見出し画像

【旅行会社スタッフのつぶやき】大学生へ~なぜ海外へ行くのか?~

コロナ前にはよく大学の授業で海外旅行の魅力を伝える機会を多くいただいていました。伝えていたのは「若いうちに海外に行くことはいいことだ」ということです。「若いうちに」というのが重要だったりします。ではなぜ「若いうちに海外に行くこと」が「いいこと」なんでしょうか?コロナ禍の今、海外旅行に気軽に行くのはまだまだ時間がかかる見込みですが、こんな時期だからこそ「学生が海外に行くべき理由」というのを改めて綴ってみたいなと思います。

1. 知的好奇心を満たしてくれる

画像2

海外での経験は新しい刺激の連続です。それと同時にいかに世界が自分が知らないことで満ちあふれているのかを知ることができます。いかに自分が無知なんだということを知ります。無知はいいことです。その分新しいものを知ることにワクワクすることでしょう。異文化、言語の違い、常識の違いなどなど、現地で出会う人、目にするもの、匂い、すべてが新鮮で素晴らしい刺激です。あなたの知的好奇心を満たしてくれます。「さあ、次はどんな世界を見に行こう」「次はどんな知らないことに出会えるのか」。そんな好奇心が日常をより豊かにしてくれることでしょう。

ある人の言葉で旅を本に例えた言葉が有名ですよね。せっかくなら卒業するまでにページ数を増やしたいものです。

”世界は1冊の本だ。旅をしない人々は本を1ページしか読んでいないのと一緒だ” -アウグスティヌス-

画像3

2. やりたいことが増える

海外での経験は、普段の日常では得ることのできない刺激をもたらします。そのおかげで、学生時代にやりたいことがどんどん増えると思います。「やりたいこと」は簡単に作れます。文化や歴史を知りたい、言葉を話せるようになりたい、あの国へ行きたい、留学してみたい、などなど、大学生活の中で勉強したくなることもどんどん増えるかもしれませんね。興味のない授業を受けるだけ、ただ単位をとるだけではもったいない。限られた学生生活を有効活用できるきっかけになるかもしれません。

また、海外に行くには費用がかかります。「いくらお金を貯めよう」も立派なやりたいことの一つです。ただ日常の一部としてアルバイトをするよりも、「海外へ行く」という楽しい目標のために頑張るのではやる気も変わってくるはずです。

画像4

3. 今後の人生に影響を与える

若いうちに海外へ行くことのメリットは大きく2つあります。
一つは若いほうが感受性が豊かだということです。歳を重ねれば重ねるほど、いろんな経験を蓄積し、いろんな知識を得ていきます。そんな大人になった時と、まだ知らないことで溢れている若い学生とでは、学生の方が感受性が豊かなのではないかと思います。要は学生の方が受けるインパクトが大きいということです。できたら早いうちに大きな衝撃を受ける体験をしてほしい、そう思っています。

もう一つはその大きな衝撃を受けるのは同じ学生でも早いほうがいいといくこと。4年生よりは1年生や2年生の時の方がいいということです。先ほど述べたように海外で受けた大きな衝撃によって「やりたいこと」が増えたりします。社会人を目の前にした4年生でやりたいことが増えるよりは、まだ大学生活の時間がある1,2年生でその経験をした方がいいと思います。もしかしたら将来のビジョンにも影響を与えることもあるでしょう。

画像5

もちろん遅すぎることはありません。"never too late"という言葉もありますように、そのタイミングがいつであれ、海外でとても素晴らしい思い出や経験を得ることができるでしょう。社会人になってもやりたいことはできます。ただ、より若いうちの方がより良いだろうなと思っています。

さいごに

なぜ海外へ行くのか?簡潔に述べるとしたら、「日常を豊かにするため」だと思っています。学生や社会人に関わらず、海外旅行の大きな魅力は「非日常の体験」だからです。国内旅行など、日本にいても、普段生活している場所を離れ、普段経験しないことを体験することで「非日常の体験」は簡単に得ることができますが、日本で感じる「非日常」と海外で感じる「非日常」ではインパクトが大きく異なります。そんな「非日常」での経験が「日常」に刺激を与えるきっかけ、頑張ろうと思わせてくれるきっかけ、新しいやりたいこと、次の目標へ歩み始めるきっかけをもたらしてくれます。

大学生でいえば、大学生活をより豊かにするきっかけが「海外へ行くこと」にあったりします。大学生のうちに海外に行くことが絶対に良いわけではありませんが、良いことが多いはずです。もちろん他にもいろんな選択肢がありますが、大学生活を最大限に満喫するための一つの選択肢だと思っていただければと思います。

状況次第では次の春休みに海外へ行けるかもしれません。けれどもいろんな不安があると思いますので、気軽に気兼ねなく海外へ行けるのは来年の夏ごろでしょうか。もちろん、「海外へ行くこと」がすべてではないので、行けない今は、今できることを優先したり、他の選択肢を用いて学生生活を豊かにしていきたいですね。行けるようになった時を見据えてアルバイトを頑張って渡航費用を貯めるというのもいいと思います。

noteサムネイルのコピー (1)

大学生活は入学した瞬間からカウントダウンが始まっています。大学生は皆、「卒業」という同じ終点へと歩んでいます。あなたの残り時間はどれくらいですか?やりたいことが簡単にはできない日々かもしれませんが、立ち止まるのにも飽きてきたころじゃないでしょうか。ただ時間を消費するだけでなく、言語を学んだり、いろんな国や文化に興味を持ったり、お金を貯めたりetc,. 来る海外へ行く機会のために準備をしつつ有意義な時間を過ごしてほしいなと思っています。

画像6

まあ、長々と書きましたが、純粋に海外って楽しいですよね。楽しいことがあると頑張れますよね。そんな海外に早く行けるようになるといいなと思っています。

 「旅は学びの原点」

JST坂田

バナー

メルマガhttpsm.bmb.jpbmpftf.phpid=jst0203&task=regist


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?