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#140字のゲーム【ボードゲーム・SNS】

Yukoです。しばらく遠ざかっていたTwitterのボードゲーム界隈に、また少しずつ顔を出すようになってきました。

先日、ふとした思いつきで #140字のゲーム というハッシュタグを作ってみました。個人的になかなか面白くなりそうだと思ったので、紹介してみます。

#140字のゲームとは?

Twitterに投稿できる日本語の文字数の制限が140字なので、それに合わせて140字です。

近頃#140字の物語 というハッシュタグが流行っていたので、ならゲームのルールもそれに合わせて作ったら面白いんじゃないか、という出来心100%の取り組みでした。

SNS、特にTwitterは恐ろしい速度で情報が流れていくので、1ツイートに情報を収めるのは良いことなのではと思います。(もちろんその1ツイートで情報が正確かつ簡潔に伝わる必要がありますが。)

また、ハッシュタグ化することで、それを軸にある種のコミュニティが発生する(可能性がある)ので、「簡単なゲームたち」にすぐにアクセスできるという利便性もあるのかな、と思ったりもします。

ルールの文字数を制限する面白さ

俳句は17文字の中に情報を収めます。その過程で、余計な文字や情報は削ぎ落としていき、最終的に洗練されたものが残る。最終的な俳句としての美しさもそうですが、そうやって決められた枠組みの中で日本語を洗練させていくプロセスも、とても楽しいんですよね。

#140字のゲーム を作るのにも同じことが言えると思います。ただし、ゲームのルールは基本的に簡潔に書くことが求められています。
なので、俳句のように今あるルールを日本語自体を削って140字に落とし込むというよりも、ルール自体を取捨選択してよりシンプルで綺麗なルールにしていく、という作業になると思います。

ルールの量を制限されることで、必然的にルールに含めることのできるアクションや処理の量は減ります。おそらく1つか2つが限界でしょう。
その中で、「面白い」と思うポイントはどこなのか、どうやったらその面白いを最大限引き出すことができるのか、そうした思考プロセスを辿ることになるので、ルールデザインの練習にもなるのかな、と思ってもいます。

ゲーム紹介

今までに2つ、Twitterに投稿してみました。上に述べた理想が達成できている…とは正直言えません。ただ、どんな感じなのか、という雰囲気でもお伝えできたら嬉しいです。

1つは「だるまさんが転んだ」です。

・机上で行う
・親は机の端に手を置く
・親はだるまさんが転んだと言い、ん、で指を何本かあげる
・子は反対の端から指2本で歩き、だ、と同時に親の指と同数を机につけて止まる
・2本指で歩いていない・指の本数が違う・だ、の後で動いた→子の負け
・子が親にたどり着く→子の勝ち

ルールが長過ぎてタイトルがつけられませんでした。良くないですね。
反射神経を競うゲームです。
子はとりあえず、ひたすら2本指(願うらくは人差し指と中指)で歩きます。
そして親が「だるまさんがころん…」と言った時に指の本数を確認し、急いで、しかし動かないように手を静止させる。なかなかわちゃわちゃして面白いんじゃないかと思っています。
親が子を翻弄するために指の本数を調整するなど、親からもアクティブな働きかけができるというところが、気に入っています。

もう1つは「ビンゴダイス」です。

ビンゴダイス
・適当な方法で親を決める
・各自1枚ビンゴカードを持つ(FREEマスは開ける)
・親がサイコロを4つ振り、各自、全ての出目を使って四則演算のみで作れる数字1つを開ける
・1列揃うと「階乗」解禁
・2列揃うと「2乗」解禁
・3列揃うと勝利(同時なら全員勝利)

こちらはタイトルも付けられました。ビンゴカードさえあれば、ダイスアプリなどを使って外でも遊べるので、お手軽です。
良くドライブをしている時にナンバープレートで10を作る遊び、していませんでしたか?あれをビンゴに落とし込んでゲームとしての区切りの中に落とし込んでみようという試みでした。

#140字のゲーム 、個人的には面白くなる試みなんじゃなかろうか、と思うのですが、どうなんでしょうか。

もし感想やご意見などあれば、ぜひコメントで教えてください。
#140字のゲームを作ってみた!という方、ぜひぜひTwitterに投稿して盛り上げてください!

(追記:箇条書きではなく文章にした方が見栄えはいいですね。Twitter自体にゲームのルールライティングとそぐわない特徴があるのも、事実ではあると思います。)

(追追記:ハッシュタグやタイトルで文字数を取ってしまうので、ルールを140字に収める、という本来の目的に添うため、フォーマットをもう少し整理します。)

Thank you for reading!
(December 15, 2021)

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