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Rettyを辞めたので、Rettyを通して出会った思い出深いお店を紹介します

3年半働いたRettyを退職しました!

アドネットワークの売り上げ15倍くらいにしたりグルメニュースというメディアを立ち上げたり新卒採用担当を2年間やったり…

やったことだけで1本記事書けるくらい本当にいろんな体験ができました。感謝しかない。ありがとうございました!

次どこ行くの?とかなんで転職したの?とかはまた別記事で追い追いまとめます。


で!

退職noteを書こうと思って考えてみたのですが、普通に書いても面白くないなと。

それにRettyが超良い会社であるがゆえに、匿名はてなダイアリーみたいに暴露することも何もない。

ということで、せっかくグルメサービスであるRettyで働いていたので、Rettyのサービスや働いてる中で出会った素敵なお店を自分なりに紹介してみようと思います。

記事の最後には、各お店へのRettyのリンクもありますので、行きたくなったらぜひそちらをご参照ください!

【目次】
・始まりのお店「PUBLIC HOUSE」
・住んでいる町を愛すキッカケになったお店「ぺいざん」
・Rettyへの入社を決めたお店「米福」
・毎日通いつめた思い出。今や予約の取れない名店「とだか」
・"おいしさ"の正体を知ったお店「柳家」
・チェーン店の素晴らしさに気づいたお店「サイゼリヤ 日本橋浜町店」

始まりのお店「PUBLIC HOUSE」

私は社長の武田さんに誘われてRettyに入ったのですが、その武田さんとの出会いはこのお店で開かれた「Rettyのサービスにダメ出しをする会」でした。

その主催者が、なんとイケダハヤトさん。

当時から私がRettyをわりと使っていたこと、スタートアップに興味津々だったこと、イケダハヤトさんに会ってみたい!と思ったことなどが重なり、参加しました。

確か朝7時からスタートした会で、メチャクチャ早起きした思い出…。

でもこのイベントがなかったら僕はRettyに入社してなかったかもしれません。

朝早くからやっていて、電源とWi-Fiが使えるため、カフェで仕事をする人にはぴったりなお店です。


住んでいる町を愛すキッカケになったお店「ぺいざん」

私は新卒のころに都営大江戸線と西武新宿線が通る「中井駅」がある町に住んでいました。

家賃の安さだけで住み始めたのですが、この町を愛すきっかけになったのが「ぺいざん」。

実は中井の町には、「天才バカボン」や「おそ松くん」などを生み出した偉大なマンガ家「赤塚不二夫」が生前から構えていた事務所があるんです。

そして「ぺいざん」は、そんな赤塚不二夫が通っていたお店の1つ。

その情報をRettyで知り、私もすぐに通うようになりました。

ある意味「ここまで普通の定食屋さんって無いな」っていうほど、普通の定食屋さん。でもだからこそ赤塚不二夫に愛されていたのかもしれません。

何を食べても美味しい。ハズレがない。おなかいっぱいになる。しかも安い。

一人暮らしには最強の味方でしたし、独り者の居場所としてなんだか安心感がありました。

ぺいざんに出会うきっかけを与えてくれたあたりから「Rettyって良いサービスだなぁ」とやんわり思うようになっていったんです。

ちなみに中井は染物も有名で、年に1度「染の小道」という、商店街の軒先ののれんが全て染物になったり、町の真ん中を通る妙正寺川に染物が数百メートルに渡ってかけられるイベントがあります。

それらも相まって中井の町が大好きになり、高じて自分で立ち上げたメディア「Rettyグルメニュース」で取材したこともありました。


Rettyへの入社を決めたお店「米福」

以前から知り合いだった武田さんにご飯に誘われた時に「Rettyにおいでよ」と2度ほど誘われました。

しかし当時、仕事自体が楽しかったので断っていたんです。

そして3回目にご飯に誘われて行ったのが「米福」。

ここは米にこだわっていて、お米マイスターが選んだ3種類の土釜でたいたお米を食べ比べできるお店です。

「米ってこんなにいろんな表情をするの!?」と感動したのを今でも覚えています。日本に生まれてよかった。米が主食でよかった。

ここで武田さんとサシでご飯を食べていたのですが、別の席でいかにも業界人っぽい人が「このお店良いでしょう?Rettyで見つけたんだよ!」と大声で自慢してたんですね。

「え、サクラですか!?」と疑いましたw(もちろん違ったのですが)

武田さんから聞いたRettyの可能性とか今後の展望を聞いてワクワクしたのもありますが、ユーザーさんがリアルに使っている姿を見て心打たれたというのもあり、このお店で入社を決めました。


