上善如水

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ここを駄文とイデオローグの墓場にしています。 ※昔に書いた文章とは、考えや思想が変わってたりします。

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    思ったことを適当に殴り書いたやつ。暗めの奴が多い気がする。

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完全に心が折れてる良い年した僕が、3ヶ月でさいとうなおきを倒そうと頑張る話

追記:捕捉されました 結論結論から言うと、最初の絵がこれ↓で 最近描いた絵がこれ↓ 倒せはせんかった。でも間違いなく上達はしたと思う。ぶっちゃけると、さいとうなおき先生が提唱する3ヶ月練習法は完遂できてません。ただ、かなり色々参考にさせていただきました。 さいとう先生の例の動画はこれ↓ 僕がどんな感じで練習したのかをご説明します。 どうして絵を描こうと思ったのか。正直なところ、僕の練習法はあんまり参考にならんと思います。 というのも、僕が現職でデザイナーであるた

    • 【今さら聞けない罪宝蛇眼】MDで強いデッキって手札誘発が多いデッキなのでは?

      イントロダクション正直R-ACEよりスネークアイのほうが強くね? 皆さんはTRPGとかしたことありますか? 私も学生の時分にはダブルクロスっていうTRPGを結構やったものですが、社会人になってからまとまった時間を取れなくなって、めっきりですねえ……。 TRPGではキャラクターの行動の可否をサイコロを振って決めます。2つの6面ダイスを振ったときに、両方のサイコロで真っ赤な1の目が出ると、これは「ファンブル」と言って大失敗の扱いになります。この真っ赤な2つの目を指して「蛇の目

      • 意図の解釈論と、場の解釈論

        イントロダクション  キリンの首が長いのは、なぜか。  児童書籍ではこれに対し「高いところの草を食べるため」と回答している。現在では分からないが、少なくとも私が子供の頃はそうだった。  だが、高いところの草を食べたい、と思って即座に首が長くなることはない。キリンが何を考えているかは分からないが、ひょっとすると「高いところの草食べてえ~」と考えて首が長くなっているのかも知れない。だとしたら、この説明は正しいのかも。  それはそれとして、もっと普遍的に通用する解釈を求めら

        • 『倫理』の矛盾が世界に追いつき始めている。

          お前と大谷翔平にはなんの関係もない  突然だが、大谷翔平の凄さを語るときに「日本人として誇らしい」という言い方をしている人間を見て、私は腹立ちを覚える。  大谷翔平はすごい。今までプロ野球選手の誰もが、世界トップレベルであろうメジャーリーガーですら成し遂げられなかった二刀流をこなし、結果だけでなくその人柄も評価され、しかもそれは、才能だけでなく努力をバックボーンにしたものだ。  それは、大谷翔平がすごいのであって日本人であることとはほとんど関係がない。いや、関係はあるか

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          七聖召喚初日メモ

           まだカードプールが開放されていませんが、テキスト読んだ感じ強そうなカードとデッキをまとめます。 ルール理解グウェントとポケモンを足した感じのゲーム。詳しくは公式サイトや、ゲーム内テキストを参照のこと。ゲームのルールがわかった上で、どのようなアクションが強いかを分析する。 勝利条件 ウィクロスみたいな感じで、最初からボードには自分が選択した3人のキャラクターが配置される。先に相手のキャラクター全員のHPを0にしたほうが勝ち。キャラクターのHPはたぶん10固定。 つまる

          七聖召喚初日メモ

          【原神】冒険ランク45が遠い、マジの初心者向けフローチャート【初心者】

          イントロダクション原神のキャラ強化は多くの素材を要求され、大変です。特に無課金・微課金で攻略しようとするとき、色々なキャラクターをまんべんなく育成しようとするとレベルが足りなくなり、敵を倒せなくなって詰みます。(※昔の話。今は救済措置があるので、完全に詰むことはなくなった) 原神では冒険ランク45から「聖遺物」の厳選を開始することができ、この「聖遺物」をより強くしていくのが原神の育成におけるエンドコンテンツと言って良いでしょう。この聖遺物の組み合わせについては、すでに多くの

          【原神】冒険ランク45が遠い、マジの初心者向けフローチャート【初心者】

          【電脳堺】完全新規の初心者が2期連続プラチナ1に到達したデッキの話をします【遊戯王マスターデュエル】

          はじめに記事の概要 マスターデュエルで初めて遊戯王に触った私ですが、【電脳堺】のみで、両シーズンとも一週間以内にプラチナ1に到達しました。カード知識0の状態から、歴戦のデュエリスト並み居る環境で安定して勝つために考えたことを纏めています。 できるだけ私と同じような状態の人間が読んだときに、そのままランクマッチに行けるような記事を目指しています。入っているカード全ての使い方をできるだけ分かりやすく説明しているので、ランクマッチで勝ちたい初心者の方はぜひ。 その代わりちょっ

          【電脳堺】完全新規の初心者が2期連続プラチナ1に到達したデッキの話をします【遊戯王マスターデュエル】

          遊戯王未履修の人間がマスターデュエルを経て得た「遊戯王」という認知

           突然なんですが、格ゲーにはギルティギアというシリーズがあって、界隈ではこのゲームを指して「1人用のゲームを2人でやるゲーム」と言ったりします。コンボが強すぎるため、なんか小技がかすっただけでHPが全部吹き飛ぶからですね。求められるのは相手との駆け引きじゃなくて個人のコンボ精度じゃねーか、という揶揄です。  もちろんこれは真実ではなくて、むしろ一発受けたら即死の状況で、いかに相手の始動技を躱しながら、自分の始動技を当てるか、みたいな駆け引きが生じるため、ゲームとしてはちゃん

