令和4年度土木学会全国大会 土木学会会長 上田 多門 基調講演「グローバルな課題・視点と土木技術・技術者」

グローバルな世紀と呼ばれる21世紀において、我々土木という分野は山積しているグローバルな課題に対応していかなくてはならないはずである。ローカルな課題への対応だけではない視点が必要である。日本の土木学会は世界に類を見ない産官学のオールラウンドの専門家集団で、活発な技術活動を行う能力を有している。その土木学会が今何をすべきかを、現在の技術・人材という視点での日本の土木の実力を把握した上で、国内外の組織や人々との対談を通して得られた知見をもとに述べる。特に、日本のこれからの土木に必要な若い世代、女性と外国人技術者・研究者に向けてのメッセージを述べる。JSCE2020にも示されている海外との協働がキーワードである。

■令和4年度会長特別委員会
https://committees.jsce.or.jp/chair/taxonomy/term/18
■土木学会誌 上田会長関連記事
○10月号 会長からのメッセージ
日本建築学会と土木学会との協働
https://www.jsce.or.jp/journal/message/202210/index.shtml
○8月号 新会長インタビュー
内向きだった目線を外へ開いて多様な声が聞こえる土木学会に
https://www.jsce.or.jp/journal/message/202208/index.shtml
○7月号
土木学会の特徴と土木グローバル化への対応
https://www.jsce.or.jp/journal/message/202207/index.shtml

国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/