記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

2024.4.3(Wed.) Revival Tour "Catcher In The Spy"@大阪フェスティバルホールday1

UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "Catcher In The Spy"について書いてます
以下ツアーのネタバレありますのでご注意ください

ステージの床前方にCatcher In The SpyのジャケットにあるUNISON SQUARE GARDENの文字とその下に直線に3本棘のような波形が出てるロゴ
ステージ奥にはステージを後ろからぐるっと覆うような半円状のメタリックな骨組みのセット

18:30過ぎ暗転
絵の具が流れる中メンバー登場

→黄昏インザスパイ

薄暗い燈色の照明
ステージ後ろに淡くオレンジが映し出される
キュイーンというギターの音色からドラムがドンッと入って曲が始まるのかっこよすぎ
序盤は弾き語りっぽいスタイル
最後に貴雄が羽織ってた上着を脱いで放り投げる(もう?早くない?)

曲終わり、一瞬の静寂のあと

斎藤「…ようこそっ!」

ジャーンというイントロ
ステージ後ろにCatcher In The Spyのアルバムのジャケットが描かれたバックドロップが上から現れる
ステージ後ろを全て覆うような大きさ

→サイレンインザスパイ

斎藤「ゴマーイメェー!」(5枚目)

イントロで左右にリズミカルに揺れながら弾くベースがとても好き
前回のツアーの映像を見てたら同じ動きしてて変わってないなーと
斎藤さんのボーカル、高音じゃないところの声の深みが増してる気がする
『霊媒師のフェイク〜』とか『そういっても拙者もフリーク』』とか、上手く言えないけど

『夢は満載でしょう』あと2サビ前で
斎藤「コンバンハオオサカー!」

→オリオンをなぞる

レーザーの照明がすごくて「サカナクションみたい!」と双方に失礼な感想しか出てこなくてすいません
2Aのドラムが本当に本当に好き
最後の『ココデオワルハズガナイノニ』で拳をギュッとして掲げる田淵

曲終わり
斎藤「UNISON SQUARE GARDENです!」

MC1

斎藤「10年の時を経てCatcher In The Spyというアルバムのリバイバルツアー、当時と全く同じセットリストでお届けします。(気合い入ってます的な事も言ったあと)…自由に楽しんでってください!よろしくぅ!」 

最近はツアーでもこのお馴染みの「自由に楽しんで〜」のくだりがなくなってたから、ライブ行き出した頃を思い出して懐かしくなった

→流れ星を撃ち落せ

リバイバル前と比べると斎藤さんのAメロの手の動きが120%増しくらいになってて好き
『未だ坊やrrrrrrrロックにご執心』の巻き舌あり、当時もやってたのでやってくれるかなと思ったらやってくれた(自分比だとやる場合とやらない場合半々くらいの印象)
この時両手をクルッとするのも好き

→箱庭ロック・ショー

ドラムのシンバル音から入る
Aメロに随所にあるキメ?の3人の音の重なりがまさに曲名を体現していてたまらない
斎藤さんギターソロ前へ
ギターソロの後の『ふがいないモノクローム〜』からの3人のアンサンブル好きすぎるし、ここの歌詞がもうUNISON SQUARE GARDENというバンドの軌跡すぎるとライブ中感情が爆発した
20周年、心が持たないかもしれん

→ to the CIDER ROAD

貴雄のスティックのカウント(1、2、123的な)から始まる(当時はなかった)
サイダー色の照明
『退屈なレモネード』でフワッと黄色に変化する
今回のUNIMAGの田淵コーナーで照明の話が出てたけど、照明スタッフさんの曲とリンクした照明の演出が毎回色んなところに散りばめられていて気づくと嬉しくなる
こういう楽しみ方ができるのもユニゾンのライブの魅力だと思う

→君が大人になってしまう前に

披露されるのがなんと当時のツアー以来らしく、インディーズの頃の曲よりレア曲化していたのすごい
元ネタ(たぶん)の映画(おおかみこども)を最近見ていたからか2倍泣ける
ソースはないし田淵は絶対に正解は言わないだろうけど、『大丈夫大丈夫の魔法』が『おみやげみっつたこみっつ』のこととリンクするな〜とか思いながら聴いてた
また斎藤さんの歌い方が優しくて
当たり前だけど音源で聴くよりベースラインが更に際立ってベースの主役感
サビのコーラスがボーカルと重なるところ涙腺にくる