          遊戯王未履修の人間がマスターデュエルを経て得た「遊戯王」という認知

          選挙行く人は、別に偉くない。

           選挙行ってきました。結論から言うと、僕の思想と全く同じ政党なんてないので、一番マシそうなところに投票するという、かなり消極的な投票の仕方になりました。  とはいえ、僕みたいな人はそんなに少なくないはず。結局、選挙という仕組みが理想と乖離し始めているのではないか、という風に思ったり。衆愚政治って言葉が古代ギリシャの時代にはすでに生まれているの、人間の本質は変わらないんだなあ、と思います。  僕が働くクリエイティブの世界では、「多数決をしてはならない」という不文律があります

          選挙行く人は、別に偉くない。

          己が赤ちゃんであることを認めろ!~ガチで「継続」するためのセルフコントロール術~

           前回、本気で絵を練習したらたった数ヶ月でこんなにうまくなりましたよ~みたいな記事を書いたところ、嬉しいことに多くの方に読んでいただけました。感謝。  その中で「毎日何かを続けるのがすごい」「そこが一番難しい」みたいなお言葉をいただき、たしかにそれは難しいことの一つだよなあ……と頷くことしきり。  実際のところ、僕もそこは今までの人生で苦心したことの一つでもあり、コツを掴んだのもつい最近の話です。  ADHD気質で継続が苦手な僕が、どうやって数カ月に渡ってセルフコントロ

          己が赤ちゃんであることを認めろ!~ガチで「継続」するためのセルフコントロール術~

          かたちと色のデザインは(ほとんど)無意味だという話。

           僕がデザイナーとして仕事していると、お客様や営業さんから言われることの中で「ここもっと目立たせたいから大きくしてよ」とか「ここ目立たせたいから赤くしてよ」っていう注文があります。  こんなんUXデザイナーからしたら失笑物のロジックなんですが、どうも世間の人たちはマジで赤いものは目立つと信じてるんですね。確かに、人間の錐体視細胞の中ではL錐体(赤色を認識する組織)が一番多いので、ある条件下ではそれも真実です。  が、基本的に人間は自分い興味のないものは見えません。「見ない

          かたちと色のデザインは(ほとんど)無意味だという話。

          FF14初心者がストーリーで体調崩した話

           めちゃくちゃ重大なネタバレを含むので、まだ蒼天のイシュガルドをクリアしていない人はブラウザバック推奨です。  最近友人に誘われてFF14を始めたのだが、癪なことにまんまとハマってしまった。特にインスタントダンジョンという仕組みが楽しく、見ず知らずの人とパーティを組んで、それぞれの役割をこなして協力できるのは手軽で、なおかつ歯ごたえと満足感がある。  僕はMMOでは基本的にサポートキャラクターを使うことが多い。(メイプルではカンナを使っていたし、PSO2ではテクターを使っ

          FF14初心者がストーリーで体調崩した話

          DEATH STRANDINGが面白すぎて生活に支障が出たのでビーチについて考察する。

           先日やっとこさクリアした。発売日当日に買ったにも関わらず、クリアまでこんなにかかったのは、最近はガラル地方で血で血を洗うランクマッチに身をやつしていたからである。  あまりにも殺伐としたガラルの大地に嫌気がさした私は、まだクリアしていないデスストランディングをクリアすべく、アメリカの大地に立ったと言うわけだ。まあ史実じゃどっちも血に濡れてるんだけどな。ガハハ。(ガラル地方のモチーフはイギリス)  念のためだが、この記事はネタバレを含む。デスストというゲーム、断言するが貴

          DEATH STRANDINGが面白すぎて生活に支障が出たのでビーチについて考察する。

          作家と作品の評価は区別されるべきか

           答えの出ない問題ではあるが、つい最近、ようやく自分の中で納得できる答えが出たのでメモがてら残しておこうと思う。  一人の文作家でもある私自身としては、是非とも作家と作品は区別して欲しいところだ。私という人間の恥が多い自覚があるため、せっかく生み出した私の作品たちが、私という人間を原因として貶されるのは非常に我慢がならない。  同様に、たとえば自分の好きな作品が、作家が原因で貶されるのも気持ちよくはないだろう。私は百田尚樹さんの作品を読むし、好きな作品もある。だが同時に、

          作家と作品の評価は区別されるべきか

          結局リーシェナにナニはついてるのか問題

           下品な話もします。耐性のない方はブラウザバックでお願いします。  ちょっとシャドウバースの話をします。今回の問題はこの子です。ネメシスの強力なフィニッシャー、みんなのアイドル、十禍絶傑の一人、その他色々。破壊の絶傑・リーシェナちゃんです。昨今ではエイラ対策のエンジェルシュートであっさり消滅しちゃうことも多いですが、まあ普通に強いです。  現環境(グローリー環境)におけるリーシェナちゃんの立ち位置を論ずるならまあ、環境トップのエイラビショップに有利に立てるデッキ、くら

          結局リーシェナにナニはついてるのか問題

          伊藤計劃と、フーコーと、外注。

           私は、伊藤計劃先生を敬愛している。いわゆるフリークというものかも知れない。虐殺器官も、Harmonyも、indifference engineも、全部好きだ。自分の人生に一番大きな影響を与えた作品は? と聞かれたら、まず間違いなく<Harmony/>と答えるだろう。  Harmonyを読んだ方は、あの世界観をどう思っただろうか。リアル? それとも、新しい? けれど、あの妙に艶かしくて血の通った世界観は、決して伊藤計劃という才能から、ポンと飛び出てきたアイディアではないこと

          伊藤計劃と、フーコーと、外注。