フランスと日本の経済成長を考えてみる

フランスから帰国してもう少しで一週間が経過しようとしている。いまだに時差が直ることがなく、日本の時間帯では完全に昼夜逆転となってしまった。

昼に起きて、夜に寝ようとしても寝れず寝るのは朝の四時。基本的にこんな感じでいつに日本時間の時間帯になるのだろうか。

そうなるとこれまで日本にいた頃の、自分の中で習慣としていたことだどれもできなくなり、なんとなくダラダラとするようになり、いわゆる非生産的な感じが拭えない。

それにしてフランスに行き改めて思ったことが、皆それほどコン詰めて働いているようでもなく、日本人に比べてより人生を謳歌しているように思えるフランスは、経済成長していて、日本人はいまだに低成長を続けているのだろうか。

この問いがフランスに行っても未解決のままだった。客観的にみて日本人の方が真面目に、ルールを守り、よく働いていると思ってしまう。

そのことを昨日、飲み会に行った時に他の日本人に聞いてみると、日本人は効率が悪いと皆口を揃えて言っていた。

この効率とはなんなのだろうか。私は日本の企業でしか働いたことがないので、外資系企業との比較はできないけれども、よく言われているのが会議が多い、意思決定が遅い、無駄に資料を作らなくてはないない。

その辺の例がよく日本の生産性の低さに起因していると言われている。

それが全てとは思わないけれども、日本に戻るとコンビニ店員の対応の早さ、そして機械のような早さに改めてすごいなと感心してしまう。

フランスにいた時のスーパーでは、歌いながら接客をしたり、お釣りが40ユーロ返ってくるはずなのに、4ユーロが返ってきたり、店員があまり作業していなくて、マネージャーに怒鳴られていても、いや忙しくてなんて抗議していたり(もちろん全然忙しくないけれども)。

そんな感じのスタイルなのに、なぜか日本の成長性が低いと言われている、これは一体なんなのだろうかと、今だにこの謎は未解決のままだ。

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