→メカトル時空探検隊

ポップな照明
田淵の動きがかわいくて楽しくて田淵ばっかり見ちゃう
Aメロの両足スライドしてるみたいな動きとか、Bメロの音に合わせて首を左右に振るところとか、見ていて本当に楽しい

→何かが変わりそう

メカトル最後の『へいっ!』のあと間髪入れずにドラムが入るの天才の曲繋ぎ
『しまいこんでた憧れがふわり舞っちゃって』から入ってくるコーラス、世界一好きかもしれない
Catcher In The Spyは初めて買ったユニゾンのCDなので思い入れが強いのだけど、中でも深く深く沈むきっかけになったのがこの曲なので当時聴きまくってた時の事とかがフラッシュバックして感情爆発してた(この曲は一音も聴き逃したくないので、この日はやってなかったけどフェスとかだとAメロでクラップする客がたまにいて、心の中で「今クラップしてるやつ全員レジの進みが遅くなる呪いにかかれ」と思ってたことを思い出した)

→シャンデリア・ワルツ

短いセッションからイントロへ、この流れも当時と同じ
結局この曲の持つパワーには抗えず、序盤で体力使い果たす
斎藤さん2コーラス目も『ステップはこうだっけうまく踊れないよ』って歌っちゃってて、田淵が1人だけわからずやには見えない魔法かけてた
アウトロで3人がドラム台に集まって向かい合うところ嫌いな人この世にいない説
『世界が始まる音がする』で胸を拳で叩く田淵

→蒙昧termination

怪しげなグリーンの照明
『隠したって無駄って知っている』のあとの吐息のような「あー」がエロい
『錆びる様が in your eyes?』後マイクチェック前、斎藤さんの「ゔぅんっ」という咳払いの後のキメで田淵が両手でベースのボディをポンと叩くの好きすぎる
『あのね歌詞書いたの僕じゃないんでたぁーぶちに言っといてぇー!』で田淵の方指さす(目線はまっすぐ)
(当時はフェンダーのサンバーストのストラト使ってた、いつからかユニゾンではライブだとアトリエのみになってた)

→WINDOW開ける

斎藤さんにピンスポットが当たり静寂からギターのイントロ
囁くような歌い方とサビの緩急すごい
間奏の3人がそれぞれ鬼気迫るような演奏
真っ赤な照明
影で浮かび上がる貴雄ちゃん神様かなと思った
頭取れそうなくらいヘドバンしながら弾くベース
暗くて見えないけどおそらくギター顔で弾いてる斎藤さん
まさに『弾き倒す』という表現がピッタリ
そのあとラスサビ前の嵐の前の静けさのようなギターとベースだけになる部分へ繋がり、『神様の思し召し おしまいおしまい』の囁くような歌い方から『響くもの〜』でだんだんと声に重さが入って『俺はそんなに厳しくないぞ』へ
数秒の静けさが訪れたあと『…ならば!』の暴力的で激しい歌い方…!最高!
最後赤い照明がパッとつくのもカッコよすぎ
(WINDOW開ける、2018年のCDJで久しぶりに披露された時に珍しすぎてトレンド入ってたの思い出した)

→シューゲイザースピーカー

曲間ほぼなしカウントなく曲に入る
イントロの引っ掻くようなギターかっこいい(語彙)

MC2

斎藤「(肩落としながら)…元気ですか?僕は疲れました…笑」

田淵声あげて爆笑

斎藤「UNISON SQUARE GARDENって攻めが守りかで言ったら攻め過ぎてるくらい続けてきたバンドだと思うんだけど、Catcher In The Spyの頃って攻めてる中でも重心が定まってきたアルバムで。UNISON SQUARE GARDENって『速い・高い・しんどい』みたいなイメージだと思うんだけど、その中で体重のかけ方がわかってきた頃だと思うんですね。 UNISON SQUARE GARDEN今年で結成20周年なんですけど…」

