10/16(火)日記を書くひきこもり

仕事に行けなくなって家にひきこもり始めて3か月が過ぎてしまった。

ひどい倦怠感と無気力で頭は常にボーっとしていたので、実感も記憶も曖昧なまま時間だけが過ぎて行ってしまった感じだ。

 そしてこの3か月で僕は食事・洗濯・入浴などの現代人として生活するうえでの超基本的な行動が(もともと苦手ではあったのだけれど)本当にできなくなってしまった。
 食事は台所まで行くのが億劫なので手元の電気ケトルでお湯を沸かし、インスタントラーメン(袋麺)を丼にあけ、お湯を注ぎ、皿でフタをして6分待って完成、の具なし堕落麺を起きてから寝るまでの間1回か2回食べるだけという体たらくだった。もしお金があったら缶詰や冷凍食品などの日持ちしてすぐ食べられる食料品を大量に買い込んでいたと思う。
 洗濯や入浴は「どうせ外出する予定も気力もない」という考えのもとにどんどん後回しにされ、食料が尽きてどうしても外出せざるを得ない状況と、履くパンツが1枚も無いという状況が重なる皆既日食的に貴重なタイミングでやっと重い腰を上げるという状態だった。
 このような感じで、この3か月は「倦怠・無気力・億劫・決断困難・怠惰・堕落・不摂生・不動・無精」といった言葉であらかた説明できてしまうような生活だった。

 などと書いていて気づいたのだけれど、「~だった。」と過去形で書いているくせにこの状況はこれを書いている現在もあまり変わっていない。なんということだ。この3か月で変わったことといえば、3か月前よりは意識がはっきりしているし、こうして文章を書いたりTwitterを更新したりするくらいの気力が戻ってきたことくらいだ。

もちろんこの最低な生活はいつまでも続けたくないし、続けられるものでもないことは分かっている。
 完全に自分のお金が無くなってしまったため、今は両親が家賃と光熱費、携帯料金を支払ってくれているので非常に助かっているが、それによって割と大きな罪悪感にかられているし、それがかなり心苦しい。

というわけで前置きが長くなったけれど、現在の自分の状況を少しでも快方に向かわせるために、まずは文章(日記)を書くということを始めることにした。
 ほとんど自分の家から出ない人間が日記を書けるのか?という疑問もあったのだけれど、滅多に家から出ない変化の無い生活だからこそ日記くらいは書かないと同じような日々があっという間に過ぎ行くだけになってしまうとも思う。

この文章を書くことによってお金が儲けられるとか、外出しても変な動悸や吐き気が襲ってきたりしなくなる訳ではないのだけれど、ここ3か月のようにボーっとPCの前に座ってたら10時間くらい経ってたみたいな状態よりはマシだし、日記的に文章を書くことでその日の「何かした感」くらいは得られると思うので、長い文章を書くのは苦手だけれどなんとか続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

こんな生活なのでサポートして頂けると少額でもとても大きな助けになります。もしこのノートを気に入っていただけたら、ぜひよろしくお願いします。羊肉