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noteの「下書きフィードバックグループ」が超良かった話


noteに限らず、個人での創作活動は非常に孤独な作業です。

自分の中で反芻して、作品をブラッシュアップする。

でもそれが本当に良い方向に向かっているのかわからない。

かといって人にフィードバックをもらうのも、手間をかけるから申し訳ない気もするし……。

日々noteを更新しながら、そんなことを思っていました。



ある日、Twitterでフォローしているうすいさんが、こんなツイートをしていました。

先日、深津さんのカイゼンnoteにもあったように、下書きのURLを発行できるようになったんですね。

ちょうど書きかけ記事があったので、ある程度できたら下書きを誰かに見せたいと思っていたため、うすいさんの提案に参加したのですが……。

この下書きフィードバックが超良かったんです。



4人のグループでやったのですが、この「下書きフィードバックグループ」はこのように進んでいきました。



①Facebookメッセンジャーのチャットを作る

まずは自己紹介から。

参加者は発起人のうすいさんとミヤザキユウさんと國廣美幸さん。

元々noteでよく拝見していた皆様だったので、より一層この取組みが楽しみになりました。



②期限を決めてnoteを作り、下書き状態でURLを共有

4日後の夜までに、見せたいnoteをそれぞれで書きます。

みなさんお仕事や就活で忙しい中、書き上げました。

そしてお互いにURLを見せあいっこします。

プレビューURL便利……ありがとう深津さん……!



③オンライン&ビデオ通話でフィードバック。

URLを共有した時点である程度テキストでフィードバック。

次の日により深いフィードバックをしたり議論をするために、ビデオ通話をしました。(写真撮っておけばよかった)

ビデオ通話が夜だったこともあり、熱いコンテンツ論になることもしばしば……。



④各々が記事をブラッシュアップし、公開。

もらったフィードバックをもとに、それぞれがブラッシュアップ。

そして好きなタイミングで公開していきました。

ちなみに私が公開した記事は↓こちらです。



この取り組みの何が良いかというと、主に4つあります。

1:自分の「書き方」が明確になる

2:人の「書き方」をインストールできる

3:シェア後の反響を事前に予測できる

4:「作り手」を増やせる



1:自分の「書き方」が明確になる

人の文章を読みフィードバックをすると、自分が文章を書くときに何を良しとしているのか、逆に何を避けているのかを強く意識するようになるんですね。

普段、文章は「読者」として読みがちですが、フィードバックをするというルールがあるために、人の書き方を意識した作り手目線の読み方になります。

その時に、自分の書き方との差異に気づけました。

例えば私の場合だと改行を多く入れるのですが、他の人(特にうすいさん)は情報の密度を出すために改行を入れないようにしていたり。

このような文章のスタイリングの細かい部分にまで気づくことができたのは大きかったです。



2:人の「書き方」をインストールできる

フィードバックをもらうことで、フィードバックをしてくれた人が普段何を意識して書いているのかを知り、インストールすることができました。

自分の文章の書き方の幅が格段に広がります。

先程の私の文章ですが、最初は「退職されブログ」というシンプルなタイトルだったんです。

でもミヤザキさんが「退職された側の立場が同僚なのか上司なのかなど、明確な方が良い」と言われて、ブラッシュアップして、今の形に落ち着きました。

他にもミヤザキさん自身がシェアしてバズったツイートの特徴から「『タイトル + 文中のイケてるフレーズ』が100字以内で用意できるとシェアしやすい」といったTipsを教えていただくなど、フィードバックを通してとても学びが多かったです。



3:シェア後の反響を事前に予測できる

フィードバックの時の反応から「自分が想定通りの反響がもらえるか?」「意外な反応が来そうか?」が事前に予測できるのは、ブラッシュアップの際にとても役立ちました。

今回は社会人になった後に転職経験がある人や、逆に退職されたことがあるマネージャーの方などに響くと良いな、と思って書いていたんですね。

ところが、就活中の女子大生である國廣さんが「とても刺さりました…!」と言っていて「予想外な反響もありそうだ……」ときづくことができました。

この一言がヒントになり、就活生も含めた「働き方」に悩む人がより共感できる文章に変える、といった改善をしました。



4:「作り手」を増やせる

通常、個人でnoteをやっている場合は1つのコンテンツを1人で作ることになります。

しかしフィードバックをすると、フィードバック対象のnoteもまるで自分が作ったような錯覚に陥ります。

今回の場合だと、4人で1つのnoteを作ったような形になるわけですね。

すると、このnoteをシェアする人が4人に増えるわけです。

これは西野亮廣さんが革命のファンファーレで『「セカンドクリエイター」を味方につけろ』と言っていた理論と同様のことですね。

自分が作ったものには愛着が湧くし、みんなに知らせたくなる。

実際、私が書いた記事を他の3名はみなシェアしてくれました。



このように、下書きフィードバックグループが非常に有意義だったので「もっと多くの人とこの取り組みをしたら面白いのでは?」と思い立ちまして…。

ということで、こんなFacebookグループを立ち上げてみました。



より良いnoteのコンテンツを作るために、クリエイター同士が切磋琢磨するためのグループです。

今回紹介した下書きのフィードバックをしあったり、自己紹介をしたり、シェア文言のフィードバックをしたり、Tipsを共有したりできると良いなーと考えています。

人が集まってきたら、色々何か起こってくると思うので、最初は特にルールは設けずに運用していこうと思っています。



あ、1つだけルールがあります。

noteのコンテンツを作っていない人が入っても熱量に差が出てしまうので、下記の2つの入会条件を設けます。

1:noteのコンテンツを10個以上作った人
2:「スキ」が10を超えているnoteが3つ以上ある人
※両方クリアしている人



今回一緒にフィードバックをしあったうすいさんミヤザキユウさん國廣美幸さんには既に入って頂きました。

まずはこじんまりとやっていきたいと思っていまして、あと6名募集したいと思います。

もし興味がある方は、ぜひ下記のリンクから申請してください!

【非公式】noteクリエイターグループ→(追記 2019/9/6 10:00)こちら活動停止してます。

まだ何もないグループなので、一緒にグループを作り上げてくれるような、note愛に溢れた方を大募集中です。

質問がある方は、お気軽にこのnoteへコメントをお願いします。



※このnoteも、FBグループのフィードバックスレッドで叩いてから公開しました笑

だいたいスターバックスで、あえてホットティーを飲みながらnoteを書いているので、ホットティー1杯くらいのサポートを頂けたら、こんなにうれしいことはありません。