ディレクターはCOOに向いていると思うワケ
note上だと報告していなかったのですが、2018年12月末で株式会社シューズセレクションのCOOに就任いたしました。
名刺交換すると「COOって何してるんですか?」と聞かれることがとても多いです。
もう4ヶ月目になったのですが、徐々にCOOの仕事が何なのか自分の中で言語化できてきた部分がありまして、それを人に話したら「それnoteに書いたほうが良いですよ!」と勧められたので、素直にnoteにしてみました。
COOは一般的に「業務の責任を負う人」
自分の解釈を語る前に、まずはCOOの辞書的な意味について調べると、このように書いてあります。
COOとは、Chief Operating Officerの略。 日本では「最高執行責任者」と訳される。 「CEO(Chief Executive Officer、最高経営責任者)」が企業の経営全般に対して責任を持つのに対し、COOは日々の業務執行の責任を請け負う。
(引用元:https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11630.html)
つまり業務に対して責任を負う人がCOOと言われています。
実際のCOOは「CEOを補う仕事」
さて、私がこのCOOをどのように捉えているかと言うと「CEOの足りない部分を補う存在」だと考えています。
会社にもよるのかもしれませんが、CEOは基本的に会社としての方針や戦略を決める(≠考える)役割を担います。
しかし自分で決めたことを自分ですべて実行できるかというとそうではありません。
例えばインフルエンサー系のCEOだとPRや採用は得意だけど、組織マネジメントが苦手かもしれません。
逆にマネジメントは得意だけど、アイデア力や発想力があるわけではなかったり。
他にも様々なタイプのCEOがいます。
なので「CEOが決めたこと - CEOができないこと」の領域がたくさん発生しうるわけです。
その部分をCOOが担うと考えてよいと私は考えています。
よくCOOは何でも屋さんになりがちなのですが、それはこういった背景があるからです。あと会社のフェーズによってもやるべきことがまるで変わるのも、同様の理由でしょう。
COOにはディレクターが向いている
COOになってみて思うのは、COOはディレクター・プロジェクトマネージャーの人にとって非常にマッチする仕事だと思います。
プロデューサーやプロダクトマネージャーが決めたことを実現させるのがディレクターやプロジェクトマネージャーの役割です。
それはまさにCEOとCOOの関係性に非常に似ています。扱う対象が「会社」になるので、責任は非常に重くなりますが。
私が元々Webディレクターをやっていたので分かるのですが、ディレクターってプロデューサーやプロダクトマネージャーがキャリアの最高峰ように思いがちです。
しかし1つの方向性としてCOOというのもあるのではないかなと。
ちなみにCEOはWhatを考える役割で、COOはHowを考えることが多いです。
なのでプロダクトマネージャーはCEOタイプで、プロジェクトマネージャーはCOOタイプなのだと私は捉えています。
いろんな会社のCOOと話してみたいです!
…といろいろ語ってきましたが、まだCOO歴4ヶ月目のペーペーなので、色んな会社のCOOの方と話してみたいです。
もし「話してみたい!」というCOOの方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらのbosyuで応募していただけると。
人が少なければサシでランチ、人がたくさん集まったらちょっとした飲み会でも企画しようかなと思っています。
ご応募お待ちしてますー!
だいたいスターバックスで、あえてホットティーを飲みながらnoteを書いているので、ホットティー1杯くらいのサポートを頂けたら、こんなにうれしいことはありません。