子供の背を伸ばしたい!成長ホルモン分泌を一番高める運動様式は?

<著者>安藤大貴(あんどうひろき) 1989年9月5日生まれ
至学館大学健康科学研究所特別研究員。至学館大学大学院健康科学研究科修士課程を修了後、スポーツ栄養学を専門とした管理栄養士として活動。プロバスケットボールリーグB.LEAGUE・大阪エヴェッサ(17-18SEASON)。競技力向上を目的とした競技者向けのスポーツ栄養サポート、スポーツキッズ向けのスポーツ食育活動、また競技者の競技力向上に関するスポーツ栄養学研究にも従事。食を通じたアスリートの身体づくりやコンディショニング、ケガ予防の指導が専門。

成長ホルモンが子供の発育発達に関わる重要なホルモンであることはみなさんご存知ですよね。

よく保護者の皆様から「どうしたら身長伸びますか?」と聞かれますが、

成長ホルモンの分泌機会を増やす生活を習慣化することは非常に重要なキーポイントの1つです。

■成長ホルモンは寝るときだけに分泌されるわけではない!?

「成長ホルモンは寝るときに分泌されるから早く寝よーね」とよく言われたものですが

成長ホルモンは運動した後にも分泌が高まります。

でも運動といってもその種類は色々。

①持久運動

②レジスタンス運動(いわゆる筋トレ)

③スプリント運動(短距離走)

といった種類の運動がありますが、それぞれ運動後の各種ホルモンの内分泌動態は違うだろうということが想像できるのではないでしょうか。

では、みなさんはいったいどの運動様式の後が最も成長ホルモンの分泌を高めると思いますか?

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