マレーシアからアメリカ留学~転学という選択肢~

(Interview&Text by Tenco)

最近大学近くに、はなまるうどんと吉野家がオープンした。日本食が恋しい日本人学生と日本食マニアなマレーシア人が足しげく通い繁盛するその店で筆者はかま玉うどんを、今回のインタビュアーであるかなえさんサラダうどんを注文し、インタビューはスタートした。

「最初のきっかけは東南アジアの文化に興味があって調べてたら、マレーシア留学っていうワードを見つけて調べていくうちにどんどん興味をもった。」

かなえさんは高校卒業後、マレーシアの大学に進学した。高校ではマレーシアはおろか留学という進路を決めた生徒の前例がなく、かなえさんも当然ながら人生初留学だった。

マレーシアの大学に入学するには英語資格を得るか、語学学校で大学が求める成績を修める必要がある。かなえさんは大学が運営する語学学校で3か月間英語を勉強してから大学に入学した。

「元々マレーシアの大学に入学しなくてもは留学するつもりだったから、アメリカン・ディグリー・プログラムはすごく魅力的だった。」

アメリカン・ディグリー・プログラムは今マレーシアの大学で人気が上がっている学部の一つだ。この学部では本来であればアメリカ・カナダで4年間やるリベラルアーツの教養科目をマレーシアで行うことができるプログラムだ。この学部を始めるマレーシアの大学も年々増えている。

生徒はまずマレーシアの大学でアメリカの大学と同じ教養課程を2年間学ぶ。その後生徒はマレーシアの大学が提携したアメリカやカナダの大学から一校を選び、転学するという形でアメリカ・カナダへと留学してそちらで学位を取る。教養課程の2年を物価が安いマレーシアで過ごすことにより、4年間アメリカ・カナダの大学で勉強するよりも費用が安く抑えれられる。さらに欧米圏に行く前にマレーシアでアカデミックな英語を学べるというのも大きな強みだ。

かなえさんはこのアメリカン・ディグリー・プログラム。

「今は英語の基礎やエッセイの書き方を勉強しているけど、心理学とか演劇とか政治学とか選べる科目は本当に多い。今やりたいことがまだハッキリしてないから早く決めないといけないっていうのは分かってるんだけど、選択肢が多すぎて決められない(笑)。」

大学にもよるが、かなえさんの通う大学では転学先の大学の選択肢は100以上ある。かなえさんの大学の場合、マレーシアの大学内で100以上もあるアメリカ・カナダの大学、さらに大学の提携先のオーストラリアの大学などの特徴がまとめられたサイトがあり、生徒が自由に閲覧できるようになっている。留学生がどのくらいいるか、マレーシアの大学からどのくらい転学しているか、その大学の強みが何かなど、かなり細かく書いてあるという。

「マレーシアはすごく居心地もよくて、実家みたいになりつつある。食べ物もおいしいし、顔が東南アジアっぽいからかな(笑)。だからマレーシアからアメリカに行くときはすごくさみしいと思う。」

かなえさんはマレーシアに来るまで大きな挑戦をしたことがなかったという。マレーシアに来てから課外活動などは積極的に参加するようになった。アメリカン・ディグリープログラムにはまだ日本人留学生は少なく授業の時は日本語を話す機会はほとんどない。なので日本人に会うのは参加する課外活動内だという。日本人に会って毎回刺激をもらっているそうだ。

「アメリカに行くってなると今の現地の友達と日本人の友達と離れ離れになるからさみしいしこれまで挑戦とかしてこなかったから、今も自分の選択が正しいのか不安になる。でも新しい環境でこことは違った刺激がたくさんほしい。」

かなえさんがアメリカに渡航するまであと1年半。

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