「色即是空」体験

空海の有名なフレーズで、「色即是空」という言葉がある。これは瞑想に磨きをかけ続けるとこの意味がわかってくる。少なくとも自分はわかったつもりではある、もしかしたら全くわかっていなかったりするかもしれないけども。

このフレーズ自分なりに解釈すると、この世は幻想であるということ、一見するとこの世界こそが全て、これがリアルワールドのように思ってしまう。

けれども、瞑想をし続けているとあるときに、全身が光で包まれて、感覚的ではあるけれども、全てが溶け出してただただ光だけに包まれるという瞑想体験をした時に、この空海のフレーズが身体を伴ってわかった気がする。

聖書的に解釈をすると、この世界には何もない状態、無の状態からそこからまず光が誕生し、その後様々なものが誕生しだした。

瞑想では、光に包まれた状態を涅槃とも言うようでもあり、瞑想をひたすらやり続けるとこの涅槃の状態に辿り着く。瞑想を始めて10年以上となるけれども、徐々に深い意識に到達するようになってくるものである。

言ってみれば、この世界は幻想でもあり、何も悲観することもなく、本来は自分の意識、無意識によって形成されているのだと開き直り、自分の観念を変えたら物事なんて簡単に変えることができると言う楽観的な態度で日々を過ごすことが良さそうだ。

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