尾関知人厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析

【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析に訪問してくださり誠にありがとうございます。
本分析レポート(2022-2023版)では、前年度版までの仕様をベースにしつつ各項目の深掘りをさらに行い改良を重ねております。これまで同様に、筆者自身も出資検討前に読み直したい内容として、より実践的になっていると自負しております。

なお、本分析レポートは有料記事としていますが、【2019-2020版】の一部厩舎をお試し版として無料公開版でご用意しております。構成については同じ作り方をしておりますので、有料版購読の前にお試し版をお読みくださると嬉しいです。

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ぜひ、みなさまの出資馬選びの参考書として活用していただきたいと思っています。
より多くのみなさまが、より良い一口馬主ライフを送れることを願っています。良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

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【尾関知人厩舎2022-2023】

(ひとこと)

モンストール…2代母イソノルーブルが1991年(平成3年)オークス優勝馬
サクラプレジール…母姉サクラキャンドルが1995年(平成7年)エリザベス女王杯優勝馬
ココロノアイ…3代母マックスビューティが1987年(昭和62年)桜花賞・オークス2冠馬
グローリーヴェイズ…3代母メジロラモーヌが1986年(昭和61年)桜花賞・オークス・エリザベス女王杯3冠馬

上記は尾関厩舎重賞優勝馬の一部なのですが、昭和後期~平成初期の名牝血統を引き継ぐ馬での重賞優勝が目立ちます。
「昭和後期~平成初期の名牝血統系」のように少し昔の要素を感じる血統を、血統表の奥で保有している馬を、現代競馬において再興させる力を持っているのが尾関厩舎なのかもしれません。
少し補足しますと、ココロノアイの血統表の前面は「ステイゴールド×デインヒル」です。グローリーヴェイズにしても、血統表の前面は「ディープインパクト×スウェプトオーヴァーボード」ですし、母メジロツボネ自身が芝千二路線で活躍したスピードタイプです。
つまり、血統表の奥の方でアクセントとして「昭和後期~平成初期の名牝血統系」が入っているというのが今回で見えてきたファクターです。やみくもに昔の血統馬を漁っても令和の芝馬場には適応できないと思いますので、ここは誤解ないように、あくまでもアクセントのひとつとして覚えておきたいイメージです。

厩舎アーニング・インデックス

詳細解説の最初は、当noteの一番の売りと考えている厩舎アーニング・インデックスからです。一口馬主向けにカスタマイズした指数から厩舎の特徴を捉えていきたいと思います。
※各EI(アーニング・インデックス)は独自算出の数値で平均値が1.00です。用語説明はこちら
https://note.com/jra_trainer/n/nd2f94207f16d

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