客席拍手

斎藤「あ、ありがとうございます!10年前にやったツアーをこうやって20周年にできるっていうのはとても幸せな事で。ちなみになんですけど、10年前のツアー来てたって人います?あーけっこういますね!僕も行きました笑。古くから応援してくれる人を優遇するわけじゃないけど、10年もずっと同じバンドを好きでいられるっていうのは凄いことで、とても誇れることだと思います(客席に拍手)。もう少しCatcher In The Spyの世界をお楽しみください!」

→harmonized finale

ピアノイントロ
イントロにドラムが入ってくるところの高揚感、聴くたびに幸せになる
ラスサビ前の『星座になる』のところで無数の照明が合わさってピンスポットのように斎藤さんを照らしてて、束になって散った白い光と影がホールの壁に映し出されて星座のようになってて感動だった
『君を追いかけるよその未来まで』のところ、貯めて貯めてギターを一音一音ゆっくり弾く
そのあとすぐドラムロールへ

斎藤「オンドラムスタカオスズキ!」

→ドラムソロ

リバイバル前とは全く違う新しいドラムソロ
初めは細かく刻まれたドラムから後半ブワッと大きく広がる音に変わってホール全体へ広がる求心力すごい
熱風を感じるようなエモーショナルなドラム
途中立ち上がったり叫んだり
とても文章では言い表せられないので実物見てくださいホントにやばいので
そしてそれをリズム取りながら見てるベースとギタボ尊い
ラストテンション上がって立ち上がってスティック放り投げる貴雄
素手でドラムの色んなパーツ叩きまくる
やり切った表情がカッコいい
この時スティックがドラム台の前に落ちてしまい、それを取ろうと前屈みになって手を伸ばしてたけど取れず『取れない〜』みたいなジェスチャーしてたら、斎藤さんとスタッフさんが駆け寄ってて最終的に斎藤さんがスティック拾って貴雄にはいってスティック渡してた尊すぎる

→ドラムソロからセッション

これはリバイバル前とほぼ同じかな
ギター→ベースが入ってくるところで照明が音に合わせてつくところ好き
セッションから繋がるように天国と地獄へ

→天国と地獄

斎藤「てぇーんごくとじごくぅー!」(←言い方激しい)
照明レーザーすごい
途中からスモーク何回か出てくる
途中スモーク多くてこのままだとメンバー見えなくなるのでは?と思ったけど大丈夫だった(いつかのツアーのメンバー神隠しにあったか?くらいのカオスが極まるのスモーク思い出した)

→カラクリカルカレ

イントロのベースのヘドバン
2Aの『rrrrrrrrrライドオン、ただ』の巻き舌あり(これもやる時とやらない時半々くらい、リバイバル前はやってた)
『そ!れ!だ!け!だ!が!』みたいな歌い方いい〜
間奏の田淵のスローな動きを見るたびに、昔ニコニコに上がってた映像で『コソ泥』ってコメントされてたの思い出してまだおもしろい

→桜のあと (all quartets lead to the?)

カラクリの最後の一音が桜のあとの一音目かのようなシームレスな天才繋ぎ、天才すぎる
このあたりのセットリストの流れマジで天才
しかも一度聴いたらもうこの繋ぎ以外ないだろと脳内に刷り込まれてて身体が覚えてたのすごい通り越して怖い
田淵、いつもは歌い出し最後のララララのあと(やあまた会えたねのすぐ前)で両手挙げてたのに今回は一つ前のララララで挙げてたの珍しい、変えたのかな
フェス文化のおかげでラスサビ前のクラップはしてない方が少数派になっちゃったけど、客席を見渡して『それはどうなんだい?』と首を傾げるベースが見られたので満足
ここで腕が完全に終わる

斎藤「オオサカまたね!」

→crazy birthday

田淵イントロ足上げ大変そう
いつもやってるサビの首振りも健在
マイク移動させて歌う

斎藤「せーの」
田淵「ぶゎかー!!!」(←声デカい)

田淵「八つ裂きでいいじゃん!」(←声高い)

