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279. 2022年11月 今後の櫻坂46・・・①


2022年11月9日 
2ndツアーの東京ドーム公演を以って卒業した元櫻坂46菅井友香

卒業直前に発売された「B.L.T.2022年12月号」には
櫻坂欅坂の曲もこの先披露してほしい」
という願望を語っていました。

欅坂46で5年間
櫻坂46で2年間
常にグループをまとめる立場に居続けた者の最後の言葉としては
とても重く、とても強い意志に感じ取れました。

同時にこの言葉がこれから先の櫻坂46のひとつの指針になるのかもしれない。
もし指針となっていくのであればさらなる壮大な物語が待っているのかもしれない。
そう感じ取ることが出来ました。

個人的に感じる櫻坂のこれからの展開を記そうかと思います。


①菅井友香が最後の最後にぶち破った


2022年11月8日、9日
2ndツアーの東京ドーム公演にて披露された「不協和音」を含む欅坂時代の楽曲達。

櫻坂欅坂の曲もこの先披露してほしい」
そう話す菅井自らその意思を明確に証明して見せた瞬間でした。

「欅坂が強烈な瞬間を残し続けてきた歴史を忘れないで」

「櫻坂が一から新たに作り上げてきたこの2年間を忘れないで」

「そこにキャプテン菅井友香という存在がいたことを忘れないで」

そして
これから櫻坂も欅坂も生き続けてほしい。そしてどちらも愛し続けて欲しい

卒業という場を使って過去、現在、未来全てを包み込みこんで
菅井がファンに、他メンバーに、運営スタッフに明確に訴えた瞬間だったと感じました。

それは2020年の改名からどこかモヤモヤしつづけていたものを、タブーのようになっていたようなものを、一つぶち破った瞬間でもありました。


②欅坂46の世界観とプレッシャー


この菅井が残した思いを残ったメンバーが受け継けついでいくと考えると
それはつまりとんでもない覚悟を決めたということになります。

それは
櫻坂の世界観をさらに成長させつつ
欅坂の強烈な楽曲たちも復活させていく・・・
いわば「二刀流」をやる覚悟を決めたということでした。

私自身BLTの菅井の思いを聞くまでこの「二刀流」は危険なのでしばらくやらないだろうし、やるという決断を運営側がしないのでは?と思っていました。

かつて欅坂時代。
楽曲の世界観が強すぎてメンバーが現実に戻ってこれなくなることが何度もありました。またそれによりついていけないメンバーもいたり、世界観に入り込みすぎない表現を良さと考えるメンバーがいたりと、様々な考えがぶつかり全体が上手くまとまらない状況がありました。

一つのグループだけに集中していたのにも関わらず上手く進んでいけなかった。
もちろん当時いたメンバーの性格や若かったこともあったと思いますが、それほどの精神的プレッシャーが襲うのが欅坂の楽曲達なのです。


③櫻坂46のさらなる魅力の構築


かといって櫻坂の楽曲は楽かと言えばそうではありません。
”欅イズム”を継承したようなメッセージ性の強い楽曲
Nobody’s fault」「BAN」「流れ弾」「摩擦係数」など、世界観の強い楽曲はたくさんあります。

そしてさらなる成長に向け、櫻坂の意外性を高めていく。
新たな世界観を作り表現のグラデーションの幅をもっと広げていく。

体力、精神力、表現力を含めた凄まじいパワーが必要になっていきます。


④櫻坂46 壮大な第二章の開幕


櫻坂46にとって次なる最終到達地点。

それは


櫻坂46×欅坂46の本格的[fusion]


なのかもしれません。

正直不安な点は多々ありますし、残った5人の1期生を中心にメンバーの[fusion]に対する思い、意志をインタビュー雑誌などでもっと聞きたいと感じます。

ただその本格的[fusion]に向けた本気の覚悟を
菅井のBLTでの思いや東京ドーム公演のパフォーマンスで強く個人的には実感しました。

「本気でやる気なのか???」
「精神的にも体力的にも今までの2倍、3倍の波がやってくるぞ!」
「今回の公演のようにMCに出れなくなったり、公演自体欠席することも増えるかもしれないぞ!」

そんな感情が自分の中に何度も生まれましたが、東京ドームで観た「不協和音」を思い返す度に
ああ・・・もしかしたらもうメンバーは覚悟を決めているのかもしれない。という印象に変わっていきました。

続く・・・



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