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ペットとの適切な関係。

まずは漫画をば。


はい、いつもお世話になっております、大石橋でございます。
外は猛吹雪。連日マイナス10度を超え、ヒーターをつけてても寒さ染み入るこの季節、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

うちの猫たちも、嫁さんもあったかマットの上を動きません。
僕の作業部屋 兼 居間で一番寒いのは、そう、僕の今座っている位置。
足元の小さなあったかマットも猫に奪われる始末。
頑張って生き抜きます。

さて、そんなこんなでペットとの適切な関係のお話です。
そもそも、何が適切かそれぞれの愛し方があるという話にもなってしまうのですが。

僕の知り合いの猫飼いに、「生きても15年くらい。だったら、美味しいものを好きなだけ食べさせてあげよう。人の食べる物も欲しがったらあげよう。悪さしても叱らないでいよう。私は猫の下僕になってあげよう
そういう飼い方をしていた人が居ました。
結果を先に言いますと、その子は9年生きました。
ただ、最期の1年は、ずっと闘病生活。背中の余り皮の所に輸液を週に3回4回、腎臓をやられて気持ち悪いものだから、嗜好品しか食べられない。

猫も飼い主もつらい。最期の方は、辛くて見ていられないと嘆く飼い主。
でも、そういう愛し方をしていたのは、その人です。
猫も8年間は好きに楽しい生活が出来たと思います、しかし、最期の方は地獄の1年。
これ、本当に幸せなんでしょうか。

可愛がりすぎて、何でも甘やかして、結果的にかわいそうな事になってしまうというのは、本当にその子のためになっているのかな?と、僕は思います。

最近、ペットの下僕 という言葉を使う飼い主が多いですよね。
僕、あれダメなんです。
単なる自虐ネタなのかもしれませんが、その子を迎え入れた飼い主の立ち位置として、ネタでも洒落でも、やっぱりちょっと引っかかるんです。

飼い主として、その子がちゃんと生活できるようにケアしながら、たまに美味しい物を共有しながら、長く楽しく一緒に生きる そういうのが、僕が思う適切な関係です。
我が家の子たちも、当然ながら老いていきます。高齢の長毛猫も居ます。
だからこそ、その毎日を僕たち夫婦と、少しでも長く一緒に楽しく過ごせるように、僕たち夫婦は、きちんと飼い主をします。

・・・・と、まぁ、偉そうな事を言いつつも、飼い主とペットなんて、人それぞれなので、普通に楽しく、良いと思える飼い方で飼ってあげれば良いかなと思います。

今回この漫画を描いたのは、初めて飼った猫で、小さな頃から猫おやつを与えてしまって、それしか食べなくなっちゃった・・どうしよう。
という人をリアルで知ってしまったので、気をつけてねという注意喚起を兼ねて書かせてもらいました。
おやつしか食べなくなっちゃった場合は、おやつの量を減らしていって、メインのご飯の種類を変えて舌をリセットしてやると良いですよ。
と、一言アドバイス。

と、今回はここまで。
猫にちょっと場所を譲ってもらって、足だけでも温まりながら10年に一度の大寒波をしのいで行こうと思います。
それでは、また次回まで。

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