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石橋式 彼岸の隣人交流記

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作者の経験した心霊話をゆるふわ系()でまとめてみました。 週1度UPする予定です。
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記事一覧

昨晩の怪奇。(2023.3.2早朝)

昨晩の怪奇。(2023.3.2早朝)

久々に、我が家で奇っ怪な出来事が起きました。

昨晩、いつもの通り、夜遅くまでゲームをしたり、ダラダラとWEBめぐりをしていたんです。
あー、そろそろ寝ないと明日キツイな。
シャワー浴びるの面倒くさいな。
色々とダラダラしているわけです。良いオトナが。
そうしたらね、事もあろうに、とある記事に夢中になっちゃったんですね。
僕の好きな、古代の海洋生物の生態を予想して、こうだったに違いない。とか、当時

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Kindleインディーズ書籍 苦悩の連発

Kindleインディーズ書籍 苦悩の連発

僕の漫画、石橋式実話怪談で、Kindleデビューしました。
無料公開のインディーズというやつ。

漫画の過去ログを辿るのが大変というご意見をいただいたのがキッカケ。
元々無料で公開していたものだし、このラクガキクオリティでお金をいただくわけにはいかない。
そこで、Kindleインディーズ書籍にて、0円で公開させてもらう事に。
でもね、そのままマトメて出すってつまらないじゃない?
僕、頑張りました。

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縄文の遺跡

縄文の遺跡

僕のふるさと、道南のとある町には、縄文時代の遺跡の跡がある。
・・・正確には、そういう噂がある場所・・であって、学者さんが調査したわけではない。

農道を越え、ヒグマよけの空砲が定期的に鳴るような人里から離れた場所。
今考えると、どうしてあんな所まで行ったのか分からないような、そんな何もない辺鄙な場所だ。

もとより農地と未開拓な山林が多くを占める町だけあり、色々なものの規模は大きい。とはいっても

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イラストレーターの昔話とドロボウ談話

イラストレーターの昔話とドロボウ談話

ここ一ヶ月ほど、本業がとても忙しく、沢山の子たちを世の中に放出してました。
今はインターネットという便利なものがあるからか、全案件、僕の住む北海道から遠く離れた地域のもの。
・・・とは言っても、僕がイラストレーターを始めた頃は、ITバブル以降で、すでにインターネットがめっちゃ普及していたので、昔の地域密着型イラストレーターの仕事の仕方なんて経験無いんですけどね。

凄いよね、昔のイラストレーターは

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視覚を楽しむ。

視覚を楽しむ。

万華鏡ってきれいですよね。
この手の視覚的に不思議なおもちゃが、僕は昔から大好きでした。

例えば・・・・

こういう、色付きジクロロメタンがせり上がってきて、ボコボコ沸騰するアイテム(ラブメーターというらしい)とか・・・

こういう、オイルがポタポタと流れるアイテム(オイルタイマー・オイルクロック)とか。
ああ、あとあれも好き、名前は分かんないけど、「洋画とかでおしゃれな若者のお部屋でモヤモヤ上

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アイスバーンとうさぎと腰痛

アイスバーンとうさぎと腰痛

前回に引き続き、北海道もようやくアスファルトの雪がとけ、春が徐々に近づいてまいりました。
と、なんでこんな事をまた書いているのかと申しますと・・・・・

寒ぃんです、全然春じゃないんです。ちょっと暖かくなったら、気温が下がり、雪が降りを繰り返しています。
さっき外に出た時はまた雪が2センチほど積もってました。

北海道あるあるネタなんですけど、マイナス10度の時より、プラス1度とかのほうが部屋の中

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コゴミと森の人。

コゴミと森の人。

札幌も、ようやく春の空気が流れてくるようになりました。
近所のスーパーで、山菜のコゴミが売り出されてたりね。

この時期にしか出てこないようなお野菜などが売り出されると、春になったなぁと感じます。

先日、うちの嫁さんが、今回のマンガに出てくる「コゴミのマヨゴマ和え」を食べた事が無いとの事で、半額セールになっていたコゴミを買ってきました。

いや、スーパーで買うとなると高いのね。
たった5本で20

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母との談話は稲川節。

母との談話は稲川節。

僕は小さな頃から、母のオバケ話を聞かされて育ちました。

マンガにもならないような、小さな小さな話から、・・・いや、それ、完全に事件じゃん。という話まで。
(これは実際に新聞に載ったらしいけど、未確認です。)

