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【旅行会社スタッフのつぶやき】大学生へ~学生のうちにやっておくといいこと①

私たちの旅行会社では大学生の利用が多く、旅行の手配や添乗で学生と関わる機会があります。その中でよく「学生のうちに何をするべきか」という質問をいただきます。今回からは彼らに伝えている「学生のうちにやっておくといいこと」を何回かに分けて綴っていきます。
※誰にでも当てはまる絶対のことではなく、「やるべき」までとは思わないので「やっておくといい」くらいにしておきますね。
※もちろん「海外旅行」が一番なのですが、今は気軽に行けない状況なのでまずは旅行以外のことで)

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今回お伝えする「学生のうちにやっておくといいこと」は、
【様々な大人と関わること】です。

様々な大人と関わる理由

大学生になったらできるだけ多くの大人と関わってほしいと思っています。いちばんの理由は自分の価値観や視野を広げることです。一般的に、高校生にとって身近な大人というのは親、先生(学校、塾、習い事)などだと思います。多くの人が大学までに関わってきた大人というのは限られた世界の一部の人達だけなんです。そのため多くの高校生がとっても狭い世界しか知らずに生きてきたのだと思います。

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そして高校生までに皆さんのなかで「常識」や「固定概念」という【枠】ができあがります。「こうあるべき」や「これしか選択肢がない」と思いこんでしまうというものです。

せっかく大学生になったのであれば、大学生活のうちにできるだけ自分の世界を広げてほしいと思っています。海外旅行を通して自分の世界はぐっと広がります。ですが日常の学生生活の中でも、人と出会うことを通して同じようなことはできると思っています。

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様々な大人と関わり、自分の中で作り上げた【枠】を広げていくことで、やりたいことが見つかったり、モチベーションが上がったりし、より充実した大学生活につながっていくのではないでしょうか。

関わる上で大事にしてほしいこと

ただ大人と関わることがいいとは全く思いません。そこで、関わる上で大事にしてほしいことを下記にお伝えしますね。

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① 最初は広く、徐々に狭く
最初は様々な大人と話をすることをお勧めします。会う中で、自分に合う価値観・合わない価値観というのが出てくるはず。まずは広く様々な意見を聞いてみるといいですが、自分の中である程度分かってきたら徐々に自分に合う人に絞っていくといいと思います。最初はそれすらも分からないので、いろんな意見や価値観に触れてみてください。

② 自分がいいなと思った部分だけいいとこどり
大人は学生よりも経験値が豊富で、皆さんよりも年上です。ですが、大人がいう事がすべて「自分に」当てはまるとは限らないです。すべて「自分に」とって正しいわけではありません。多くの場合大人が学生に伝えていることは「その人自身」が経験したこと、「その人自身」に当てはまることですから。全てを鵜吞みにすると大変です。自分が大事にしていること、自分が好きなことに近い部分だけ受け止めるようにするといいです。様々な大人から自分に合う部分だけ吸収して「いいとこどり」をしましょう。

③ 理想のロールモデルを探す
大人と関わる中で、「素敵だな」と思うことがあると思います。そういった自分の理想のモデルになる大人をたくさん見つけれるといいですね。「あんな大人になりたいな」と思うことがあれば、社会に出る楽しみも増えます。目指す人物像があれば、頑張りたいこと、やりたいことも自ずと見つかると思います。

どうやって大人と関わるか

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大人と関わるっていっても、そう簡単に会えるわけではないと思います。そんな皆さんに紹介したいのが私たちが運営をしている「JST未来塾」です。JST未来塾では「出逢いと学びで未来を拓く」をテーマに学生向けに様々な機会を提供しています。その中には学生×社会人の交流イベントもありますので、そこで様々な大人と交流していくことが可能です。比較的歳の近い20代社会人にも素敵な大人たちがたくさんいますので、とてもいい機会になると思います。

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もちろん私たちJSTで働くスタッフとも関わる機会はたくさんあります。新型コロナウイルスの拡大を受けてかなり少なくなりましたが、通常時は旅行の相談だけでなく、ただスタッフと話すために来店してくれたり、大学生活のことや就活相談で来店してくれる大学生が多くいました。「世界で一番お客様と親しい旅行会社」を目指しているJSTらしい光景です。

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もちろん、調べてみたり、大学の先生や先輩に聞いてみるといろいろ知ってたりするかもしれません。インターンシップなど就活関連の企画を通して出会うのも一つですし、ボランティア活動などの学外活動で出会うのも一つです。様々な選択肢があると思います。

さいごに

多くの学生が「社会人になりたくない」と言っています。とても興味深いと思います。まだ経験したこともないのに、そう学生たちが思うのが。

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この要因は生き生きとしている大人やポジティブなイメージを伝える大人と出会う機会がなかったからだと思っています。もちろん大変なことで溢れているのが社会人としての日々です。けれども全部がつらいわけではなく、楽しいことやポジティブなことだってたくさんあります。せっかくならそんなポジティブイメージも学生のうちに知ってほしいと思っています。

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学生生活は社会という「本番」の前のリハーサル期間だと思っています。まだまだスタートラインの前です。短い学生生活で様々な経験をして、今後60年以上続く「本番」の日々を充実させれるような準備を進めていけるといいですね。


JST坂田

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