Expediaの面接ってこんなに難しいの?!

(Interview&Text by Tenco)

「みんな、事前準備は大事だよ。当たり前だけど。」

奈々さんは面接の話をしている際、何度もこう繰り返した。なぜなら、Expediaの面接はこれまでの面接とはあまりにも違ったからだ。

『まずは、Expediaがどういう会社か説明してくれる?』

奈々さんが面接官に一番最初に聞かれた質問。

「てっきり、これまでみたいに『どうしてExpediaに応募したの?』みたいな自分に対する質問が来るかと思ってたから固まったよね(笑)」

質問は続く。

『あなたはインターンに採用されたらなにをするか分かる?』

奈々さんは内心ビクビクだったが、幸いにも前日に渡された資料とこれまで大学で学んだ知識を武器に「どこの誰よりも自信ありげに」答えた。

「多分、それが良かったんだろうね。おじおじとしていたらやっぱり面接官もそこを突いてくるから。『こっちの解釈だとこんな感じ?』って感じで勢いで押した(笑)。実際は全然答え違ったけどね(笑)。」

そのあと、面接官からケーススタディをだされた。その質問は後に奈々さんが就く役職に関連したものだった。ケーススタディの例としては、「お客さんから同時に来た3つの要望の中で優先順位をつけて、その理由をそれぞれ答えてください。」などの3択問題だったという。

「面接っていうよりかは試験を受けてる気分だった。」

その質問をなんとか切り抜けた奈々さんが一息つく前に面接官は最後にとんでもない爆弾を投げてきた。

『What is the negotiation for you?(あなたにとって交渉とはなんですか?)』

奈々さんの頭はフリーズした。

「単語の意味として聞いてるのか、哲学的な意味なのか面接官に聞いたけど『なんでも思ったこと言っていいよー。』って言われて…。困ったけど、なんとか答えたの。でもそしたらその答えが面接官にとって結構面白かったみたいで『へーっ。』って言われた。私からしたら『えっ、今のでよかったの?これでいいの?!』って内心ハラハラしてた(笑)。」

奈々さん曰く、恐らく面接官は正解を求めていなかった。たとえ面接官と奈々さんの解釈が違おうとも奈々さんが出した答えとその裏付けができていれば問題なかったのではないかということだ。

面接官はその質問を終えると、奈々さんにアドバイスをくれた。面接官曰くインターンシップの採用にも関わらず、その後も数回面接が続くという。奈々さんがこれから就く役職や次の面接官について、受け答えの方法など。面接官はサポートしてくれた。

奈々さんは無事一次面接を通過した。

そして二次面接、見るからに立派なオフィスを案内してもらった奈々さんはExpediaで働きたいという気持ちをさらに強くしていったという。奈々さんはマレーシアのExpediaのディレクターと面接をした。が、二次面接は雰囲気がまたがらりと変わったという。

「向こうがリラックスした感じで脚組みながら『最近どう?』って言われるから、私もとりあえず脚組んで答えた(笑)。日本じゃそんなことありえないから、ちょっと動揺しちゃってどんな姿勢だったらいいのか面接中ずっと考えてたよね。」

そして、その面接で衝撃的だったのは面接官が奈々さんの履歴書を持っていないことだった。

「面接じゃなくて、雑談だったねあれは。」

しかし、決して穏やかな雰囲気で面接が進むわけではなかった。

「とりあえず、ものすごい大変だったのは覚えてる。自分がしっかり質問答えられたと思ってホッとする間もなく新たな質問が飛んでくるから。それに私の答えに対してのコメントも特になくて、それも焦らせる原因の一つだった。でも、面接官が怖いわけではなかった。試されてるっていうのは分かってるんだけど雰囲気はすごく穏やかで『あなたの本心が聞きたい。』って言われたから。」

質問の合間合間に奈々さんがマレーシアへ単身留学に来たことを褒められたり、周辺のマレー料理について話したりして、無事に面接は終わった。

「その面接が終わった時にマレーシアに住むと決めたときと同じ、私の居場所はここなんだと確信した感覚と同じものがあったの。『私はここでインターンシップやるんだ。』って。それで数日後に、面接官からWhat’s App(マレーシア人が使うメッセージアプリ。日本でいうLINEのようなもの)でメッセージがきたんだよね。」

Expediaの奈々さんののちの直属の上司であり面接官がメッセージを送ってきた。状況としてはなかなか不思議である。

「最初見間違いかと思って『ん?!』って思ったんだけど、やっぱりどう見ても数日前に面接した人でさ(笑)、『ニュースもらった?』って書いてあって。『まだだよ。』って返したら『まあ、もうすぐ分かるからさ。』って、わざわざメッセージで焦らしてきて(笑)!そしたらすぐに電話がかかってきて『おめでとう、あなたは正式にExpediaのインターンとして採用されたよ。』って言われたの。」

そして現在、奈々さんはこの二次面接で面接官を務めた上司と同じ職場で一緒に仕事をしている。

「面接とかここに来るまでの道のりは本当に大変だったけど、仕事環境はすごく楽しいしやりがいがある。社員の人たちも親切で、本当に上司と部下の壁がない!インターンシップの私がさらっと出したアイディアをその場で採用してもらえたり、立場関係なくランチや会食に一緒に行ったり。Expediaでインターンシップできて本当に良かった!」

奈々さんはインタビュー中、夕食を食べながら終始Expediaでの経験がいかに楽しいかを話していた。

----------------------------------------------------------------------------------------
Expediaでは日本人社員・インターンシップ生を募集しています。
Expediaグループ募集要項はこちら (Malaysia - Petaling Jayaが奈々さんのインターンシップ先です)
会社やキャリアの質問がある方はご自由に奈々さんのLinked Inまでどうぞ。

----------------------------------------------------------------------------------------

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

3

マレーシアDEインターン

マレーシアにてインターンシップを行う日本人留学生に取材!なぜマレーシアでインターンシップ?マレーシアの魅力とは? 1.Expedia編 https://note.mu/jsamintern/n/n17db09883a20?magazine_key=m727e4f7e008e...
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。