日本プレゼンテーション教育協会

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一般社団法人 日本プレゼンテーション教育協会(JPEA:Japan Presentation Education Association)は、プレゼンテーション教育を普及させる為に設立致しました。上場企業から各種団体、学校まで社員研修や講演会、個別指導を実施しています。

最近の記事

相手によって作戦を変える 〜優柔不断タイプ編〜

プレゼンで結果を出すためには、相手のタイプに合わせてどのように進めていくかという「作戦」を変えることが重要です。 中でも「優柔不断タイプ」は、色々考えすぎたり、周囲の反応を気にしすぎるがあまり、自分で決断できないタイプです。 今回はそんな「優柔不断タイプ」にプレゼンする場合について解説します。 優柔不断タイプの特徴は、自分に自信が持てないため、自ら決断するという「決断力」が弱いです。一方で、チームワークを大切にし協調性があり、人に対してとても協力的です。 さて、その名

    • 相手によって作戦を変える 〜研究者タイプ編〜

      プレゼンで結果を出すためには、相手のタイプに合わせてどのように進めていくかという「作戦」を変えることが重要です。 顧客や上司など、ビジネスシーンでプレゼンを聞く相手のタイプが「研究者タイプ」……曖昧な話が嫌いで、正確なデータや根拠がないと信用してくれない。そんな相手の場合について解説します。 ■「研究者タイプ」はこのように攻略せよ研究者タイプは個人の主観や勘、経験よりも、データや資料など客観的な「事実」を重視します。また、物事を分析的、論理的に考える傾向があります。 そ

      • 相手によって作戦を変える 〜慎重派タイプ編〜

        ■「慎重派タイプ」はこのように攻略せよその名の通り、正確な仕事を求める慎重派タイプが相手の場合、プレゼンを聞いて少しでも引っかかることがあったり、不安を感じたり、質問に対して明快な回答が得られなかったりすると動いてくれません。 一見、曖昧な話が嫌いな研究者タイプに似ていますが、慎重派タイプは論理的に正しいかだけではなく、感情面も重視します。いわゆる「正論だが、気に食わない」というやつです。 そこでこのタイプに対する作戦ポイントは次の3つです。 1.事前準備が全て! 2.

        • 相手によって作戦を変える 〜成果重視タイプ編〜

          プレゼンで結果を出すためには、相手のタイプに合わせてどのように進めていくかという「作戦」を変えることが重要です。 例えば、対戦スポーツでは相手チームのタイプによって作戦を変えます。「今度の相手は攻撃型だから、攻め込まれる前に前線で積極的にプレッシャーかけて、相手のミスを誘ってカウンター狙いだ」みたいな感じです。 相手のタイプなんぞ知らん!どんな相手でも自分のスタイルを貫くだけだ!……というのもアリかもしれませんが、それでは辛いものが苦手な人を、自分が大好きだからと言う理由

        相手によって作戦を変える 〜優柔不断タイプ編〜

          【今日のワンポイント】相手の「なるほど」は当てにならない

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「単なる相槌」です。 【なるほど】その通りだというように相手に同意したり、自ら納得したりする気持ちを表す。ほんとうに。たしかに。(大辞泉) プレゼン中、相手が「なるほど」とか「確かに」「ふんふん」など、こちらの話に対して相槌を打ちながら聞いているので、理解できているのだろう、納得しているのだろう……と気を良くしていたらプレゼン終了後…… 「結局よく分からなかった」 「今は

          【今日のワンポイント】相手の「なるほど」は当てにならない

          【今日のワンポイント】「結局よくわからなかった」と言われる、たった一つの理由

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「相手視点」です。 そもそも話がよくわからなかったのは誰でしょうか。それはもちろん「相手」ですね。 何を当たり前な……と思うかも知れませんが、この当たり前であるはずの「相手」のことをすっかり忘れて、自分が話しやすいように話してしまうと、よくわからなかったと言われてしまいます。 例えば、わかりにくいプレゼンの特徴の一つに「専門用語が多すぎる」があります。 プレゼンターは、普段使

          【今日のワンポイント】「結局よくわからなかった」と言われる、たった一つの理由

          【今日のワンポイント】気をつけよう!「確認不足」がミスを招く

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「要確認」です。 「今回も仕様変更はないだろう」「確か半年後からだったはず……」 プレゼンに限らず、このような「〇〇だろう」や「確か〇〇だったはず」という思い込みや確認不足がミスにつながります。 特に忙しい時、疲れている時はつい確認を怠ってしまいますので、手間を惜しまず、しっかりと確認する習慣をつけましょう。 必要な時、学びたい時に学べるプレゼン講座早朝や夜など、自分のペース

          【今日のワンポイント】気をつけよう!「確認不足」がミスを招く

          【今日のワンポイント】結論の次は「理由」

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「なぜなら……」です。 聞き手が結論の次に知りたいのは、その「理由」です。そこでよく使われるフレーズが「なぜなら……」とか「理由は……」です。 「なぜなら……」 【結論】プレゼンテーションには、社会人としての様々な総合力が必要です  ↓ 【理由】なぜなら、話す力以外にも様々な能力が必要だからです 「理由は……」 【結論】夜10時以降の飲食は控えましょう  ↓ 【理由】理由は

