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376. (5/9)欅坂46とは一体何だったのか?2024 ~5年間で吹き荒れた最大瞬間風速~


・・・続き


※欅坂46について個人的に今まで感じてきたことを記していきます。あくまで個人が勝手に思っていることというのを強調しておきます。人それぞれ感じ方、楽しみ方が違う。それらを重々承知したうえで書いていきます。


・・・とまあ最初にこう注意事項を書いておかないと危ない。と思うのもこの数年間欅坂46を堀りに掘り下げてきたからか分かってきたものかもしれません。





⑦「平手友梨奈=欅坂46」という方程式



個人的にいまだに解決していない点というのがある。

それが欅坂時代に発売された全8シングル。
その表題曲センターは全て平手であったことだ。


4thシングルの「不協和音」あたりから体調を崩すことが増え、パフォーマンスにも影響が出るようになっていってしまった。


当時誰も勝てない表現力を持ち、知名度としても飛びぬけていたというのが事実ある。

そして他のメンバーも皆それを認めていたし、平手を中心としたパフォーマンスというのが構築されていたのも事実だ。

そのため当時全く知らなかった自分でさえ
平手友梨奈=欅坂46
というイメージだった。


だが様々な過去のコメントやインタビュー記事を見ていると、平手自身自分だけが目立ちたいと思っていたわけではないということが分かってきた。

むしろ他メンバーのことを気遣い、もっと他メンバーにも輝いてほしいと願い続けていた


欅坂ドキュメンタリー「僕たちの嘘と真実」を見ていると当時の様子が深く描かれている。

そこには他メンバーが平手のパワーに依存しすぎているような印象もあった。

平手が一番すごい。平手がいなきゃ欅坂じゃない」

たしかに間違ってはいないが、ひっくり返すと欅坂に対する責任を放棄しているようにも見えてしまった。


その中でも今泉小林といったメンバーは

「平手はすごいし尊敬しているけど、平手だけが欅坂のセンターじゃないよ。皆欅坂の重要人物じゃないのかな」

そう感じ取っていたのだと思う。


2018年の6thシングル「ガラスを割れ!」期間。
平手がグループ活動を休業する中で、特にグループを引っ張っていたのはこの二人であった。


その後も平手の体調には波があり、安定しない日々が続く。

しかし必ずシングル表題曲のセンターには必ず彼女がいた。



ファンや外界からの見方もやはり平手は欅坂の絶対的センター。
平手以外は考えられない。

という雰囲気が漂っていたのも事実であろう。

それがチーム欅坂に期待としてダイレクトに伝わってもいただろうし、大きなプレッシャーになっていたのも事実だと思う。



欅・櫻のストーリーにハマり
自分で何度も何度も過去の映像やインタビュー記事を読み返して、まるでタイムスリップしたかのように当時の温度感というのを掴もうとした。

だがやはり2016年~2019年にかけての
平手の周りを取り巻いていた雰囲気
メンバーひとりひとりの雰囲気
スタッフ、運営陣の雰囲気
ファンの雰囲気・・・

そういったものの全ては分からなかった。



なぜそこまでして知りたいかと思ったかというと

もし、欅坂46が続いている世界線が実在したとしたらどんな選択があったのだろうか?

という疑問が自分の中にこべりついていたからだ。


その疑問に対して自分なりに答えを出そうと思うと
歴代表題曲のセンターが全て平手だった。
というところが肝だと思ったのだ。







なぜ欅坂の最後のシングル曲まで平手が表題曲センターの形であり続けたのか?


なぜ大多数のメンバーは平手しかセンターはいないという考え方にこだわり過ぎてしまったのか?


この疑問の答えに対して自分なりに一つの仮説を持っている。


ただこの仮説は断言できるほどの根拠はなく、先入観が強い仮説であるため自分の中に留めておこうと思っている。


もし、もしもその仮説がいずれ平手本人の口から発される時が来たのなら
欅坂46が平手を中心に組み立てた理由。
秋元康からの手紙だと言われるほどダイレクトに作られた歌詞の意味。

そしてなぜ熱狂的なファンが増えて、一部信者のような方々がいたのか?という理由も正直筋が通ってしまう。


2020年の「SCHOOL OF LOCK!!」で脱退理由について

「その件について今は話したいと思わないので。いつか話したいと思ったときに話します」

これから先のピンでの活躍。そして活動をするうえでの周りの反応や影響。

そういったものが当時まだ分からなかったため理由を明かさなかった。

ある意味芸能活動に影響が出るような一つの理由があるために言わなかったのではないのかなと。


彼女が時間を掛けながら独り立ちして、もう確固たる活動の地位をゲット出来た時にそっと語られる時が来るかもしれない。

その時にもう一度「避雷針」を聞くと彼女が何を感じて表現しようとしていたのか、さらに深く分かるかもしれない。




続く・・・




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