事件の一例としては、そのうちマンガにしようかなとも思ってますが、大体こんな感じ。
・・・・・これ・・・オープンな場所でマンガにしない方が良いのかな。

母が通っていた小学校の廊下で、母とそ

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優しい霊と怖い母ちゃん。

優しい霊と怖い母ちゃん。

子供の頃って、大人の時より、色々な不思議体験をしている記憶がありませんか?
よく思い出してみて・・・・・
ほら、1つか2つか3つか、それくらいあるでしょ?
無いです? くっ・・・・

こういうのって、子供のときにだけアナタに訪れる不思議な出会い・・というわけじゃないと、僕は思うんです。
大人になると、分別とか合理性とか、そのあたりが優先されて「気のせい」と判断してしまうんじゃないかなーと。

大人

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友人の不思議体験&死者の声。

友人の不思議体験&死者の声。

亡くなった方の声って、聞いたことある方、読者の方の中にいます?
実際に幽霊が見えない方でも、声だけは聞いたことがあるという方は、結構な人数いるみたい。

例えば、とても仲が良かった知人が亡くなった時、
例えば、ご自身の身内の方が亡くなった時。
つながりが強い人物の場合、結構な確率でメッセージが受け取れたりするみたい。

僕も何度も経験があるんですけど、あれ、面白いんですよ。
前にもどこかで書いたか

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動物の魂。

動物の魂。

最近、嫁さんがお仕事で動物系の案件が色々と増えてきたので、今回は動物霊のお話を。

1年ほど前の事、ちょうどイシバシ式赤字の塊だし、どうしようかなーとか思っていた時ですね。これに関しては今でも思ってますが。
知人の「非科学的な存在全否定」の方と、行きつけの個人経営の居酒屋にてお話をする機会がありました。

・・・はい、要は一緒に呑んだだけ。

彼は、僕がこういうマンガを描いているのを知っていて、

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因縁って本当にあんねん。(エセ関西弁)

因縁って本当にあんねん。(エセ関西弁)

はい。エセ関西弁です。
最近ね、久々に鉄道員(ぽやっぽ)を観たんです。
関西の人が、エセ関西弁に怒る気持ちがちょっと分かっちゃった。

どうしても、高倉健氏・小林稔侍氏・大竹しのぶさんの北海道弁のイントネーションが違うんです。
もちろん北海道は広いので、それぞれの地域でナマリの形は若干違いますが・・・。

「○○だべ?」「○○するべさー?」「○○っしょー」

彼らの北海道弁は、「すごく綺麗な標準語

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飼い主より上

飼い主より上

うちの猫”コメ”のお話。

コメはトンキニーズとスコティッシュフォールドの間の子。
以下トンスコと呼びます。

2年前のある日、嫁さんがよく見ていた同市内のキャッテリーWEBページで、5匹のトンスコの子が生まれたと掲載されました。
灰色2匹、白2匹、なぜかソマリっぽい子が1匹。
お母さんは美人で小型のトンキニーズ、お父さんは妙に眼力が強い、顔の大きな白のスコティッシュ。
はじめのうちは、特に新しく

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古クジラの夢

古クジラの夢

静かな場所で眠る静かな者。

マンガの中でも何度か触れた事がありますが、僕は子供の頃から化石が大好きです。
化石には色々なロマンや物語が詰まっている気がするんです。

以前、海辺で拾ったアサリのような二枚貝の化石には、直径2ミリくらいの穴が開いてました。
これは、二枚貝に穴をあけて捕食する巻き貝に食べられた痕なんだそうで・・・・

この、現在北海道に生息しているアサリよりもスベスベしている「アサリ

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