          【今日のワンポイント】結論の次は「理由」

          【今日のワンポイント】まず結論を言う

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「まず結論」です。 プレゼンに限らず、話すのが苦手という方からよく聞くお悩みの一つに「話がわかりにくいと言われる」というものがあります。 一生懸命プレゼンしたのに「説明がわかりにくい」「最後まで聞いてもよくわからなかった」「つまりどういうこと?」と言われてしまい、困っているそうです。 そこで相手に二度とわかりにくいと言わせないためのコツをお伝えします。 ■まず結論を言うさて、

          【今日のワンポイント】まず結論を言う

          【今日のワンポイント】何を話し、何を”話さないか”を決めよう

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「捨てる」です。 プレゼンが記憶や印象に残らない人の特徴の一つといえば「詰め込み過ぎる人」。 限られた時間の中で、なんとか聞き手にわかってもらおうと、持っている知識や調べたことについて全て話そうとする人のことです。 しかし、短時間にあれもこれもと詰め込みすぎると、むしろ聞き手の記憶や印象に残りません。 そこで詰め込み過ぎる人にならないためには『何を話し、何を話さないか決める』

          【今日のワンポイント】何を話し、何を”話さないか”を決めよう

          【今日のワンポイント】うまくいかなくても、落ち込まない!

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「切り替え」です。 自信を持って望んだはずのプレゼンが…… 万全の準備を整え、自信を持って望んだはずのプレゼンが、良い結果に繋がらなったら落ち込みます。 何を隠そう、プロ講師の私でさえそうです。講師というと自信の塊だと思われがちですが、そんなことはありません。意外と繊細なんですよ(本当か?) --ただし、自信を持っている人と、そうでない人の違いはここから。 まず自信を持てない

          【今日のワンポイント】うまくいかなくても、落ち込まない!

          【今日のワンポイント】オンラインは相手の「反応」がわかりにくい

          みなさん、こんにちは。 日本プレゼンテーション教育協会の代表理事・西原です。 すっかり在宅勤務が増えました。オンラインで会議や打ち合わせができるので、遠方の人と会うのに移動しなくて良いというのはありがたいことです。 ただ、便利になった反面、朝から晩まで会議が詰め込まれてしまい、ヘロヘロだ……という話もちらほら聞きます。移動時間を考慮しなくていいとはいえ、会議と会議の間が10分しか空いていないというのは、さすがにきついですなあ。 さて、プレゼンもオンラインですることが多く

          【今日のワンポイント】オンラインは相手の「反応」がわかりにくい

          【今日のワンポイント】えーと、あのーを減らすには

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「口癖」です。 「緊張すると、えー、あー、そのーなどの口癖が多くなってしまいます」 ……と言うお悩みは、緊張とセットでよく聞く話です。 我々はアナウンサーのようなプロを目指すわけではないので、多少の口癖は気にしなくても大丈夫です。 ただし、あまりに多すぎると相手が非常に聞きづらいので、減らさなければなりません。 口癖を減らすには:内容を思い出しながら話すタイププレゼンでもスピ

          【今日のワンポイント】えーと、あのーを減らすには

          【今日のワンポイント】緊張するのは悪いことではない

          30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「緊張」です。 プレゼンの悩み第1位といえば「緊張して上手く話せない」(協会調べ)です。しかし、緊張することは悪いことではありません。誰だってドキドキします。 ただし、緊張にも「良い緊張」と「悪い緊張」があります。 良い緊張はドキドキするけれど、よし!頑張ろう!と前向きに考えられるもの。一方、悪い緊張はドキドキしすぎて、失敗したらどうしよう、なんか話すのが怖い……と不安や恐怖が

          【今日のワンポイント】緊張するのは悪いことではない

          【今日のワンポイント】相手の反応を見ているか?

          あなたは人と話をしている時に、どこを見て話していますか? 「相手の目を見るようにしています」という答えが多いのではないでしょうか。 しかし、本当に大切なのは「目を見る」ことよりも「相手の反応を見る」ことです。 大半は黙って聞いていることがほとんどですが、反応していないわけではありません。多くは何かしら反応しながら聞いています。例えば…… ・頷く ・「なるほど」「ほぅ」など相槌を打つ ・目を見開く ・メモを取る ・プレゼンターをしっかり見る ・資料ばかり読んでプレゼンタ

          【今日のワンポイント】相手の反応を見ているか?

          結局、何も教えてくれなかったな……

          私が目撃した、とあるカフェでの出来事です。 こんにちは。日本プレゼンテーション教育協会 代表の西原です。 それは2021年の初春のことでした。大阪のセミナー会社が主催するプレゼンセミナーに講師として登壇するので、その前にカフェで講義内容を確認していた時のことです。 私が座った席の近くで、どうも自己啓発系セミナーっぽい事をしている3人組がいました。20代前半の講師っぽいのが、20〜30代前半の受講者2人に、なにやら自分のやりたいことの見つけ方がどうのこうの……という話をし

          結局、何も教えてくれなかったな……