斎藤「お、し、ま、いはこの曲!」

貴雄「ワンツースリーフォー!!!」

→場違いハミングバード 

一時期BPM早くなりすぎてどうなるかと思ったけど戻った?
明らかに疲れてるのにちゃんと足あげて足踏みする田淵素晴らしい

斎藤「UNISON SQUARE GARDENでした!バイバイ!」

冒頭で投げ捨てた上着を肩にかけて両手挙げて去っていく貴雄

アンコール

5秒くらいでステージの照明が付く
明るくなってから数秒後に3人登場
登場するなり疲れ果ててしょぼしょぼしながらドラム台に座る田淵

斎藤「ちょっと回復させて笑」

3人水飲んだりしてる

客「貴雄ー(野太い声)!」

貴雄ペットボトル片手に掲げて答える

客「20周年おめでとー(野太い声)!」

貴雄再びペットボトルを片手に手を挙げる

(そのあと「武道館行くよー!」と叫んだ方がいたけどそこはスルーしてた)

貴雄、なんかボソッと斎藤さんにボソッと呟く
斎藤「あはは!貴雄曰く、今日のライブは陸上だそうです笑。アンコールありがとうございます!いやー10年って長いね笑。でもずっとライブでやってきた曲たちだから不思議といつもと変わらなくて。UNISON SQUARE GARDENいいバンドだなって思います。
よっし!アンコールいきます!」

→instant EGOIST

冒頭田淵ステップ踏む
『「さあ 手を叩こう」?』のところで何故か手を叩く客に対して『ゔぁ?』と田淵が怪訝な顔するの、皮肉だけどある意味歌詞通りな気がする
セッション〜2回3回2回5回のキメのあと23:25のイントロ音源より長めに流れたあと3人静止

斎藤さん俯いて左手ギター持って右手流れてるような傾いたポーズ
貴雄顔伏せて両手伸ばしてるポーズ
田淵今にも倒れそうな傾いたポーズ

3人そこそこの時間微動だにせず静止
田淵その態勢長時間いける?と思ってたら田淵が一番最初に動き出す

疲れた顔しながらステージうろうろ、斎藤さんと貴雄の方寄っていて2人見渡す

これ当時は3人バッチリ静止してドラムと田淵のセリフ?のタイミングで動き出したけど、10年経ってるから『当時と同じは無理ですよ僕たち歳とりましたよ』っていう表現なのかなと思った

ストップモーションが解けてドラム入り
田淵「We’re kidding!ハハハハ!!!」
両手天に指さして高笑い
そのあとステージくるくる回りながらステップ踏む
ここで客に手拍子されてて笑った
『嫌になる度に〜』でベースが入ってくるの超好き

→徹頭徹尾夜な夜なドライブ

貴雄の『スリーフォーワンツースリーフォー』のカウントから
レーザーすんごい
間奏でベースが鉄砲みたいに飛んでくるの好きすぎる
「東の空から〜」とリズム隊のコーラス部分、後半から斎藤さんが上で入ってくるパターンだった(歌わないパターンもあり)
田淵マイク動かしたり床に寝転がったりしてて通常運転(通常とは)

(本編ラストじゃなくてここで「大阪またね」って言ってたかも?覚えてない)

→23:25

イントロが流れて客電がブワッと付く
ギター→ドラムが入ってくるところ歓喜の音
2325のキメのあとギターソロ前に出てくる
『かーえろーせーかーいへー』で大合唱
『七色に変えてキラキラ』で照明が虹色になる
この時客席をベース砲で撃つ田淵変わらず健在

斎藤「UNISON SQUARE GARDENでした!またね!」

20:25ごろ終演

この日の貴雄が本当にすごくてそれを表現する語彙がないのが悔しいとか思ってたら夜にこんなツイートが来て嬉しすぎて尊すぎて深夜2時まで酒飲んだ↓

この日の写真↓

セットリスト

1. 黄昏インザスパイ
2. サイレンインザスパイ
3. オリオンをなぞる
4. 流れ星を撃ち落せ
5. 箱庭ロック・ショー
6. to the CIDER ROAD
7. 君が大人になってしまう前に
8. メカトル時空探検隊
9. 何かが変わりそう
10. シャンデリア・ワルツ
11. 蒙昧termination
12. WINDOW開ける
13. シューゲイザースピーカー
14. harmonized finale
ドラムソロ〜セッション
15. 天国と地獄
16. カラクリカルカレ
17. 桜のあと(all quartets lead to the?)
18. crazy birthday
19. 場違いハミングバード
EN.
20. instant EGOIST
21. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
22. 23:25


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?