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働き方改革 土木学会誌2024年3月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
2024年3月号特集は 「働き方改革」。以下、特集目次をご案内します。

本特集で感じられたことを身近な仲間やご家族と話し合って、自分らしい働き方について、思いをめぐらせていただければ。


土木学会誌2024年3月号表紙(表紙写真:山崎エリナ)

働き方改革-あなたの常識、どう変える?- 目次

5年間の猶予期間を経て、2024年4月から建設業に時間外労働の上限規制が適用される。いわゆる「2024年問題」を踏まえ、建設業界全体が働き方改革に取り組んでいる。本号では、まず現状を整理し、業界の課題を紹介する。社会の変化を受け、業界も柔軟な働き方を模索している。COVID-19の大流行によるリモートワークの導入など、空間や時間の制約から解き放たれ、自分の時間を確保し、プライベートとキャリアを両立させる働き方ができる時代になりつつある。ワークスタイルの好みは個人によって異なるため、最適な働き方に唯一の正解はない。本書は、アンケートや座談会、記事を通じて、読者が自分の働き方について考えるきっかけやヒントを提供することを目的としている。

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Following a five-year grace period, regulations on overtime caps will be applied to the construction industry beginning in April 2024. Given the socalled 2024 problem, the entire construction industry has worked to implement work-style reforms. This issue first covers the current situation and introduces the industry's chal- lenges. Following the change in society, the industry, too, is searching for more flexible work styles. With the adoption of remote work following the COVID-19 pandemic, we are entering an era in which people are freed from the constraints of space and time, have more time for themselves, and can work in ways that allow them to better balance their personal lives and their careers. Preferences for work styles differ on an individual basis, meaning there is no single correct answer on the best way to work. This is- sue aims to provide readers with opportunities and clues to think about their own work styles through sur- veys, roundtable discussions, and articles on the subject.

ABSTRACT -JSCE Magazine Vol.109 No.3  March 2024

座談会|週休2日の達成には、発想の転換が必要!
ー建設業における働き方改革の現状と課題ー

座談会メンバー|
橋本 雅道(国土交通省 大臣官房 技術調査課 課長)
鈴木 聰(鹿島建設(株) 土木管理本部土木工務部工事管理部長)
森崎 英五朗(寿建設(株) 代表取締役社長、学会誌編集委員)
司会|中出 剛(学会誌編集委員)古賀 健一(学会誌編集副委員長)

働き方改革の先にある「働きがい改革」へ

岩佐 真裕子(Great Place To Work® Institute Japan シニアコンサルタント)

アンケート|あなたの理想はどんな働き方?
-働き方改革アンケート結果より-

座談会|これからの働き方はどうなるの?
-若手が描く未来へのキーワード-

座談会メンバー|
本橋 あずさ(パシフィックコンサルタンツ(株) 国土基盤事業本部 課長補佐)
望月 勝紀((株)大林組 生産技術本部 技術第二部 技術第四課 副課長)
海崎 真穂(早稲田大学大学院、学会誌学生編集委員)
松永 葵(東京工業大学 環境・社会理工学院、学会誌学生編集委員)
司会|工藤 正智、渡邉 弘子(学会誌編集委員)

改正育児・介護休業法を活かした子育て社員の意識変革と組織の働き方改革

塚越 学(NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事、(株)日本ギャップ解決研究所 所長)

欧米主要国の多様な働き方

村田 弘美(リクルートワークス研究所 グローバルセンター長)

マルチステージにおける自分らしい働き方

藤見 慶子((株)Waris リスキリング事業部 ディレクター)

都市に関わる仕事を生き生きと続ける-複線で働くことで見えた可能性-

杉本 容子((株)ワイキューブ・ラボ 代表取締役、(一社)水辺ラボ 代表理事)

編集後記 働き方改革について感じたこと、思ったこと


論説・オピニオン

土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2024年月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。

また本号に掲載(WEB公開2024年1月)の論説・オピニオンで、2007年6月の開始以来通算200回を数えたことから、記念の小特集を誌面に掲載しています。誌面では毎回のタイトルとその折々の社会・土木学会の出来事を整理したリストを掲載しています。改めて振り返り、これからの未来を考えるきっかけとしていただけましたら。
論説/論説・オピニオンのタイトル一覧は、以下のページでもご確認いただけます。

土木学会誌からのご案内

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学会誌編集委員会では、特集・連載などのアイディアや誌面の改善事項を引き出すとともに、委員のモチベーションアップにつなげることを目的に、毎号アンケートを実施しております。
土木学会誌をお読みになりましたら、ぜひご回答くださいますようお願い申し上げます。

投稿のご案内

土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。

土木学会誌は一般の方でもご購入いただけます

土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます

発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。

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土木学会誌関連の情報は、ホームページだけでなく各種SNSでも発信しています。こちらもぜひフォローください。

土木学会からのご案内

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発行後50年未満の土木学会誌は、土木学会個人正会員(学生会員含む)の方であればWEB上ですべてご覧頂けます。
「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能です。この機会にぜひ入会をご検討ください。

土木学会は、技術・学術・文化・人の融合の場です

公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。

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国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/