2020年1月23日　

それまでほぼほぼ欅坂46に触れてこなかった私があるニュースを見ました。

「平手友梨奈　脱退」

以前紅白で倒れそうになっているのを生で見た記憶が蘇りました。

「絶対的センター」「アイドルらしくないアイドル」そう言われてきていたことは頭の片隅にありましたが、実際何がすごくて、何が特別だったのだろうか。何かこう少しグレーの重たい霞かかった印象はなんなんだろうか。

その答えを知りたくサイレントマジョリティーから黒い羊まで表題曲を順番に聞きました。その後徐々にハマり冠番組、テレビ出演、ラジオ、雑誌、ドラマ、ライブ映像……
片っ端から見ていました。

2020年7月16日
KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!

４ヵ月ほど経ち大まかな欅坂の歴史がわかってきた時、映像でしたが初めてリアルタイムでライブを見ました。映像だからできる斬新な演出、そしてダンスの迫力が伝わってきました。

そして菅井キャプテンから発表がありました。

「私たち欅坂46は、この5年間の歴史に幕を閉じます。そして欅坂46とは前向きなお別れをします」

「10月に予定している欅坂46のラストライブにて、欅坂としての活動に区切りをつけさせていただきます。そして、新しいグループ名となり、生まれ変わります」

アイドルらしくないアイドルとして金字塔を打ち立ててきた欅坂46に自ら終止符を打った・・・

確かに裏側では色んな事件、バッシングもあったがこれだけの結果を残し続けているのに終わらせた・・・

それは自分にとって今まで感じたことのない「メリバ」ENDでした。

アニメやドラマ、映画で体験した2次元の世界にしか存在しないと思っていたメリーバッドエンドが、現実の3次元の世界で起きてしまった。

メディア、ファンからのきつい意見にぶつかり、運営側、そしてメンバー間の問題にもぶつかりそれでも進んできた欅坂46。

絶対的センター平手の脱退で一気にクライマックスを迎えていく。

まさにトリハダものでした。