介護保険 いま昔・・・

こんにちは。いまのところ、雨模様ですが・・・これからどうなるのか?

次期 介護保険計画も決まりかけているのでしょうが・・・介護保険始まる前の措置時代の話でもと思い、書き記してみます。

この業界に入ったのは、介護保険制度が始まる2年ほど前だったと記憶しています。リハ職として入職でしたが、その頃は特養入所も先着順や「自宅生活が大変です」みたいなことで入所ができていたらしく・・比較的自立度の高い方も入所していましたね・・・。あまり本格的なリハビリみたいな感じではなかったです。

入所にかかる料金も、いわゆる「応益」でなく「応能」という負担。他の介護サービスについても行政が主導となり決めていたようです(特養で働いていたため在宅サービスについてはあまり詳しくないです・・)。

僕の給料についても入職時の募集に「行政職員に準じます」みたいな一文があり、役人と同じくらいか?と漠然と考えて入職しました。今では、準じるという、もともとの基準も分からずでしたが・・。

いただいていた給与についても、ほぼ税金から出されていたのでしょうが、
調整手当なるものがついていたり、結構な金額をいただいていた記憶があります。賞与も良かったな~。

年度末には、施設予算を使い切っていないので「何か欲しいものはないか?」など事務長が聞いてきて、一昔前の役所みたいな感じでしたね・・・

そんなことなので、措置というものは破綻をして、応能から応益負担へなどの介護保険制度に移行していったのでしょうね・・・

働いている私からしては給与の部分などでは「いい時代」でしたが・・
介護保険が始まる前に「給与カット」の嵐も吹き荒れました・・・

さてさて3年おき見直しの介護保険の計画。今後は、報酬や介護保険料はどのように変わっていくのでしょうか?
良き「措置の時代」は来ないという事は確実ですが・・・。

雪・・積もらないでください。


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