライラしたり、暗い表情をしていたのでは、誰も近づいてきてはくれないのです。
人間は孤立するとマイナス思考に陥ります。
それは必然的に明日への明るさを失ってしまうということでもあるのです。
いつも穏やかで明るい心でいること。そのためには坐禅があります。
心穏やかに坐禅を組むことで、脳内にセロトニンという物質がでます。このセロトニンはうつ病などの治療にもとても効果的な物質で、気持ちを安定させる働きがあることで知られています。
特に不安感は、夜に押し寄せてくることが多いので寝る前に5分間坐禅を組んでみてください。
心穏やかに眠ることで、明日への希望が見出せるようになります。
禅語とわたし
心を一定に、穏やかにと意識していても正直難しいものです。
それでも自分自身を律し、いつも穏やかな人も存在します。
そういう人には、自然と人が集まっているという共通点があるようにも思います。
逆も然りで、イライラしている人、いつ気分の起伏のスイッチが入るか分からない人とは距離を取りたいと思うのは当たり前のことかもしれません。
どちらが豊かな人生かは、私が決めることでは無いですが答えは一目瞭然かもしれません。
私も自分に余裕が無くなると、一方的な見方でしか物事を判断できなくなるので「相手はどういう状態なんだろう?」という視点を育てていかなければならないと思っています。
「心穏やかに、場を和ませれるくらい落ち着いている人」を2024年の目標に掲げ前進したいと改め、自分を律していこうと思います。
さいごに
昨日の記事に、コメントいただきありがとうございました。
誰が悪いとかでは無いのは分かっていながらも、このやるせ無い感情をnoteにぶつけてしまいました。
しかし、丁寧なアドバイスや心遣いたっぷりのコメントを読ませていただきしっかり「今」を見つめ直そうと思うきっかけになりました。
改めてありがとうございました♩
坐禅まではできないけど瞑想しながら心を落ち着かせ、自分の周りが少しでも和やかな空気になれるよう努めます。
では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみ⭐︎
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