森保ジャパンでは1トップとトップ下はどちらが1トップでもトップ下でも良く、むしろ、それをシステム的なオートマティズムとして成立させようとしている。

タイムリーでトレンド化している方法の1つとして、基本的な並びは「4-2-3-1」や「4-1-4-1」なのだが、守備時の最初は、つまり、ファースト・ディフェンスは、「4-4-2」で、という方法がある。要するに、「4-2-3-1」であれば、前の中央の2枚は、選手のタイプ的にはCFとトップ下の組み合わせであるし、ファースト・ディフェンス後は「4-2-3-1」あるいは「4-4-1-1」的に守るのだが、守備時の最初は、つまり、ファースト・ディフェンスの時は、横並びの2トップのような「4-4-2」でやるようにする、という事。

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