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競馬雑記帳 2023/05/05

JRDB永野です。

今週のメインはもちろんNHKマイルCだが、それと同じくらい注目はアメリカ三冠ひとつ目のケンタッキーダービー。JRAからは2頭が参戦。ほかに大井所属のマンダリンヒーローがフルゲート20頭に対して出走順は22番目。日本時間で5月5日の20時までに2頭が取り消した場合には出走可能に。

JRAの2頭がサウジからドバイを転戦しての参戦。デルマソトガケのルメール騎手は昨年のクラウンプライドに続いての参戦。昨年は先行して見せ場を作ったが、直線は失速。その経験が活きてくるはず。
管理する音無師は再来年には定年。これまでJRAのGⅠは14勝を挙げているが、海外への遠征は多くはなく、インディチャンプやピクシーナイトの香港遠征とまりだったが、デルマソトガケでは長期に亘って世界を転戦することに。

デルマソトガケ自体の血統は、父マインドユアビスケッツの初年度産駒で、母は関東オークスの勝ち馬。近親には、かしわ記念勝ちのワイドファラオやダートの重賞2勝のミリオンディスクがおりダートでは走る下地は十分。ただ、セレクトセールの1歳馬のセッションで1980万円の価格は、売却226頭中188番目と評価は高くなかった。
厩舎サイドも適性を掴むまでは試行錯誤だったのかデビューから2戦は芝のレースを使っている。サウジまでは厩舎の松若騎手だったが、ドバイからはルメール騎手にスイッチ。そこで結果を出してケンタッキーダービーへ。

凱旋門賞よりも高い壁と思われるケンタッキーダービーだが、意外と手の届くところまで来ているのかもしれない。

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