年上への恋心 その1

僕は年上の人に恋をする傾向があるんですよ。
それを気付いたのは割と最近なんだけどね(笑)
でも、中学二年生の時に僕は当時、12個上の数学の先生に恋してたんですよね。
ちなみにガキながらその当時はガチでした(笑)

では、まず中学二年生の頃の話をしようと思います。

あの頃は確か、中学二年生なりたての四月だったかな(笑)
数学の時間になって、うちの担当の先生がまぁ可愛いかったわけです(笑)
それで、もうそのころからちょっと気になり始めたんですよね。

そして、数学の授業が終わるたび、休み時間があるたびに話かけに行ってて気づいたら好きになってたんですよ!(笑)
そこからもう僕は虜になっちゃった(笑)
(あぁ懐かしい( ´∀` ))
んで、その数学の先生は昔バンドをやってたりギターをしてたみたいで話が盛り上がってずっと話してたり、人生相談なんかしてたかな?

それでまぁテストの点いつも悪かったんだけど、、、(笑)
その先生の虜になっていたせいか毎週金曜の放課後、補習になっちゃったんですよね(笑)
でも当時は、普通なら週末に補習なんか嫌なんだろうけど(笑)
僕は「やったー!先生と話せるじゃん!」とかいって喜んでたんですよね(笑)

それで補習が終わった後だいたい18時くらいですかね?
補習組が帰った後、真っ暗な廊下の中、明かりが一つ教室にその数学の先生と二人で話してたんですよ。
あの頃は、もう時が過ぎ冬くらいだったから暗くなるのがはやくてよく考えながら、寂しく帰ったもんですなぁ(笑)

そして、ある時ですよ。怒られたんですよ(笑)
何をして怒られたかはあんまり覚えてないんだけど、
たしか授業聞いてなかったからかな?(笑)
それで、俺落ち込んじゃうんですよね~
まぁそりゃさ、好きな人に怒られたら落ち込みますよね(笑)

それで、
ちょうどその頃、数学の期末テストみたいなやつ!?が近くて
これは、もうその数学の先生のために頑張るしかないと思い、三日間ほとんど寝ずに勉強したんですよ(笑)

その結果、、、、
なんと12点とかとってた僕が、76点まで上げたんですよ!!(笑)
さすがの先生も驚いて喜んでくれました。
そして、たしかもうクリスマスの一週間くらい前だったから、がんばったからご褒美としてトナカイの消しゴムをもらったんですよね~

それから時は過ぎて、一月とか二月くらいですかね!?
なんだか、先生に「俺は年下だけど、家庭的な男だぞ!」っていうのを見せたくて、
僕は、お弁当を作っていこうと決めました。
だからその日は「俺が作るから先生お弁当持ってこないでね。」と言ったんですよね。

それから、若い人は、なんか洒落た食い物が好きとか中学生ながら考えて、ペペロンチーノを作ろうと思ったんすよね(笑)
だからもう約一か月くらいですかね?
毎週3、4回はずっとペペロンチーノつくって研究してて家族に味見させたりしてました(笑)
あと、親戚がイタリアンのパスタ屋をやっているので、そこで教えてもらったりもしてもらいましたね(笑)

それで、結局当日、朝というか夜中か
3時に起きて気合入れて作りましたよ(笑)
それから、お弁当箱に詰めてお昼の時間に上げました。
そして、「後日おいしかったよー!」と言われあの時はほんとにうれしかったね(笑)

それから、春休みに入る前だったもんで授業もほとんどなく先生に会いに行ってたんだけど、ちょうどコロナの人数が増えてしまって緊急事態宣言が出てしまいまして、学校へ行くのがだめになっちゃってしばらく自宅学習という形で会えなくなってしまったんですね。

それから、まぁ自宅学習ということで家にいることが多くずっと先生のことを考えていました。
その時は、エレカシの「扉の向こう」っていうドキュメンタリー映画見たいのを見ていて、宮本さんが思いついた言葉をノートに殴り書きするシーンがあるんですが、それを真似したり、ずっと音楽に没頭して曲を作っていましたね。
僕はもともと色々無いことを考えてしまう、いわば被害妄想してしまう性格だからあの時は本当につらかったですね。
夢も見ましたよ(笑)

そして、そんな日々が続いて中学二年生の終業式の日が近づいてしまいました。その日は久しぶりの登校だったのでワクワクしていました。
久しぶりに先生に会いに行ったらなんだか予想とは違った反応でその日はもうバイバイしてしまったんですね。


それから二週間ちょっとですかね。
中学三年生に進級するんですが、当時うちの学校は中学三年生から校舎が変わるのでほとんど先生と接点がなくなってしまうんですね。
それで、ちょくちょく会いにはいってたんですが、僕は思ったんですよ。
12個も上だし、僕がまぁまだ若すぎたっていうのもあるんですが、もう無理だと思ったんですよね。
それで、きっぱりその恋は諦めました。
考えるだけつらかったし、見込みがないと思いましたしね。

それからは中学三年生を楽しもうと思って全力で楽しみました。
すごく楽しかったですね、いろいろありましたけど(笑)
でも、そんな楽しい日々にはいつか終わりが来るんですね。

やがて卒業式に迫りました。
とうとう三年間ともにした仲間ともお別れに、、、
結局卒業式は悲しみや達成感に涙しました(笑)

それで、別れを告げに好きだった先生の所へ行きました。
どーやらあいにく先生は、部活で忙しく会えませんでした。
ですが、別日に会おうとのことで、卒業後ですけど最後の制服を着て
会いに行きました。
その日もまた、部活で忙しいみたいで教室にはいませんでした。
他の先生に聞いたところテニスコートにいるよってことで、
僕は走って向かいました。
その先には、先生がいました。
なんだか、もうこれでお別れかとおもうと切ない気持ちでいっぱいになりました。
そして、僕らは色々な思い出を語りながら校舎へ歩きました。
そんな時間もとうとう終わりが迫りさよならを告げる時間に、
どーやら先生も僕の卒業と同時に、やめるとのことだったのです。
なので最後に写真を撮って、連絡先を交換して悲しい別れを告げました。

お互い別々の場所へ歩み、連絡を取っていたんですが今はほとんどとっていません。
年賀状は毎年贈ってますが、今元気にしているんでしょうか(笑)
元気なら何よりですね!

って感じで僕の中学二年生の恋の話なんですけど、色々あの頃はありましたわ(笑)
今はもうちゃんと考える年になって、好きな人を一途に追いかけています。
まぁ色々な経験があって今があるんで、あの頃はいい思い出だったなぁと思います!

最後にあの頃の世界観を高校生になって作った曲「記憶のカケラ」というのがあるのでそのうちアップしますね(笑)
だいぶ長い話になりましたけど、最後まで見てくれてありがとうございます!
また、ちまちまアップしていくので、今後とも何卒よろしくお願いします!
          
                              Jo

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