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6/10のめちゃイケSP「第1回CKK選抜総選挙」は、3つの点で画期的だった

※TVerに動画無かったです……ごめんなさい

6/10に放送されためちゃイケのスペシャル「第1回CKK選抜総選挙」が面白かったんです。

以下、番組の趣旨。

フジテレビ系列で6月10日(土)19時から放送される『めちゃ2イケてるッ!』の2時間スペシャルで、芸能界一時間にルーズなタレントを決める「芸能界CKK(遅刻)総選挙」が開催される。

(中略)

CKK選抜16名は、マネージャーからウソの仕事スケジュールと入り時間を聞かされ、当日はいつものように“自分流の本来の入り時間”にやってくると、そこには大勢の観客やオカネや徳光らの姿があり、あっけにとられる。そこで各メンバーが、驚がくのスピーチ(遅刻の言い訳)を披露する。
引用元:http://dogatch.jp/news/cx/45347

この番組、3つ点で画期的だったと感じました。

1.「遅刻をする人」の生態を可視化した

私は普段、遅刻をしないタイプの人間なので、"遅刻常習犯"がなぜ毎回遅刻をするのか、そしてなぜ改善ができないのか全然理解できていませんでした。
寝坊とかはわかりますが、"遅刻常習犯"はどういう価値観なんだろう……と理解を放棄していましたw

そのずれ方が、この番組で明らかになりました。

・30分未満の遅れは「遅刻ではない」
・集合時間に出発するのが当たり前
・遅刻しても死なない
・約束している人によって遅刻を分ける
・だって起こしてくれなかったんだもん(半ギレ)

各々、遅刻を正当化するんですね。
ここまでのレベルで正当化してくるとは…と驚きましたが、理解が進んだので、個人的に学びが大きかったです。


2.遅刻常習犯への怒りを、笑いに変えた

遅刻されると、イライラしますよね?
でもこの番組、思いっきり遅刻されたほうが逆に気持ちよくなっていくほど、遅刻がエンターテイメントになっていたんです。


「遅刻」と「AKB総選挙」を組み合わせてバラエティに昇華したこのアイデアは脱帽でした。

3.「遅刻はダメ」だと、傷つけない笑いで伝えた

「遅刻はダメ」ということを伝えることって難しいと思うんです。
なぜなら遅刻常習者は自分の論理で遅刻を正当化するから。
で、遅刻をした人に罰を与えるドッキリという手法も考えられますが、それだと人を傷つける笑いだし、面白くない。

でもこの企画は、遅刻した人を人前に立たせ「スピーチ(=遅刻の言い訳)」をしてもらうことで、いけないことであるということを直感的に感じさせることができたわけです。
しかも本人たちは、目立つことが商売ですから、あまり傷つかない。
そして視聴者も、遅刻について楽しく啓蒙される。

みんながHappyな企画だなと。
そういう点で素晴らしいなと感じました。

こういうHappyな企画、自分でも作っていきたいな。


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