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#猥談バー がコミュニティ作りの参考になり過ぎた話

先日、猥談バーに行ってきました。

猥談バーは、エロデューサーの佐伯ポインティさんが企画している、月1〜2回のペースで開催されるイベントです。

実際のバーを貸し切り、「猥談・下ネタOK」というルールのもと飲みます。

私が参加した理由は「人の猥談を聞くの好きだから」という単純な理由もありつつ笑

この佐伯さんが作っている猥談を中心としたコミュニティの熱量やコンテンツ力の高さにメチャクチャ興味があったのもありまして、過去2回行かせて頂きました。

その結果「ちょっとこれはコミュニティ作りの参考にになり過ぎる…!」と思い、実名で「猥談バー行った」と告白することを恥じらいつつも、noteにまとめた次第です。


私がコミュニティとして参考になりすぎるなと思った理由は3つあります。


「安心・安全」が多様な形で確保されている

先日発売になった、コルクの佐渡島庸平さんの「WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE」でのテーマの1つは「継続的なコミュニティには、最初『安心・安全』が必要である」ということでした。

「安心・安全」がないと人はなかなか動けない。だからコミュニティでの活動もなかなか活発にならず、コミュニティが続かなくなってしまう…というロジックです。

この「安心・安全」が、佐伯さんのコミュニティでは実に多様な形で担保されているのです。

1:佐伯ポインティさんの存在

自ら「エロデューサー」と名乗り、週1で「猥談タウン回覧板」という色んな人の猥談を配信するメルマガを運営されている佐伯ポインティさん。

猥談バーではバーテンダーをされているのですが、上で貼り付けたツイート通りのあの笑顔で四方から飛んでくる下ネタや猥談を「うんうん」と聞いてくれる佐伯さんがいることによって、「下ネタ・猥談を話してもヒかない人」が少なくとも1人はいるわけです。

その安心感があるので、みんなが自分の内に秘めたる猥談を話すハードルが一気に低くなります。

2:「下ネタ・猥談OK」と猥談ネーム

場のルールとして「下ネタ・猥談OK」と言われているので、安心して下ネタや猥談を話すことができます。

また、猥談バーでは「猥談ネーム」というハンドルネームを最初に宣言してから話すため、自分の普段の人格と紐付かない形でトークをすることができます。

この2つのルールが、安心を生み出しています。

3:全員が共犯者になる

「猥談バー」に行くと、その場に居続けるためにはどうしても猥談や下ネタを話す必要が出てきます。

つまりみんなが「共犯者」になるので、その場で誰が何を言ったかを誰も外にシェアしない。

なので、その場が「安全な場所」になるんです。


以上のように、佐渡島さんの言う「安心・安全」が確保されているので、みんながアグレッシブに猥談に前のめりになれるのだなと感じました。


「SHOWROOM前田理論」が全てある 

巷で話題になっている、SHOWROOM社長である前田裕二さんの著書「人生の勝算」で、コミュニティの要素として下記の5つが挙げられています。

・余白の存在
・常連客の存在
・仮想敵を作ること
・秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること(猥談という秘密
・共通の目的やベクトルを持つこと

この5つが、佐伯さんのコミュニティには全て含まれています。

・余白の存在
自分が猥談や下ネタを話して参加しないと場が成立しません
・常連客の存在
ほぼ毎回来ている常連さんが何名かいらっしゃいました
・仮想敵を作ること
「猥談や下ネタを話せない、退屈な日常」が仮想敵になっているなと参加して感じました
・秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
その場の猥談や下ネタが強力な「秘密」です
・共通の目的やベクトルを持つこと
「猥談や下ネタを話す・聞く」ということを目的としているので、本当に居心地が良いです

このように、素晴らしいほどに要素をすべて満たしていると。すごい…。


課題解決型のコミュニティである

ソーシャルメディアと企業戦略の関係性をテーマにしたビジネス本の名著「グランズウェル」内に、コミュニティ活用の話も書かれています。

そこで紹介されている事例の1つが「ビーイングガール」という、女性ならではの悩みを解決するコミュニティ。

これはP&Gが女性向けタンポンのマーケティングのために立ち上げたものなのですが、「ビーイングガール」のサイトは毎月200万人以上が訪れるほどの人気を博し、結果的に売上も伸び、ビジネス的に大成功を収めました。

このコミュニティがうまくいった理由が本の中で分析されていて「成功するコミュニティおいて重要なこと」を下記のように述べています。

いずれにしても、重要なのは顧客の情熱や悩みに焦点を合わせた、信頼できるコミュニティを定義することだ。

つまり、課題解決型のコミュニティは成功する可能性が高いと。

話を戻しますと、猥談バーは、ただ「下ネタ・猥談を話す」という目的以上に「自分の性癖を日常で吐露できない」という悩みを解決する場として機能しているんですね。

個人的に「性癖は多様性の一種」だと思うので、もっとフランクに性癖について話せる世の中になると良いなーと思うのですが、「ゲイは男性のことがみんな好きだ」と勘違いする人たちが世間に多いように、「変な性癖の人はみんなエロい」みたいな誤解が生まれてトラブルになることもあるので、なかなか難しいんですよね。

だからこの「自分の性癖を日常で吐露できない」課題を解決する場がなかなかないため、猥談バーはめちゃくちゃ貴重な存在なわけで。

そのために熱量がめちゃくちゃ高いコミュニティになるのではないかなと感じました。


以上、どのようにコミュニティ作りの参考になるか、熱く語ってみました。

ちなみに猥談バーは現時点で「バーが立ち飲み含めギチギチになる」くらいの大盛況なのと、開催が不定期ということもあるので、まずは雰囲気を知るために佐伯ポインティさんのメルマガ「猥談タウン回覧板」を購読されることをおすすめいたします。
※事前に「サンプル号」を読んで、どの程度の猥談なのかを把握されてからご購読ください。

私も猥談バーに参加してから購読を開始したのですが、猥談バーで聞いたような話が盛りだくさんで面白いですし、人類の多様性に圧倒されます。

…なんか最後はメルマガの宣伝みたいになりましたがw(宣伝しても僕には1円も入りません。)

もし今回のnoteを「面白かった!」「コミュニティ作りの参考になった!」と思って頂けたなら、ぜひシェアなどして頂けると幸いです。


★参考文献


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坂口淳一@傘の会社のCOO

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