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【十大学合同セミナー】運営委員インタビュー vol.23 ソンジェウォンさん

大学の垣根を超えて学生たちが議論を交わし、100日間で国際関係論についての共同論文を執筆する学術団体、十大学合同セミナー。

そんな十大学合同セミナーを運営する学生へのインタビュー企画も今回でいよいよ最終回です。
トリを務めるのは、我らが委員長のソンさんです!

ソンさんには、どのような思いで委員長になり、どういう気持ちで運営に携わっているのか、そしてこれからの十大学合同セミナーに何を期待するのかなどなど、たくさんのことを熱く語っていただきました!
ぜひ最後まで読んでみてください!

今回お話を伺ったソンさん

ソンジェウォン(Jaewon Song)
早稲田大学社会科学部在学中。
51期十大学合同セミナーでは人権人道セクションに所属。
現在、委員長として52期の運営委員を務める。

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自己紹介をお願いします。

早稲田大学社会科学部のソンジェウォンです。
大学では平和研究ゼミナールに所属しており、現在は女性徴兵と韓国軍を巡っての議論を中心に男女平等についての論文を執筆しています。

十大学合同セミナーの委員長になった理由は?

周りからの期待が大きかったです。
前運営委員やゼミの同級生、その他の友人たちと話していくなかで、自分がどれほど周りから期待されているかを知りました。
確かに、期待は重荷だという捉え方もあると思います。けれども、その人たちの期待が勝手で無責任な期待ではなく、信頼してくれているからこその期待であると強く感じたため、その期待に少しでも応えたいと思い、委員長になることを決意しました。
実際、その人たちは今でも色々な形で自分をサポートしてくれています。

52期十大学合同セミナーの成功祈願

どんな思いで委員長を務めていますか? 

ただひたすらに十大学合同セミナーをより良くしたい、そんな思いで委員長をやっています。
十大学合同セミナーは今期で52期目を迎えます。そして、この年数だけ過去の先輩方が紡いできた十大に対する思いがあります。
52期十大学合同セミナー運営委員長として、その思いの歴史を紡ぐ責務があります。

だからこそ、ただ単に未来の後輩へバトンを渡すのではなく、それこそ史上最高の十大学合同セミナーをつくり上げ、この団体が今後10年、50年、100年と続く団体になるための礎となりたいです。

また、そんな史上最高の十大学合同セミナーを目指すうえで、十大学合同セミナーを何かの「きっかけ」を与えれられるような場にしたいです。
これは参加者だけでなく、運営委員も含めてです。
自分自身、十大学合同セミナーを通して新たな学術的興味に出会い、今後の人生を通して付き合っていくだろう友人たちを得ました。
どんな些細な「きっかけ」でも構いません。
今期の十大学合同セミナーを通して、携わるすべての人々が新しい考えや価値観、そして自分自身に出会えるような場を提供できればなと思います。
たとえそれがどんなに小さな一歩でも、それが後の大きな歩みの始まりになるからです。

51期では人権人道セクションに所属

ソンさんが委員長としてユニークだと思う点と、強みはなんですか?

委員長という役職を非常に楽しんでいる点はユニークなのかなと思います。
正直、大変なことも多いし、考えることも多くて躓きそうになることも多々あったし、これからもあると思います。
しかし、そういった逆境を乗り越えることにも大きなやりがいや楽しさを感じるし、自分の考えを実践したり組織をまとめること、関係を構築することなども含めて全てがただただ楽しいです。

そして、委員長としての強みは不易流行の精神を持っていることだと思います。
良いものは取り入れ、悪いものは切り捨てる。
簡単そうに見えて実は決断力も必要で、その上新しい変化を取り入れることやいわゆる伝統として残されてきたものを果敢に切り捨てる勇気も必要な非常に難しい精神です。
この精神を主観ではなく客観的なリスクやメリットを鑑みた上で体現できるところが組織を引っ張る立場としての強みです。

ここまで数ヶ月の運営で意識してきたことはありますか?

メリハリを意識しました。
運営委員の一人一人が委員として自覚を持ち、運営会の時間は最大限の集中を持って作業に臨むこと。
逆に、運営会終わりのご飯や飲み会、休憩時間といった運営会外の時間では他愛もない話で笑い合い、楽しむこと。
これを徹底することで効率が良く、それでいてストレスフリーな運営体制を意識してきました。

今年の十大の参加者に何を期待するか

色々な価値観に触れてほしいです。
十大学合同セミナーには様々なバックグラウンドを持つ人々が集まります。
だからこそ、参加者の人数だけの価値観が存在します。
是非、恐れずにそういった価値観に触れたり、自分の価値観を共有したりしてほしいです。

「多様な価値観」は昨今もはや決まり文句のように使われている言葉ではありますが、それを真に体現している場は少ないし、体現できているその数少ない場が十大学合同セミナーです。
是非、十大学合同セミナーを通して他者を知ろうとしてほしいし、自分を知ってもらってほしいです。

52期運営委員の森島と

十大学合同セミナーへの参加を考えている方にメッセージをお願いします!

客観的に見て、十大学合同セミナーへ参加できる確率はとても低いという事実があります。
あなたが東京にいて、大学生をしていて、十大学合同セミナーを知って、参加をすることは当たり前のことではありません。
だからこそ、どんな経緯であれ十大学合同セミナーに参加した以上は全力でこの場を楽しんでほしいし、仲間と共に過ごす一分一秒を楽しんでほしいです。
最初はもちろん不安ですし、十大学合同セミナーへの期待値も低いと思います。
ですが、きっと期待以上の経験があなたを待っています。
十大学合同セミナーが50年以上存続していることが何よりの証拠です。

十大学合同セミナーはどんな存在ですか?

「誇り」です。
参加者として十大学合同セミナーに参加したこと、やり通したことはこれから先も誇れる経験ですし、そんな団体の運営に携われていることも今後誇れる経験の一つになっていくと思います。

ソンさんお気に入りの1枚

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十大学合同セミナーでは、例年1~2月ごろにかけて参加者の募集を行っています。
詳しい活動の内容は、HPや各種SNSで随時発信しているので、ぜひご覧ください!

<十大学合同セミナー 公式HP>

<十大学合同セミナー 公式Instagramアカウント>

<十大学合同セミナー 公式X(旧Twitter)アカウント>

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