毎日通いつめた思い出。今や予約の取れない名店「とだか」

Rettyが高輪(五反田)にオフィスを構えていた時、ちょうど私が五反田に住んでいて、よく五反田のお店に行ってました。

その中でも特に通ったのが「とだか」。

「五反田ヒルズ」にお店をかまえる、創作和食の小料理屋さんです。

あの「孤独のグルメ」の最終回で紹介されたお店ということもあり、今や予約の取れない大人気店になってしまいました。

しかしオープンしてしばらくは予約無しで気軽に行けるお店で、とんでもなく美味しいのにリーズナブルだったこともあり、一時期は本当に毎日通っていました。

特に「牛ご飯」がもう悪魔の食べ物でして。

霜降りのたっぷり入ったお肉をオリジナルのタレにつけて、かなりレアの状態でシソを敷き詰めたご飯に載せ、半熟卵をトッピング……。

絶対うまいやつ。

カウンター8席のお店なので人との出会いもたくさんありましたし、飲食店の実情などを教えていただいたこともあり、とても勉強になりました。

ちなみにとだかさんで「コピーライターの方がとだかさんのメニューを考えてみたら売上が伸びるのか!?」という記事企画をやったこともありました。

ああ、また「牛ご飯」食べたいなぁ。


"おいしさ"の正体を知ったお店「柳家」

このお店は岐阜県の山奥にあるにも関わらず、1年以上予約が取れないのも当たり前で、海外からも人が押し寄せる、そんなお店です。

このお店の予約を当時のRetty社員の1人が取っていて、「みんなで行こうよ!」と組まれたグルメツアーに参加する形で行くことができました。

最寄りの駅は新幹線の名古屋駅からローカル線で1時間、そこからバスで15分。行く前からすでに楽しい。

お店がマイクロバスを出してくれるのですが、私達以外に予約していた他の団体も乗ってきたと思ったら、なんとそれがRettyのヘビーユーザーさんだった、なんてこともあり。

着いてみると古民家風になっていて、団体ごとに囲炉裏の部屋が用意されています。

そこで店員が、串に刺したジビエを囲炉裏でどんどん焼いていきます。

焼いている間「なぜこの季節のこのタイミングで、このジビエを食べるのか」を淡々と説明していきます。

そのストーリーを聞いた上で食べると、まぁおいしいこと。

特に鹿のお肉は絶品で、冬に行ったのですが、冬は脂肪をたっぷり蓄えているから、1番美味しいのだそうです。

この時に「人はストーリーを聞くとおいしくなるんだ」と気付かされました。

特製のタレにつけて焼くのですが、口に入れるととろけるんです。鹿肉が。そして脂の旨味がふわ〜っと口を満たしていくんです。なのに全然しつこくない。まさに至高。

季節によって出されるジビエが違うので、今度はぜひ夏にも行ってみたい。


チェーン店の素晴らしさに気づいたお店「サイゼリヤ 日本橋浜町店」

なぜ浜町店なのか?

それは、サイゼリヤの本社の横にあるサイゼリヤだから。ここでは試験的に出しているメニューが食べられることがあります。

そしてこの浜町店で、なんとサイゼリヤの役員の方とサイゼリヤを一緒に食べる会という、おそらく日本で一番贅沢なサイゼリヤ体験をしたことがありまして。

これはユーザーさんが企画してくださったのですが、ぜひいらっしゃいませんかと招待いただきまして、参加しました。

感動したのが、役員の方々の豊富な料理知識。

なぜイタリア料理でワインを飲むのか?どの食べ物にはどのワインが合うのか?どういう順番で食べると美味しいのか?

それらをスラスラと教えてくださり、知識量に圧倒されました。

料理で1番驚いたのは、サイゼリヤのティラミスを10分ほど放置すると、カッチカチだったのがフッワフワになること。

ちなみにこれも役員の方に教えていただいたのですが、そのティラミスに食後酒のグラッパをかけると、大人のティラミスが爆誕します。(もちろんサイゼリヤで頼めます)

グラッパはアルコール度数が30度以上ある強いお酒なのですが、それがティラミスのスポンジ部分に吸収され、口に含むとグラッパがジュワッと広がり、思わずおいしさに目を閉じて、唸ってしまいました。

それ以外の役員の方が教えてくださった「おいしい裏メニュー」は、ぜひ私の口コミをご覧ください。


以上!

これら以外にも本当に素敵なお店にたくさん巡りあうことができました。

これからもお店を探すときはRettyをフル活用していきます。

みなさまもぜひ使ってみてください!

▼今回紹介したお店リスト
PUBLIC HOUSE
ぺいざん
米福
とだか
柳家
サイゼリヤ 日本橋浜町店


だいたいスターバックスで、あえてホットティーを飲みながらnoteを書いているので、ホットティー1杯くらいのサポートを頂けたら、こんなにうれしいことはありません。